祠堂圭とは、「がっこうぐらし!」の登場人物である。
アニメでは木村珠莉がCVを担当。実写映画では朝日花奈が演じた。
概要
私立巡ヶ丘学院高等学校の2年生。
ゆき(丈槍由紀)たちの後輩で、みーくん(直樹美紀)の親友。
(みーくんを除き、由紀や学園生活部の面々との主だった面識はない)
みーくんとはお互いに「圭」「美紀」と呼び合う仲。ワインレッドの瞳で茶色の肩にかかるくらいの髪をハーフアップにしている。みーくん同様、学校の服装規則を守っており、パンデミック後でもみーくんと同じくサスペンダーを着用している。
冷静で控えめなみーくんとは対照的に、おしゃべり好きで快活な明るい性格。アニメ版では音楽が好きで、ポータブルCDプレイヤーを常に持ち歩いているという設定描写が追加されている。
親友のみーくんとショッピングモール「リバーシティ・トロン」で買い物を楽しんでいた際にパンデミックに遭遇し、そのままショッピングモールに立て籠もる事になってしまう。原作ではモール内で少数の生存者グループと合流。グループの壊滅後にみーくんと共にモール最上階の休憩・物置室に籠城していたが、後に精神が限界に達し、みーくんと決別。ひとり部屋を出ていってしまい、そのまま行方知らずとなる。
アニメ版では原作とは違いモールの生存者グループは居ないが、ふたりでモールへ立ち寄る様子、太郎丸との出会い、パンデミック後に2人と1匹で寝食を共にするする様子や、部屋を出ていく際に愛用のCDプレイヤーをみーくんに託す、などが多くのシーンが追加されている。(原作では太郎丸との面識はない)
「部屋に閉じこもって、生きていればそれでいいの?」
原作5巻/アニメ最終話で、学園生活部4人が巡ヶ丘高校を「卒業」し、聖イシドロス大学へ車で向かう際、髪型が彼女と思しきゾンビと校門付近で入れ違いになる。
原作6巻末資料の無線の電波受信記録にて、巡ヶ丘駅駅長室の通信設備を利用して救難信号を送っており、噛まれてはいないが足を負傷しうまく動けないこと、水が少なく長くは居られない事、ショッピングモール最上階に避難している子(みーくん)の存在も伝えていたが、翌日以降に通信はなかった。
巡ヶ丘高等へ戻った学園生活部の面々、会話もできないほど衰弱した胡桃を救うため行動するみーくんの前に「かれら」として立ちふさがる。めぐねえと対峙した胡桃の時以上に、罪悪感と後悔の涙で身動きの取れないみーくんの首筋に噛みつくも、直後に彼女らを追って先回りしていた兵士にライフルで頭部を撃ち抜かれ「完全に」死亡した。
スマホ向けRPGゲーム「きららファンタジア」にて
2020年6月24日(水)に風属性、まほうつかいとして同キャラが実装された。
CDプレーヤー
- 彼女がアニメ作中で使用していたCDプレーヤーにはモデルがある。
CASIO 防水ポータブルCDプレーヤー AJ-5」(ステレオスピーカー内蔵タイプ)(Amazon.com)
「TVアニメ『がっこうぐらし!』で、祠堂圭が使っていたCDプレーヤー」(watchmono.com)- ・2004年発売
・単4形アルカリ乾電池4本で約14時間CD連続再生
・本体で充電可能な単4形充電池4本付属
・振動による音飛びを防ぐデジタルショックガード機能(約45秒)
・ステレオインナーフォン&液晶リモコン付属
・メーカー型番 : AJ-5
・本体重量:600g
・梱包サイズ:23.8 x 18.2 x 7.7 cm - 実物はFMラジオ機能はついていない。
- 防水ではないが、防沫機能(SplashPloof)がついている。
- 作中ではメーカー名に「Parasol」と書いてあるが、PanasonicではなくCASIO社製。
- 「Parasol」の真偽は不明だが、同じくゾンビが登場する作品で、
傘の名を冠し、傘のマークが特徴的な巨大製薬企業のオマージュと捉えるのが自然だろうか。
- ・2004年発売
(ネタバレ3):
アニメからの逆輸入(?)で、「がっこうぐらし!~おたより~」にてパンデミック前に彼女が使用している様子が描かれており、みーくんと決別して出て行った後は巡ヶ丘駅にて陽動として使用されていた様子。その後、大学組のトーコ達によってプレーヤーが発見され、みーくんへ手渡され…その後は漫画版をお楽しみください。
CDの音楽
- 作中で流れるCDの音楽は「We took each other's hand」。
- 直訳すると「お互いの手を取り合う」。
- 作詞・作曲・編曲 - 中塚武 / 歌 - 澤田かおり
- 第4話のエンディングや、第11話の挿入歌(陽動シーン)として流された。
- 冒頭の歌詞が「練乳を奪いなさい」という空耳でネタにされていた。
関連動画
関連静画
関連リンク
- 追加をお願いします
関連項目
- 1
- 0pt