BG9(ベー・ゲー・ノイン)とは、漫画『BLEACH』の登場人物である。名前はドイツ語読みであり、決してビー・ジー・ナインでは無い。
概要
見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の精鋭部隊である星十字騎士団(シュテルンリッター)のメンバーで「K」の聖文字(シュリフト)の持ち主。身長は190cmで誕生日は不明。
全身が西洋甲冑を思わせる装甲で覆われた機械人形。鉄仮面の隙間からモノアイが見えたり、「息など元よりありはしない」と語っている為、正体はサイボーグ或いはアンドロイドであると思われる。戦闘した相手のデータを採集しようとしたり、相手に選択肢を与えて尋問したりと機械的な言動が目立つが、一方で殺されそうになると死の恐怖に怯える等、人間らしい感情も持っている。
右腕のカトリングガンや全身から放たれるミサイル、伸縮自在の鋭い触手といったロボットらしい武器を使って戦う。また、モノアイから大爆発を伴った光線を発射する事も出来る。
尸魂界(ソウル・ソサエティ)への第一次侵攻では砕蜂と対峙し、彼女の卍解「雀蜂雷公鞭」を奪った。アニメでは卍解を奪う直前に戦闘シーンが加えられており、砕蜂が雀蜂でBG9を刺そうとするが全く効かず、二撃決殺どころか一撃目すら入れられなかった。
第二次侵攻では大前田希千代と遭遇し、砕蜂の居場所を聞き出すべく彼を攻撃するが、大前田は「知らねえよ(尚、大前田は砕蜂から何も教えてもらってないので本当に知らなかった)」と断言した為、妹の希代を串刺しにして大前田を追い詰める(アニメでは大前田が希代を触手攻撃から庇った為、希代諸共ガトリングガンで蜂の巣にしようとする)が、修行を終えた砕蜂にガトリングガンを破壊され、そのまま彼女と再戦。新たに会得した「無窮瞬閧」の猛攻を受けるが、BG9にとっては想定の範囲内であり、無効化して逆に追い詰める。しかし、浦原喜助の開発した「侵影薬」で卍解が一時的に虚化した事により卍解を奪い返されてしまい、薬の影響で地面に膝を付く程に動きが鈍り、自分の身に起きた異常に判断がつかないまま、砕蜂の雀蜂雷公鞭の一撃を至近距離で喰らい敗北。左半身を大きく破損する程の重傷を負うが、他の騎士団メンバーの滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)に共鳴して、自身も自動的に完聖体となって復活するが、ユーハバッハに一度敗北した事実を蒼都と共に咎められ、処刑を言い渡される。必死で命乞いをするが聞き入れてもらえず、執行役のユーグラム・ハッシュヴァルトによって処刑された。
聖文字【K】
名称不明だが、全体的にターミネーター染みている事からThe Killermachine(殺戮兵器)、容姿が騎士の甲冑に見える事からThe Knight(騎士)、作中での彼の台詞からThe Knowledge(知能)等が有力と見られる。
滅却師完聖体
名称・形状・能力共に不明だが、アニメでは発動時に発せられる柱の光が白色であった事から、光輪と翼のカラーリングは白色だと思われる。
余談
グリムジョー・ジャガージャックの従属官であるシャウロン・クーファンとは、「容姿や身長が同じで数字の11に関係している(BG9の聖文字であるKはアルファベットの11番目でシャウロンは破面No.11)」事から、何かしら関係があるのではないかと噂されている。更に千年血戦篇のアニメ化に於いて、BG9役としてシャウロン役と同じ田中秀幸氏がキャスティングされた事から、益々その関連性は強まる事となったが、結局二人の関係や聖文字の能力は謎のまま、アニメ千年血戦篇第19話にてBG9は退場してしまった(原作と違って命乞いはしていない)。
関連動画
関連項目
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兄弟記事
- アスキン・ナックルヴァール
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