現代入りシリーズ(げんだいいりしりーず)とは、東方projectの二次創作関連の登録タグのひとつである。他にも、「現代入り」という短いヴァージョンのタグもある。両者の違いについては概要を参照されたし。
概要
現代入りシリーズとは、幻想入りシリーズとは逆の発想で創作される動画の総称である。幻想入りシリーズでは、こちら側の人間が幻想郷へ行くという形式を採る。これに対して、当シリーズでは、幻想郷側のキャラクターが現代にくるという形式を採る。ただし、単に東方キャラが現実世界にやってくるだけでは、現代入り扱いされない場合もある。特に、厳格な定義があるわけではない。
例えば、「東方ものがたり~アリス・マーガトロイドの場合~」は、アリスが現代世界に滞在するシリーズものであるにも関わらず、「東方手書き劇場」という扱いであり、「現代入りシリーズ」ではないとされている。これは、東方手書き漫画としての印象が強いことと、幻想入りのように軸となるオリジナルキャラがいないかいからだと考えられる。現代入りシリーズタグは幻想入りシリーズタグの延長線のように扱う作者も多いことも、その理由だと考えられる。ただし、仮に作者が、「現代入り」という単語をタイトルにつけていたならば、「現代入りシリーズ」として扱われていた可能性が高い。それだけ定義やルールが浸透していないからである。
また、シリーズものではない作品で、東方キャラが現代世界にやってくるストーリーの作品については、単に「現代入り」というタグをつける(シリーズじゃないから)。ただし、これらのルールは必ずしも守られているわけではないの注意されたし。両方のタグが付けられている動画も多く見られる。
なお、このシリーズで起きる可能性のある問題・懸念などについては、シリーズの性質上、幻想入りシリーズの記事の今後考えていくべき課題の内容と被る可能性がある。詳しくは該当記事を参照されたい。
特に東方タグに関しては幻想入り・現代入りともに議論が分かれている。投稿者・視聴者ともに自分の意見を他の投稿者や視聴者に押し付けないように気をつけよう。
そして最後に、幻想入りでも言えることですが、現代入りの動画は
「主人公が妬ましい!!」
ということが多いです。
歴史
ニコニコ動画における現代入りシリーズの歴史は、2008年2月23日に投稿された「東方現代記01前編」まで遡ることが出来る。その後、「向こうから現代入り【東方無銘録】」がランキング上位に入るなどして、現代入りというジャンルがにわかに注目を浴び始める。その後、「【東方】詠夕鈴」が現代入り作品としては初めて完結する。
関連動画
代表的な作品
「現代入り」扱いされない作品の例
東方キャラが我々が現代世界に来ているシリーズものの作品ではあるが、作品のタイトルに「現代入り」などの表記がないことから、東方手書き劇場という扱いになる。
「現代入りシリーズ」のタグをつけない例
幻想入りシリーズ等のシリーズ物の東方手書き作品の中で、部分的に現代世界にやってくるストーリーがある場合。「現代入りシリーズ」ではなく、「現代入り」というタグが付けられる。
コミュニティ
関連項目
動画のタグ
ニコニコ大百科に記事がある作品
外部リンク
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