マリア・マグダレーネ・ディートリヒ(Maria Magdalene Dietrich)とは、「ルミナスウィッチーズ」のメンバー、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。愛称は「マリア」。
プロフィール
League of Nations Air Force Aviation Magic Band "LUMINOUS WITCHES" MARIA MAGDALENE DIETRICH |
姓名 | マリア・マグダレーネ・ディートリヒ | ||
愛称 | マリア | 身長 | 155cm |
年齢 | 15歳 | 誕生日 | 12月27日 |
出身 | 帝政カールスラント | ||
原隊 | カールスラント空軍 第65戦闘航空団 | ||
所属 | 連盟空軍航空魔法音楽隊<ルミナスウィッチーズ> | ||
階級 | 曹長 | 担当 | ボーカル・アクロバット演目考案 |
使い魔 | フロッケ(モモンガ) |
使用機材 | ノースリベリオン AT-6 テキサン |
固有魔法 | 不明 |
モデル
モデルはアメリカで活躍したドイツ人の女優・歌手、マレーネ・ディートリヒ(本名マリー・マグダレーネ・ディートリヒ)と思われる。
ベルリン生まれのドイツ人で、ドイツでの映画デビュー後、アメリカに渡り人気を得る。ヒトラー政権成立後は合衆国市民となり、二次大戦中はヨーロッパ戦線の連合軍を慰問に巡った。ドイツ歌謡「リリー・マルレーン」を歌ったことでも知られる。1992年死去。大統領自由勲章、レジオンドヌール勲章受章。
容姿
金髪を肩まで伸ばし、きちんと切りそろえた前髪を黒いカチューシャで留めている。前髪に隠れた太めの眉の下にある、どこか眠たげな垂れ目の瞳は水色。普段着は濃灰色の軍服で、内側の灰青色の長いYシャツを裾から出している。
黒赤のステージ衣装はジャケットがノースリーブ、内側のシャツが半袖になっているタイプで、濃淡の紫色のサッシュをつける。黒青のステージ衣装はパフスリーブで、首元にはパーソナルカラーのピンク色の蝶ネクタイをつけている。
人物・能力
使い魔がモモンガであることから夜目には優れるが、ナイトウィッチではない。勤勉なカールスラントウィッチらしく空戦ウィッチとしての知識は該博で、その知識を活かし、隊内では特にアクロバット演目の考案を担っている。
一見して掴みどころのないのんびりした性格のようでいて、あくまで軍人としての志と誇りを持っており、カールスラント人らしく常に規律を重視し生真面目に立ち向かうタイプ。ただし、朝起きるのだけはどうしようもなく苦手で、自身の虚弱さも自覚しており、志の高さに自己の力が遠く及ばないままならなさにコンプレックスを抱いている。
軍人的なであります調で話すものの、テンポのゆるい喋りで堅さはなく、階級・年齢ともに隊内上位層に入ることをあまり感じさせない。実は曹長への昇進はかつてアフリカで「狐のおじさん」が迷子になっていたところを偶然助けた結果得たものでもあり、むしろコンプレックスを強めてしまっている。
交友関係
ダンス振り付けを担当するマナイア・マタワウラ・ハト(マナ)とは、同じ演技担当として組む間柄。感覚的に教えるマナに対して、こちらはきっちりと演技プランを立てるタイプ。志に実力がついていかない自身へのコンプレックスもあり、正反対にバイタリティのあるマナとは衝突したこともあるものの、マナの包容力に救われることとなった。
普段はゆるく見える言動のためか、年齢・階級ともに下のリュドミラ・アンドレエヴナ・ルスラノヴァ(ミラーシャ)から「あんた」呼ばわりされて寝癖を直してもらったりしている。しかしこれに「ミラーシャはいい軍曹なのです」と褒めるなど、不思議と目上らしい面も。
登場
2019年4月、「ワールドウィッチーズチャンネル」において、<ルミナスウィッチーズ>の未発表メンバーを毎月一人ずつ紹介する企画の最初の一人として発表された。担当声優・花江ももは7月の作品イベント「BarKAYO 渋谷二号店」で発表され、声付きの台詞は8月の始動PV第二弾が初登場。
花江ももは2020年秋から病気療養に入り、2021年1月に「卒業」となった。そのため、同年3月の「AnimeJapan 2021」でのステージイベント以降は同イベントで新たに発表となった古仲可奈が役を引き継いでいる。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ
- ゲルトルート・バルクホルン
- エーリカ・ハルトマン
- ハンナ・ユスティーナ・マルセイユ
- ハイデマリー・W・シュナウファー
- ハインリーケ・プリンツェシン・ツー・ザイン・ウィトゲンシュタイン
- ライーサ・ペットゲン
- ウルスラ・ハルトマン
- エディタ・ノイマン
- ヴァルトルート・クルピンスキー
- エディータ・ロスマン
- グンドュラ・ラル
- ハンナ・U・ルーデル
- フーベルタ・フォン・ボニン
- メッサーシャルフ社
- オティーリエ・キッテル
▶もっと見る
- 1
- 0pt