グレイス・メイトランド・スチュワード(Grace Maitland Steward)とは、「ワールドウィッチーズ」シリーズの登場人物である。愛称は「グレーシー」。
プロフィール
League of Nations Air Force Aviation Magic Band "LUMINOUS WITCHES" GRACE MAITLAND STEWARD |
姓名 | グレイス・メイトランド・スチュワード | ||
愛称 | グレーシー | 身長 | 165cm |
年齢 | 23歳 | 誕生日 | 5月20日 |
出身 | リベリオン合衆国 | ||
原隊 | リベリオン陸軍航空軍 | ||
所属 | 連盟空軍航空魔法音楽隊<ルミナスウィッチーズ> | ||
階級 | 少佐 | 職掌・担当 | 隊長・プロデューサー |
使い魔 | クォーターホース(現役時代) |
使用機材 | カーチン・ライト・コーポレーション P40B(1941年) |
固有魔法 | 不明 |
イメージモデル
アメリカの俳優にしてパイロット、ジェームズ・メイトランド・スチュアートがモデルと考えられる。
1940年のアカデミー主演男優賞を受賞(『フィラデルフィア物語』)した名優ながら、第二次世界大戦に際しては陸軍航空軍に志願し、イギリスに派遣されB-24爆撃機で活躍、大佐まで昇進する。戦後も俳優と空軍パイロットの二足の草鞋を履きこなし、B-52戦略爆撃機の操縦、ベトナム戦争への従軍などを経験して准将で退役。後に空軍少将・大統領自由勲章、アカデミー名誉賞。1997年死去。
容姿・人物・能力
肩まで下ろした鳶色の髪、同色の瞳を持つ女性。灰色の軍服にギャリソンキャップという出で立ちのエクスウィッチ。現役時代には髪は肩の上までで、カーキ色のリベリオン陸軍航空隊制服。
普段は落ち着きある雰囲気だが、実際には思い立ったら即実行な直感に従って動くタイプの趣がある。ひらめきのままに突っ走るようなところがあり些細な見落としも多いが、すでに使い魔との別れも経験したエクスウィッチとして<ルミナスウィッチーズ>メンバーをよく見守る「大人」の女性。
戦闘職としては優秀なウィッチだったが逆にデスクワークは不得手で、前線を退いてからは居場所のなさを感じつつも、幼いころに見た歌唱の影響か「歌が人を救う」というかたい信念を胸にウィッチによる音楽隊を構想。紆余曲折を経て、そこから発展した「航空魔法音楽隊」の結成に力を尽くす。
経歴
第二次ネウロイ大戦勃発後、リベリオンからの義勇軍に参加し、レンドリース機のフェリーや機種転換支援を目的に欧州ブリタニアへと派遣される。現地では前線指揮官として、1941年5月のダンケルク撤退戦(ダイナモ作戦)、続くバトル・オブ・ブリテンなどに参加した。
その後1942年頃に前線を退き、デスクワーク主体となる。以降はブリタニアで前線に出ないウィッチによる音楽隊を作り隊長としてプロデュースにあたっていたが、1944年3月、ロンドンの街角で歌うヴァージニア・ロバートソン(ジニー)の歌声を偶然聴いたことから構想を発展させ、ウィッチを集めて銃後の人々を勇気づける歌唱部隊の結成へと邁進。
音楽隊<ルミナスウィッチーズ>として結実した歌唱部隊は彼女の指導のもとワールドツアーに飛び立ち、ついには世界中の人々に歓呼される存在として大成功を収めるに至っている。
交友関係
アイラ・ペイヴィッキ・リンナマー、エレオノール・ジョヴァンナ・ガションの両名はもともとの音楽隊からの部下にあたり、両名から人柄を信頼されている様子がうかがえる。
ウィッチ以外では政界に影響力を持つフェリシア・ルイーザ・グレスリー夫人と交友があり、<ルミナスウィッチーズ>結成にあたっての支援やジニーの処遇についての助言を受けている。
登場
2020年3月の「ワールドウィッチーズチャンネル」生放送において、『ルミナスウィッチーズ』の新キャラクター、隊長・プロデューサーとして発表された。担当声優・小松未可子は2022年2月、ルミナスウィッチーズ1stライブ「On your mark」でのアニメ『ルミナスウィッチーズ』第一話先行上映で発表。
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関連項目
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