ヴィヴィアンとは、アニメ「クロスアンジュ 天使と竜の輪舞」に登場するキャラクター。
CVは桑島法子。
概要
対ドラゴン用軍事基地アルゼナルのパラメイル第一中隊に所属する突撃兵。15歳。趣味はクイズ。
年齢以上に幼い外見を持ち、いつもニコニコしながら棒付きキャンディーを舐めている。
ハードで殺伐としたストーリーになりがちなこのアニメの癒し担当。
アンジュとの関係
ノーマに対して差別的な態度を取るアンジュに対して、初対面で「みんなアンジュと一緒のノーマ。仲良くしようね」と発言するなど、友好的な態度で接する。
その後も自らの境遇を受け入れないアンジュはヒルダ達と関係を悪化させていくが、そんな中でもペロリーナのお揃いストラップをプレゼントする等、アンジュの事を気に入っていた。
メイルライダーとしてのヴィヴィアン
パラメイルの戦闘においては隊内のエースと言う設定であり、ジャスミン・モールで1800万キャッシュの超硬クロム製ブーメランブレードを即決で現金購入するあたり、かなり稼いでいる模様。ちなみに同回におけるロザリーの給料は一週間で18万キャッシュ、アンジュは550万キャッシュだった。
18話ではマリカ達を始めとする新米メイルライダー3人に「ヴィヴィアンお姉さま」と呼ばれ憧れの対象になっており、その腕前は部隊の外にも認識されている。また、マリカのキャラクター設定が「ヴィヴィアンに憧れており、彼女のように華麗にパラメイルを操る事が夢」となっている。
パラメイルの強化に関してはノートにイラスト付きウィッシュリストを作るなど熱心。アンジュにも天空剣にそっくりなソードを薦めていた。
使用機体
搭乗するパライメイルは「レイザー」。
機動力を高めるために極限まで装甲を軽量化した試作機。出力バランスが悪いため、並のメイルライダーには扱えない非常にピーキーな機体である。
カラーリングはピンクを基調。機体左脚にキルマークらしきハートマークが5つペイントされている。ちなみにこの数は中隊長であるゾーラと並びトップ。
中盤からの展開
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
サラが搭乗する焔龍號(えんりゅうごう)の収斂時空砲によりアルゼナルが破壊され、ドラゴン化抑制剤を製造するプラントが破壊される。これにより棒付きキャンディー型の抑制剤を摂取出来なくなったヴィヴィアンは12話でドラゴンの姿に変身。言葉も通じなくなり、仲間達に危うく射殺されそうになるも、アンジュが「永遠語り」を歌い元の人間の姿に戻る。
ヴィヴィアンの正体は並行宇宙に存在する「もう一つの地球」に存在するドラゴンの一族「アウラの民」であり、幼い頃にアンジュ達の地球に母親であるラミアが遠征した際、それを追いかけて迷い込んでしまった。その際は親子共にドラゴンの姿であったが、その後どのような経緯でアルゼナルのメイルライダーになったのかは不明。ヴィヴィアン本人も自分は人間だと思っていた。
アルゼナル上層部はヴィヴィアンの正体を把握しており、尻尾と翼を切除する等の隠蔽工作を行っていた。
13話終盤でヴィルキスの空間転移能力が発動。アンジュ、タスクと共に故郷である「もう一つの地球」へ飛ばされる。そこでサラ達アウラの民と出会い、実母のラミアと再会する。ラミアは10年ぶりの再会を喜ぶも、ヴィヴィアンには母親の記憶は無く、「お母さんさん」と呼んでいた。その後ラミアと触れ合う内にヴィヴィアンにも親子という実感が湧いてきたようで、ラミアが命をかけて瓦礫からヴィヴィアンを守った事が切っ掛けで「お母さん」と呼ぶようになった。
アウラの民の医師ドクター・ゲッコーによる遺伝子調整を受けたため、以後は抑制剤無しでも人間形態を維持できるようになった。
関連動画
関連項目
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