リルトット・ランパード単語

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リルトットランパード

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「お菓子の食べこぼしと血しぶきは別だろうがクソビッチが」

リルトット・ランパードとは、漫画『BLEACH』の登場人物である。

CV：悠木碧

概要

見えざる帝国（ヴァンデンライヒ）の精鋭部隊である星十字騎士団（シュテルンリッター）のメンバーで「G」の聖文字（シュリフト）の持ち主。身長は149cmで誕生日は9月16日。

女性メンバーで構成された「バンビーズ（バンビエッタ・バスターバインが勝手に命名）」の一員で、仲間からは「リル」の愛称で呼ばれている。見た目は金髪ボブヘアの小柄な少女だが、その可愛らしい容姿とは裏腹にかなりの毒舌家である。

一人称は「オレ」で口調も荒いが、怒ったキャンディス・キャットニップに感情的にならず冷静になるよう諭したり、強敵に対しては出し惜しみをせず滅却師完聖体（クインシー・フォルシュテンディッヒ）での短期決戦を仲間に提案したりと、冷静に状況を判断して的確な指示が出せる指揮官向きな性格の持ち主。そもそもバンビーズ自体が短気で暴走しがちなバンビやキャンディス、自己主張のないミニーニャ・マカロン、マイペースなジゼル・ジュエルと性格に難のあるメンバーばかりな為、彼女がバンビーズの実質的なリーダーと言って良いだろう。もうリルーズで良くね？その毒舌ぶりを活かした冷めたツッコミも持ち味。

仲間に対しては一見ぶっきらぼうな態度を取り続けているように見えるが、一方でペペ・ワキャブラーダに操られて攻撃してくるミニーニャを殺さずに戦闘不能にしたり、「聖別（アウスヴェーレン）」を食らいそうになったジジを抱えて避ける等、ツンデレな一面も持ち合わせており、変人やならず者ばかりで仲間意識の薄い星十字騎士団の中では真面な感性を持っている常識人でもある。

星十字騎士団に加入してから日が浅く、陛下であるユーハバッハへの忠誠心は他の団員達と比べて低いが、ユーハバッハから与えられた情報（ダーテン）はしっかり読んでいるようで、初対面である黒崎一護を一目で「特記戦力筆頭」と見抜いていた。

神聖弓（ハイリッヒ・ボーゲン）と神聖滅矢（ハイリッヒ・プファイル）は某ナムコの大食いキャラクターのような形状をしている。

尸魂界（ソウル・ソサエティ）への第一次侵攻には参加せず、ミニーニャ、キャンディス、ジジと共にバンビの趣味に文句を言いに現れるのが初登場。第二次侵攻ではバンビーズ全員で団体行動していたが、他のメンバーと共にバンビの元を無断で離脱し、高みの見物を決め込む。

その後、グレミィ・トゥミューとの交戦で瀕死になった更木剣八を他のバンビーズと共に急襲。十一番隊隊士達をまとめて食らい尽くし、壊滅に陥れた。剣八にトドメを刺そうとするが、今度は霊王宮から剣八の援護にやって来た一護、更には一護の援護に駆け付けた隊長格達と交戦。自身も完聖体となって朽木白哉と戦うが、その最中に手柄の独り占めを目論むペペによって操られたミニーニャに殴り飛ばされた。その後、涅マユリの私兵となった六車拳西とローズの前に敗北したペペの前に現れ、同士討ちをさせた責任を取らせるべく捕食した。味は本人曰く「クソマズ」だったらしい。

戦闘後にはジジと合流するが、ユーハバッハの聖別の標的となってしまう。ジジを庇い、自身も間一髪躱すが、これにより完聖体の力が使えなくなってしまった。この裏切りが切っ掛けでバズビーやジジと共にユーハバッハに反旗を翻し、霊王宮への門を作る為に死神達に協力する。自身は見えざる帝国が通って来た太陽の門から真世界城（ヴァールヴェルト）への侵入を果たし、ジジと共にユーハバッハと対峙するが力及ばず敗北した。

小説『Can't Fear Your Own World』では、ユーグラム・ハッシュヴァルトの側近に救われ生還していた事が判明。十二番隊に捕らわれたキャンディスとミニーニャを奪還すべくジジやバンビと共に虚圏（ウェコムンド）を襲撃し、狩猟部隊（ヤークトアルメー）の生き残りを救出しつつ戦力に取り込もうと活動していた。

聖文字【G】

The Glut ton（ザ・グラタン）。食いしんぼう。口の左側を巨大化させ相手を食い殺す能力で、何でも食べる事が出来る。能力発動時はギザ歯になり、口の形状やサイズは自在にコントロール出来る。攻撃力は高く、瓦礫を噛み砕いたり、人体を柔らかい食べ物のように軽く抉ったりスナック菓子のように食らい尽くす事も出来る。

「食いしんぼう」の能力の通り、劇中では度々お菓子やアイスキャンディーを食べていた。また、彼女の靴は「食いしんぼう」を意識させるギザ歯型の模様が入ったデザインとなっている。

小説『Can't Fear Your Own World』では体内で完全に消化するまでの間だけ、捕食した物の能力を使える事が明かされた。強力な胃酸で滅却師にとっては毒物に当たる虚も、本人曰く「その気になれば捕食出来る」との事。同じBLEACHのキャラクターとしてはアーロニーロ・アルルエリの「喰虚（グロトネリア）」に近い。原作でもユーハバッハに挑んだ際にペペの能力を所有していたが、ユーハバッハに対して使っても無意味である事と、そもそもペペの事を「あんなゲロマズ野郎の力なんか使えるか」と愚痴る程嫌っていた為に使用していない。

滅却師完聖体【神の飢え（ガガエル）】

名称はアニメ版で判明。頭上に光輪（ハイリゲンシャイン）が出現し、背中から牙のようなギザギザの翼が生える。アニメでは「聖隷（スクラヴェライ）」を発動する事によって、背中の翼が二枚から四枚に増え、両手首と両足首にトラバサミのようなブレスレットとアンクレットが追加された。

食いしんぼうの能力が更に強化され、ブレスレットから様々な捕食技を繰り出せるようになる。

原作での光輪と翼のカラーリングは、他の騎士団メンバーも含め水色で統一されているが、アニメでは黄色となっている。

スポーク

ブレスレットから衝撃波を発射する。建物を一瞬で食らう（貫通する）程の威力を誇り、スピードも修行後の一護並の機動力でないと避けられない程速い。

スパイフ

ブレスレットを蛇腹剣のように変形させて攻撃する。

ゴールデンクランチ

腕を交差する事で敵の真下に巨大なトラバサミを出現させ、敵を噛み千切る技。一護に対して使用したが脱出されてしまい、代わりにたまたま彼の近くに居たジジが巻き込まれてしまった。

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