ヴィルキスとは、クロスアンジュ 天使と竜の輪舞に登場するパラメイル(機動兵器)である。
概要
戦闘機型のフライトモードと、人型形態のアサルトモードを持つ可変機体。装甲色は白地に青、関節部は金色のカラーリングと某MSにそっくりなカラーリングである。本編3話より登場、高性能ながら扱いの難しい旧式パラメイルという位置づけで登場し、アンジュに受領される。長らく乗り手が居なかったために大半の部分が錆びついていたが、ドラゴンとの戦闘でアンジュの血、ミスルギ皇家の指輪とアンジュの聖水によって本来の姿を取り戻した。ここからアンジュとこの機体の運命は大きく動き始めたのである。
実は神の兵器と呼ばれ、サラ達の地球を滅ぼしたラグナメイルと呼ばれる機体のうちの1機。エンブリヲに抵抗する旧人類軍が奪取し、後にアレクトラ(ジル)が当初搭乗していたが、彼女の負傷と指輪の喪失によって乗り手を失い、表面上は破壊されたことにしてアルゼナルの地下に封印されていた。
武装・能力
主力の実弾ライフル。飛行形態時は機首に装備される。標準的だが、ドラゴンのバリアを弾幕で打ち消せるほどの威力がある。銃身下部にグレネードランチャーを装備しており、必要に応じて使用される。
ヴィルキスの専用武器である長剣。格闘戦の主力武器。その切れ味は鋭く、ドラゴンの鱗を易々と切り裂き貫くほど。後述の機能開放に伴い、更なる力を発揮する。
ヴィルキスをはじめとしたパラメイルに搭載された特殊武器パルマフィオキーナ。大型ドラゴンに対してはこれを撃ち込んでトドメを刺すが、ヴィルキスのものは海中に沈んだドラゴンごと海面と水柱を凍結させるほどの出力をもっており、第1中隊の全員が戦慄するほどの威力を見せた。
急に歌うよボルテッカ!11話にてアンジュの歌った永久語りによって起動した高出力兵器。両肩が開いて発射口が展開され、歌と共に発射される。また、同型の機体と撃ち合った際には互いに相殺する。16話ではこの性質を利用してサラと共に撃ち合い、アウラの民を救った。過去にサラ達の地球で放たれた際には文明を全て崩壊させた。
17話にてアサルトライフルが弾切れになった際、サラの焔龍號より受け取った。それ以降での主力武器となる。威力は強力で赤と紫のビームを発射する。ビームマグナム。
アルゼナルが神聖ミスルギ皇国軍の襲撃を受けた際、アンジュの怒りの感情と指輪の力によって発現した姿。VPS装甲により全身が赤く染まっている。この形態では空間位相エネルギーを常時取り込み、機体のパワーに変換して大出力を発揮するため、攻撃と防御に特化した形態となる。機体全体は赤いオーラ光学障壁を展開し、ミサイルの直撃すら無傷にする。また、前述のラツィーエルはハイパービームサーベルよろしく巨大なエネルギーブレードを展開している。また、フライトモードでスイカバー突撃して敵を粉砕することもできる。
エンブリヲによる攻撃からタスクを庇おうとしたアンジュの叫びと指輪の力によって発現した姿。全身が青く染まっている。この形態では加速能力が極限まで高まり、光速を超えて冥王よろしく次元跳躍すら実現する。応用すればチートライダーのように容易に拘束状態からも抜け出せる。
11話より発現した金色の形態。アンジュの永久語りによって全リミッターが解除された状態であり、ディスコード・フェイザーを発射可能になる。
- 自己修復能力
中破状態で「ディスコード・フェイザー」を使用しながら不発で墜落しかけた際、指輪の力とアンジュの罵声を浴びて興奮したことによって、一瞬で次元連結システムを発動して機体を元通りにした。
関連動画
関連静画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- クロスアンジュ 天使と竜の輪舞
- アンジュ(クロスアンジュ)
- ストライクフリーダムガンダム(カラーリングが同じ)
- デスティニーガンダム(攻撃スタイルつながり)
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