孤高の騎士 ガンスロッドとは、「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するユニット(カード)である。
スペック
ノーマルユニット
クラン:ロイヤルパラディン 種族:エルフ
グレード:3 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:なし
能力:起【V】:[CB(2)]あなたのソウルに「ブラスター・ブレード」があるなら、そのターン中、このユニットのパワー+5000/クリティカル+1。
起【手札】:[このカードを相手に見せ、山札の上に置く]あなたの山札から「ブラスター・ブレード」を1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
エルフの王族と人間の騎士との間に生まれた禁忌の子。
人を寄せ付けない空気をまとうために誤解を受けがちだが、騎士王への忠誠心は本物である。
どんな危険な戦場でも、ただ一人で切り込むその姿から、いつしか畏怖と称賛を込めて「孤高の騎士」と謳われるようになる。
概要
ロイヤルパラディンのグレード3ユニット。
アニメでは、先導アイチが購入したブースターパックに入っていた、アイチが初めて入手したグレード3のユニットである。
第5話の葛木カムイ戦、第6話のコーリン戦にてヴァンガードとして登場。
自らの強力な自己強化能力を発揮して、二人をあと一歩の所まで追い詰めるが、どちらもギャラティンさんのせいで敗北してしまう(詳しくは「沈黙の騎士 ギャラティン」の項を参照)。
その後、『騎士王 アルフレッド』をアイチが入手したこともあって、もっぱらリアガードや手札コストとして活用されている。
何気に第22話では(ヴァンガードにおいてグレード3は極力数を抑えるべきであり、投入枚数は概ね7~9枚と限られてくるにも関わらず)3枚積みであることが確認され、アイチもガンスさんを重要視してるようだ。手に入りやすいだけだろうけど。
第34話では合宿に来たアイチがチームカエサルと練習試合を行った際に久々に登場したが、惜しくもまた負けてしまった。
カウンターブラストも使用していなかったため、ソウルに『ブラスター・ブレード』が無かったのだろう。
第39話ではアイチが「君がいれば、勝てるんだ」とガンスさんを見て呟いており、続く第40話では見事ガンスさんのスキルを駆使し、ガンスさんにライドしてのファイトで初勝利をつかむ(しかし、決め手となったのは『幸運の運び手 エポナ』を引いたことであったため、一部の者からの今回の勝利は「エポナのおかげじゃん?」という声がなきにしもあらず)。
ガンスさんの扱い
上記の通り、主人公のエース(のはず)でありそれなりに強いカードではある。
だが、様々な理由でネタキャラ的位置付けがされつつある。
理由としては、
- 初めて手にしたグレード3のカードなのにライドした回数が少ない。
- このカードがライドしたファイトにおいて、アイチの勝率が0である事。
第40話において、ようやく待望の勝利を得ることができた。
やったね、ガンスさん! - 勝ちそうになっても、ギャラティンさんに止められる。フィニッシャーを分捕られた事もある。
- 『騎士王 アルフレッド』の登場後、やたらダメージゾーンに行ったり、
手札破壊効果で捨てられたり、手札コストになったりする(捨て札、無効化ガードのコストとしてアイチに選ばれる姿は切ない)。 - アイチの初手でほぼ『ブラスター・ブレード』がある、または『未来の騎士 リュー』の能力でスペリオルライドするため、サーチ効果が使用される回数が少ない(『ブラスター・ブレード』は1枚しかないので、本来は重要な役割を担うことが出来る…のだが)。
- スキルを最大限引き出すために、パワーアップ要員としてブーストできない『騎士王 アルフレッド』の後ろにコールされる。
そして『ソウルセイバー・ドラゴン』の効果を唯一受けられずに退却させられた(効果が及ぶ枚数に制限があり、
グレード3のカードはブーストできないので順当な判断ではあるが、呼び出されて1ターンで退却する姿は
視聴者の笑い涙を誘った)。 - 初勝利した第40話でのファイトにおいて、1回目のカウンターブラストを使っての攻撃は弱点である完全ガードに
よって防がれてしまう。 - 1期最終回(第65話)のアイチの最終攻撃ターンのツインドライブチェックで、クリティカルトリガーを
引き当てる前に引き当て、最後までガンスさんらしいネタを提供してくれた。
が挙げられる。また現実でも
- トライアルデッキ「聖域の光剣士」に必ず2枚入っている。
- ブースターパック「騎士王降臨」でのレアリティは二番目に高いRRであり、更にSPカードというバージョン違いまである(ただし光り方が変わっただけ)。いわゆるハズレア。
- 素のパワーが9000であり、パワー10000のユニットに攻撃してもヒットしない。
- 自己強化はこのカードがヴァンガードであることが前提であるため、リアガードにコールするとギャラティンさんの下位互換。
- 自己強化効果を使っても、はいはいイゾルデイゾルデ、はいはいしょこらしょこら、はいはいバリィバリィ等、完全ガードユニットで防がれる確率が高い。
…と、ややクセのあるカードとされる。
それでも『ブラスター・ブレード』のサーチ効果の使いやすさや、効果発動時の自己強化による攻撃などのマr…ロマンに憧れて投入する者も多く、弱いわけではないということを追記しておく。そこ、魔法カードとか言うな。
使いこなすには
ガンスさんの最大の特徴は何と言ってもクリティカルも増やす自己強化。
よってそれを活かして相手に大ダメージを与える一撃必殺型デッキが望ましい。
確実ではないが、『一般人未来の騎士 リュー』のCBによって『ブラスター・ブレード』へスペリオルライド、
もしくは『ドリーム・ペインター』の効果で『ブラスター・ブレード』をソウルに送る。そしてギリギリまでダメージを受け続ける。
そのあとはCBを2回使うことによってパワー+10000とクリティカル+2を得たガンスさんでヴァンガードへ攻撃。
また、ガンスさんのパワーは19000となるので、この時のブーストはパワー7000以上が望ましい。
合計で26000となり、11000ユニット相手にも多くのシールド要求が可能だからである。
デッキにはクリティカルトリガーを多めに。もしクリティカルが2枚出れば5ダメージとなり、ヒットすればほぼ勝ち確定。
また、CBが発動し辛くなるので、ヒールトリガーはやや少なめにしてもいいかもしれない。
なお、前述の通り完全ガードユニットなどで攻撃そのものが無効化されると、目も当てられないことになるので注意。
逆にいえば、ガンスさんの対策をするにはそれらが一番確実。
余談だが、自身のCBに加え、『まぁるがる』や『静かなる賢者 シャロン』等の効果を複数使い、『若年のペガサスナイト』のブーストによって、理論上パワーは100000を越えるらしい。だからどうしtうわなにをするやめろ
孤高の解放者 ガンスロッド
読み:ココウノリベレイターガンスロッド
ノーマルユニット
クラン:ゴールドパラディン 種族:エルフ
グレード:3 パワー:11000 クリティカル:1 シールド:なし
能力:自【LB4】(あなたのダメージが4枚以上で有効):《ゴールドパラディン》がこのユニットにライドした時、あなたのヴァンガードを1枚選び、そのターン中、パワー+10000し、あなたの《ゴールドパラディン》のリアガードを3枚まで選び、そのターン中、パワー+5000。
自【V】:このユニットがヴァンガードにアタックした時、そのバトル中、このユニットのパワー+2000。
永【V/R】:盟主(共通するクランがないあなたのユニットがいるとアタックできない)
エルフの王族の血を引く誇り高き騎士にして、幾つもの戦場を愛馬と共に駆け抜けた歴戦の勇士。 その忠義は騎士王の懐刀である「ブラスター・ブレード」にも引けを取らない。 “ゴールドパラディン”が神聖国家第二の正規軍となり、騎士王がその地盤を固めるべく歴戦の騎士達に助力を求めた時、誰よりも早く駆けつけたのは彼であった。 英雄の復活による士気の回復、待っていたのは新たなる称号と仲間達。 孤高の騎士はいつしか孤独では無くなっていた。 だからこそ、王は彼に孤独から解放されし者、「孤高の解放者」の名を与えたのかもしれない。
ロイヤルパラディン時代はリアル、アニメともに散々な扱いだったガンスさんだが、ついに報われる時が。
トライアルデッキ第8弾「聖域の解放者(せいいきのリベレイター)」にグレード3のゴールドパラディンとして収録されたのである。元々のパワーは2000も上昇、防御力も手に入れた。
新たな能力はダメージが4枚以上の時、ゴールドパラディンにライドされることで発動するその名も「ブレイクライド」。その効果は自分のゴールドパラディンのリアガードの3体を+5000するという『ソウルセイバー・ドラゴン』のパクリ強力なもの。同時にブレイクライド共通の効果でヴァンガ―ドのパワーも+10000されるため、1ターン限りだが凄まじい圧力で相手を攻撃できる。
もう一つ、ヴァンガードにアタックする時パワー+2000する能力を持つ。『美技の騎士 ガレス』のブーストでパワニマンセンパワー21000に達する。非常に安定した攻撃力を発揮するので、ブレイクライドするためのグレード3のユニットが来るまでしっかり戦うことができるだろう。
以上のように優秀な能力を備え、『小さな解放者 マロン』『王道の解放者 ファロン』といったユニットをサポートできる「解放者」の名を持つユニットとなっただけでなく、トライアルデッキでは看板ポジションを『ブラスター・ブレード 解放者』に奪われるという新たなネタを提供したり、アニメでもアイチのユニットとしてリンクジョーカー編第4話(通算では第108話)から初登場し、アイチのファイトのほとんどで活躍を果たしている。
不遇ポジションから「解放」され、強力カードとして活躍するガンスさんの今後にご期待ください!
関連動画
ある意味ガンスさん最大の活躍回
何すかそのレアカード!?
関連項目
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