「煌びやかな肩書きそのものより、それに寄せられる信頼のほうにこそ価値がある。お前にもそれはわかるだろう。」
シルバーアッシュ(アークナイツ)とは、タワーディフェンスゲーム『アークナイツ』の登場人物である。
郷に入っては郷に従え――お前は思うままに私を使えばいい
| コードネーム | |
|---|---|
| シルバーアッシュ Silverash |
|
| 基本情報 | |
| 所属 | イェラグ カランド貿易 |
| タイプ | 前衛 |
| レアリティ | ☆☆☆☆☆☆ |
| CV | 小西克幸 |
| イラスト | 竜崎いち |
| プロファイル | |
| 性別 | 男 |
| 戦闘経験 | 四年 |
| 出身地 | イェラグ |
| 誕生日 | 2月15日 |
| 種族 | フェリーン |
| 身長 | 192cm |
| 鉱石病 感染状況 |
非感染者に認定。 |
イェラグのシルバーアッシュ家の当主。政治手腕のみならず剣技にも優れる。
権謀術数に長け、何らかの目的でロドスと協力関係を結ぶが真意は不明。「お前の采配の助言をしろと？いいだろう。ただし対価は払ってもらうぞ。」
「雪境（ヒーラ）」と呼ばれる地域の小さな宗教国家イェラグを治める名門貴族の一つシルバーアッシュ家の当主で、ロドスと業務提携を行っているカランド交易のトップでもある。
少年時代に両親が亡くなった後、一度シルバーアッシュ家が持つ財産を手放してヴィクトリアに留学し、そこで学んだ知識をもとにカランド貿易を立ち上げ（または買い取り）、イェラグ一の貿易会社へと成長させてシルバーアッシュ家を再興させた豪傑。
わずかな期間でここまでの力を付けられたのは彼の優れた能力だけでなく、イェラグ自体が閉鎖的かつ保守的な国であったという事情もあったようで、これまでイェラグでは禁止されていた現代産業に先だって手を付けて独占したことで、国内では軍事的・経済的にも優位な位置に立つことができるようになった。
日本で言えば島津斉彬に近いと言えるだろう。
今や国内の貿易を独占しているだけでなく、他国との対外窓口としても機能しているカランド貿易だが、禁を破ってまで産業改革を行ったことやこれまでの体制が崩れて国が混乱し始めていることからイェラグ国内でも敵が多く、シルバーアッシュ自身も命を狙われ、身内にも被害が及んでいる。特にプラマニクスの巫女への選定（実質敵対勢力のトップに立たされ、しかも身分上はプラマニクスの方が上）やクリフハートが鉱石病に感染した事故は彼の政敵が大きく関わっているとされる。
こんな事情に加え彼の持つ高い政治力や戦闘技術もあってか、彼の扱いについてはロドスの上層部もかなり揉めている。
特にケルシーとドーベルマンはカランド貿易との付き合いを強く反対しており、下手すればイェラグ内部のトラブルに巻き込まれたり、場合によってはシルバーアッシュが裏切ってロドスの敵になってしまうのではないかと危惧しているが、一方アーミヤはシルバーアッシュの人となりや事情を鑑みており、ドクターと彼の関係次第ではないかと慎重派の立場をとっている。
私の前ではもっと楽しそうにしてくれ……よし、その調子だ。
ここまでの説明を見ると非常に扱いが難しそうな人物に見えるが、ドクターとの関係は実は非常に良好だったりする。
というか美少女が大多数を占めるゲームでありながら、このシルバーアッシュという男性キャラがアークナイツ随一のドクターLOVE勢（所謂提督LOVE勢とほぼ同義）筆頭とまで言われる程にドクターを思いやってくれるような台詞が多い。
ドクターの事を盟友と呼び、彼がいるならロドスと不平等な条約であっても締結し、更には「お前が抱えている問題を解決できるのは、この私のほかにはいない」なんて甘い台詞を言ってくれる等至れり尽くせりで、彼の前では男ドクターも性別を忘れて好意を抱いてしまうとか。ちなみにこれの弊害かは不明だが、女性キャラのドクターLOVE勢はアーミヤが選考段階で落としているので少ないのではという風評被害に近い二次設定が作られたりしている。
ドクターは基本男性として描写されるが、彼に関する二次創作イラストではドクターが女性として描かれることも多い。
妹たちとも距離を置いている様子だが、クリフハートをロドスで治療させたり、同時に腹心ともいえるマッターホルンを派遣したりするなど、裏でいろいろと力を尽くしている。プラマニクスとは表では一切会話していないようだが、どちらもロドスに籍を置いていることから、完全に縁を切ろうとまでは考えていないと思われる。
全力でかかってこい――私を楽しませてみろ。
「『強力な敵が多数出てきて対処できずに困っている』？
ならば私に任せるといい。真銀斬で全てを解決しよう」
スキル2：雪境生存戦略
発動する度初期状態と次の状態とが切り替わる：
攻撃範囲縮小、防御力+100%、
1秒ごとにHPが最大値の6.0%回復
陣営のトップなだけあって最高クラスの能力とスキルを備える前衛オペレーター。
遠距離から間接攻撃は重装オペレーターの後ろからも攻撃できるだけではなく、ドローンのような空中の敵にも攻撃が届く。ダメージは専門職の狙撃オペレーターに比べると見劣りするが、前哨戦として削ったり、打ち漏らした場合のストッパーになる時もある（ただし優先して攻撃するわけではないのであくまでおまけ程度の役割と考えた方がいい）。
シルバーアッシュのスキルは3つあり、一つは最初から使える『強撃γ』。
数回攻撃してSPが溜まると彼の肩に乗るテンジンが嘶いて強力な一撃を放つ。発動タイミングも早めで、効果も他の同種スキルに比べ増加量が多い。
第一昇進を果たした後に解放される『雪境生存戦略』は発動で性能を切り替えるスキルとなっている。
攻撃範囲が縮小され、接近戦しかできなくなるが、防御力の上昇に加えHPが継続的に回復するようになる。ブロック数は2のままなので使える場所は少々限られるが、重装オペレーターが制限されているマップで疑似的に重装オペレーターとして活躍できるかもしれない。
同時に解放される素質『カリスマ』も優秀な性能で、味方のサポート効果もある。
第二昇進で解放される『真銀斬』は第一、第二とは一線を画した破格の高性能攻撃スキル。シルバーアッシュ=真銀斬と言っても過言ではない。
発動すると攻撃範囲が1マスずつ拡大され、広範囲に強力な攻撃を放つ。しかも発動中は間接攻撃のダメージ減衰が発生しない。空中の敵にも届く。
攻撃エフェクトが衝撃波を放っているような演出なので勘違いされやすいが、一応人数が制限されており、全体攻撃ではない。また、デメリットも大きく、防御力が1/3以下になる。
一見無視できないデメリットだが、彼の前に重装オペレーターを置けばダメージを受けるリスクを減らすことができるし、攻撃範囲も広いので安全な場所からであれば防御力低下もそこまで気にする事ではない。
というよりただでさえ強力なシルバーアッシュの攻撃を2倍以上の威力で遠距離からばら撒いてしまえば、大抵の敵は彼を攻撃する前に倒れる。特殊な例を除けば高防御、高耐久の敵を6人以上も一気に相手するようなシチュエーションも滅多にないので、基本的には一定時間範囲内に強力な全体攻撃を放つスキルと考えても問題ない。
素質『ホークビジョン』によってステルス効果を持った敵にも攻撃が命中するようになっている。
このような使い勝手の良さからドクター達から「どのような難所であっても真銀斬さえ発動すれば全て解決する」とまで言われている程。そりゃ男たちも惚れるわ…。
意図的に設定されたのかはわからないが、妹のプラマニクスと互いの長所がかみ合うようになっている。
プラマニクスはスキルで広範囲の敵に防御力低下を付与させることができ、体力が少ない敵には素質で与えるダメージが上昇するため、シルバーアッシュの真銀斬と合わせて使えば防御力の高い敵すらも一掃できてしまうのだ。
逆にシルバーアッシュも素質『ホークビジョン』でステルス効果を持った敵、特に耐久の低いプラマニクスを狙う狙撃兵を早い段階で見つけだし、彼女を守ることができる。
ゲーム上ではめったに絡む様子を見せない二人だが、性能から二人の関係を考えてみるのも面白いかもしれない。
関連イラスト
関連項目
- アークナイツ
- アークナイツのキャラクター一覧
- イェラグまたはカランド貿易所属のオペレーター
- 4
- 0pt
