沈黙の騎士 ギャラティンとは、「カードファイト!! ヴァンガード」に登場するユニット(カード)である。
スペック
ノーマルユニット
クラン:ロイヤルパラディン 種族:ヒューマン
グレード:2 パワー:10000 クリティカル:1 シールド:5000
能力:なし
人々を導く力を持つ聖なる騎士。
魂の輝きに目を焼かれないよう、常に目を隠している。
目視できない剣の冴えは、その存在に気付かれることなく、目の前の邪悪を葬り去る。
概要
ロイヤルパラディンのグレード2ユニット。
能力を持たない代わりに、10000という高いパワーを持つ。このパワーはブーストを受けなくても、大抵のユニットに攻撃をヒットさせることができる数値である。
その上、フィールドに出た後でも防衛に参加できるグレード2特有のスキル「インターセプト」もあるため、攻守両面で使えるユニットである。
このユニットに限らず、他クランでもバニラ(能力を持たないユニットのこと。非公式用語)ユニットは優秀なため、
当初の採用率は高かった。
ギャラティンさんの強さ
沈黙の騎士ギャラティン(真の強者は口で語らない)
グレード:2(いざという時に頼りになるインターセプト持ち!)
パワー:10000(幻のG3カード、スタードライブドラゴンに並ぶパワー!)
クリティカル:1(その高パワーから安定してダメージを与えられる!)
シールド :5000(ガーディアンとして優秀なイゾルデよりも高い!)
クラン:ロイヤルパラディン(主人公が使っている勢力!)
種族:ヒューマン(なんとこれだけの強さを持ちながらただの人間!)
効果:なし(初心者にも分かりやすいバニラユニット!)
ちなみに、双闘やGユニットの登場した今では、グレード2でライドを止めながら機が熟すまで戦う「G2止め」戦法が一般化している。
そのタイミングでこのカードにライドしている場合、下手なグレード3並ぶパワー10000が長所に働く。ブーストなしではパワー9000のリアガードは攻撃をヒットさせることも叶わなくなるためである。
上記の強さも、グレードとパワーにおいては実際ネタ抜きで優秀な性能である。
ロイヤルパラディンでは同型再販の行われた結果、全く同じ能力を持つ別名ユニットが登場し、そのカード達がライバルとなるが、正直そこまで来たら趣味の範囲であり、そういう意味ではメディアミックスにおける印象的な活躍で一歩ぬきんでた存在といえるだろう。別名ユニットが多いのを逆用し、グレード2をパワー10000で固める手段もありといえばありである。
アニメでは、メインヒロイン主人公・先導アイチの使用する、「ロイヤルパラディン」デッキの特攻隊長。
第1話から登場し、『ブラスター・ブレード』と共にアタッカーとしてよく使用される。…が、それ以上にネタや噛ませ犬的なシーンが多く、活躍したシーンはさほど多くない。
それとは裏腹に攻撃成功率は高く、地味ながらも確実に勝利に貢献している。
その功績からか、視聴者からは「ギャラティンさんチーッス!」「ギャラティンさんオッスオッス」「キャーギャラティンサーン!」等のコメントが大量に寄せられ、高い人気を誇っている。
更に、各地で行われたヴァンガード初心者講習会では、ギャラティンさんが引かれる度に歓声が上がったらしく、ファン(ギャラティニスト)の多さがうかがえる。
「沈黙の騎士」などという二つ名を持ちながら、よく叫ぶ。うおおおおおおおおおおおおおお!!(沈黙)
しかも漫画版では「ノープロブレム…」と喋る。
そして何故か目隠し。目隠しよりは猿ぐつわのほうが適切である気も。
1期も終盤に差し掛かった頃、双子の兄の存在が示唆されるようになった。→『静寂の忍鬼 シジママル』
第3期「リンクジョーカー編」からは、ゴールドパラディンの精鋭“解放者(リベレイター)”として登場する。
→『沈黙の解放者 ギャラティン』
他にも、第4期「レギオンメイト編」のムービーパック「ネオンメサイア」においてこのユニットを模倣した存在『沈黙の星輝兵 ディラトン』が登場している。
このように、シリーズ通して「ブラスター・ブレードの頼れる仲間」として印象に強いのがギャラティンさんである。
以下は、ギャラティンさんの第9話までのネタ活躍である。
それ以降は編集がめんどいネタバレ成分を含みそうなので、自分の目でギャラティンさんの活躍を拝見してほしい。
これを読んでギャラティンさんのファンになった人は、ヴァンガードのトライアルデッキ「聖域の光剣士」を買おうぜ!
ちなみに、ケロケロエース版とはイラストが違うぞ!
第1話「運命の先導者(ヴァンガード)!!」 にて
グレード1の『小さな賢者 マロン』からライド。ヴァンガードとして初登場する。
相手プレイヤーにダメージを与えて活躍するが、返しの櫂のターンで一気に3ダメージを与えられてしまう。
最終的に『ブラスター・ブレード』へとライドされ、ヴァンガードとしての戦績は散々なものであった。雑兵すぎっぞ!
ちなみにこのカードがダメージを与えた際にアイチがドライブチェックで引いたのも、このギャラティンであった。
第2話「勝利へのライド」にて
『ブラスター・ブレード』のライド後、すぐにリアガードとしてコールされる。さすがはギャラティンさん!
その直後の『ブラスター・ブレード』の攻撃でのドライブチェックでも引かれている。さすがはギャラティ(ry
更に見事に櫂のヴァンガードにダメージを与え、あと一ダメージの所まで追い詰める。さs(ry
しかし、次の櫂のターンに手札のギャラティンさんは『ワイバーンストライク ジャラン』の支援を受けた
『ドラゴンダンサー モニカ』に攻撃された『ブラスター・ブレード』をかばって蹴られた。うらやましい。
そしてフィールドに出ていた方のギャラティンさんは、櫂のエースである『ドラゴニック・オーバーロード』の攻撃を受けてあえなくやられてしまった。
第3話「ようこそ! カードキャピタルへ」にて
この時、初めて二体同時にフィールドにコールされた。1Pカラー(赤)と2Pカラー(黄色)が存在する。
相手が手札事故を起こしていたことも幸いし、森川のヴァンガード『鎧の化身 バー』に対して綺麗に攻撃を決め、
退却させられることなく活躍した。
フィニッシャーは『ブラスター・ブレード』だが、かなりの活躍を見せた回である。
ここまでの活躍にも関わらず、ファイト終了後には先導エミから完全にスルーされた。
第4話「猛攻!ツインドライブ」 にて
いつものようにミサキのヴァンガードである『メイデン・オブ・ライブラ』にダメージを与えようとしたらガードされた。
何気に攻撃が通らなかったのは初めてだったりする。
そしていつものように『ブラスター・ブレード』のドライブチェックで引かれた。よほど縁があるようである。
その後、『ふろうがる』の退却から2Pカラーがコールされ、Wギャラティンで相手のヴァンガードに攻撃する。
1Pは攻撃に成功するが、2Pは『バトルシスター しょこら』の効果で攻撃を無効にされてしまった。攻撃を無効にされてしまった(大事なことなので二回言いました)。
ちなみに2Pギャラティンさんは、おそらくしょこらが転んだ際にパン(自主規制)
第5話「旋風! 小学生ファイター カムイ」にて
いつも通り『ブラスター・ブレード』と同時に登場。どんだけあんたら仲がいいんだ。
1Pカラーはヴァンガードへの攻撃を成功させる。相変わらずの仕事の成功率である。
そして、アイチの待望のグレード3ユニット『孤高の騎士 ガンスロッド』にライドしたターン、自身の攻撃によって相手にガーディアンを1枚消費させ、ガンスさんの攻撃を通した。
アイチが「ここでエポナを引いてくれば勝てる!」という勝利フラグの際に2Pカラーがめくれ、見事に足を引っ張った。つまり2Pが1Pの仕事を無駄にした。2P「てめーばっかり活躍してんじゃねーよ」
その後1Pは『キング・オブ・ソード』の攻撃をインターセプトし、2Pは『アシュラ・カイザー』の攻撃を手札から防御した。
しかし、アイチは『アシュラ・カイザー』の効果で『ジェノサイド・ジャック』を攻撃可能にされ、敗北した。
敗因:2Pのタイミングの悪さ。
第6話「謎のカードショップ」にて
アニメ初のソリッドビジョンモーションフィギュアシステム戦。
もはやテンプレと化した『ブラスター・ブレード』との同時登場。相手のヴァンガードへの攻撃を行う。
だがこの回のファイトではギャラティンさんの全ての攻撃は相手にガードされてしまう。
ギャラティンさん最近だらしねぇな。ギャラティン「ぽかーん(゚Д゚)」
まあヴァンガードの攻撃を通したと思えば…そう、ギャラティンさんはガーディアンをコールさせることで
相手の手札を減らし、着実にアイチの勝利を手繰り寄せていたのである。
その働き、まさに燻し銀。リアガードの鏡である。シブいぞ、ギャラティンさん。
ここまでなら地味ながらも騎士王から勲章の一つも貰えたであろう。
しかし僕らのギャラティンさんはその程度の活躍では満足せず、視聴者の予想と子供たちの期待を大きく裏切ることで惑星クレイとお茶の間を震撼させた。
ターンは進んで『孤高の騎士 ガンスロッド』にライドし、ドライブチェックを行ったときその時はやって来たのだ。
アイチ「このツインドライブでエポナを引けば勝てる…!ツインドライブ2枚目!」
余談ではあるが、一部の熱狂的なギャラティニストは、劇中のギャラティンさんの扱い以上に6話のギャラティンさんの作画が酷かったことに対して怒り心頭に発していたようである。仕方ないね。
第7話「戦慄のソウルブラスト」にて
やっと休暇が貰えた。よかったね、ギャラティンさん!
しかし休暇をもらっても休むことをよしとせず、次回予告にて元気なそのお姿と「次回ですごい活躍するから見ろよ!」 というアピールをすることで、ヴァンガードの普及に貢献した。さすがです、ギャラティンさん!
だがしかし次回のサブタイトルの都合上『騎士王 アルフレッド』が活躍するのは決まっている。
第8話「騎士王、出陣!」にて
『ブラスター・ブレード』にライド後、『小さな賢者 マロン』と共にコールされる。
今回は久しぶりにガードされずに、相手のヴァンガード『ファントム・ブラック』に攻撃を成功させる。
だが次のターン、『カルマ・クイーン』のスキルにより、蜘蛛の糸によって雁字搦めにされるという誰得なプレイを受ける。
そしてその次のターンに『ヘル・スパイダー』のスキルによって同様のプレイを受けてしまい、その後に『ういんがる』のコールのために退却させられた。
この様に今回はほとんど活躍しなかったギャラティンさんであるが、逆に考えてみてほしい。
一回目はともかく、二回目に効果を受けた際は、リアガードにはギャラティンさんよりもグレードの高い『孤高の騎士 ガンスロッド』がいたはずである。にも拘らず岸田はギャラティンさんの動きを止めた。
つまり、相手はグレード3よりもギャラティンさんの動きを止めることを優先したのである。
実際ギャラティンさんはガンスロッドよりパワーが高いが、ギャラティンさんはインターセプトで能動的に消費できることを考えると悩ましいところではあった。
グレード3がいてもあえて相手にこちらを止めさせるほど相手はギャラティンさんを警戒していたのである。
さすがです、ギャラティンさん。
第9話「ショップ大会開幕」にて
先導アイチVS井崎ユウタ(コレデンチデウゴクノカァ!?)戦に登場。
緊張していたため、ファイト開始時に手札交換を忘れてグレード2がないという状況に陥ったアイチ。
3ターン目になり、ここでグレード2を引かないと勝負にならない。
その中でアイチがドローしたのがこのカードである。ギャラティン「俺の出番だな!」
トリガーチェックで出てきてアイチをがっかりさせることが多い中、今回ばかりは空気を読んでくれたようだ。
まず最初の攻撃は、トリガーの効果により敵のガードを破って攻撃を通すことに成功。
そして『騎士王 アルフレッド』にライドした後、 2体目のギャラティンがコールされ、二回の攻撃を行う。
その攻撃は二回ともガードされ、ダメージこそ通らなかったものの、ガーディアンを消耗させることで地味ながら勝利に貢献した。
色物キャラが定着しつつある中で、めずらしく普通に活躍した回だと言える。
第43話「黒い先導者」にて
消えろ!ギャラティン!!
劇場版「ネオンメサイア」にて
序盤のカードキャピタルにおけるアイチと櫂のファイトにおいて登場。
そもそもアイチがロイヤルパラディンを手にするのも久々であり、登場するユニットも含め1期の頃の楽しいファイトを想起させるものとなっている。
なお、厳密なファイト描写があるわけではないが、最終的に攻撃がガードされた際マグマを背景に突き落とされてしまっている。安定の扱いに1期を知る視聴者が沸いた。
関連動画
グッズ化も前向きに検討されているらしい…?(16:48ごろ)
関連静画
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関連項目
- カードファイト!! ヴァンガード
- 先導アイチ
- ギャラチラ
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
- 騎士王 アルフレッド
- 孤高の騎士 ガンスロッド
- ブラスター・ブレード
- 小さな賢者 マロン
- ういんがる
- 静寂の忍鬼 シジママル(双子の兄)
- 沈黙の解放者 ギャラティン(解放者として生まれ変わった姿)
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