「私も連れてってくれないかな…インターハイ」
赤土晴絵(あかどはるえ)とは『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』に登場するキャラクターである。
アニメ版の担当声優は進藤尚美。
概要
阿知賀女子学院高等部出身。『咲-Saki-』本編より10年前、奈良県内で無敵を誇っていた晩成高校を破った当時のエースで、 人呼んで阿知賀のレジェンド。一年生ながらにして部長も務め、大車輪の活躍で全国大会でも快進撃を続けたが、 準決勝で後のプロ最年少八冠王者にしてグランドマスターの称号を得る小鍛治健夜相手に大量失点しチームも敗退。 その際の記憶がトラウマになり、競技麻雀から離れる。
大学時代は母校でこども麻雀教室を開いており、高鴨穏乃・新子憧・松実玄・原村和らは、その際の教え子である。のちに熊倉トシからのスカウトで福岡の実業団に入社。 実業団リーグでも活躍していたが、親会社の経営不振により程なくしてチームは解散してしまう。戻ってきた故郷で、かつての教え子たちが麻雀同好会を発足させたことを知り監督に就任した。
- 指導者として
欠点の多い能力の自チームエースを放置、強豪校主力の情報を知らないなど 二回戦までは恩師熊倉トシと比較しても戦略面では全くと言っていいほど役に立っていなかった。 しかし自身のぶつかった壁でもある準決勝では一転、試合後の玄のケアや 白糸台のチームメイトでさえ把握していなかった弘世菫の重大な癖を ビデオ映像越しに見破るという離れ業を披露するなど、非常にアクティブに動いている。 牌譜分析の他に視覚から得られる情報を重視するタイプかもしれない。 また一方で憧をはじめとして阿知賀メンバーの急激な成長の要因となっているらしく 育成面では非常に高いコーチングを発揮しているようだ。 - 選手として
実業団解散後もプロから何度も誘いが来るなど麻雀の実力自体は高く評価されているが、 かつての記憶が原因で肝心な場面で手が縮こまるなど、精神面にひ弱さが見られる。 このトラウマを克服し彼女が前に踏み出すことが、阿知賀編のテーマの一つとなっている。 因みにそのトラウマを刻み込んだ張本人である小鍛治健夜現プロから高校時代唯一 跳満以上の和了りを取った選手でもあり、小鍛治プロにとっても印象深い相手であった模様。
なお高校時代の活動は1年の夏までの実質数カ月でしか無かったにも関わらず
多くの人に強烈な印象を残したらしく、
・「学校関係者に未だに人気が高い」*友人の新子望談
・敗れた晩成高校でも、新入生が夜間に一目見ただけで誰か分かってしまうくらいに顔と名前が浸透している
・ネクタイをあげた幼稚園児の女の子は洗わずに机の引き出しにずっと大切に保管していた。
10年近くたった今でも、地元での人気,知名度は抜群である。 レジェンドさん、マジレジェンド!
全盛期のレジェンド伝説
- レジェンドにとっての県大会30年連続(当時)優勝校はニワカ
- インハイ準決勝で敗れるも、のちのプロ日本最強の経歴に高校3年間で唯一の傷を残す
- 試合後、ネクタイを幼稚園児の女の子にあげるファンサービス
- その女の子は感激のあまり高校生になってもずっと家宝にしていた
- インカレには参加せず、母校で教室を開くボランティア精神
- その教え子の一人はのちのインターミドル個人戦覇者
- 実業団でエースでも納得いかなければプロに行かないで母校に帰ってきてた
- ドラを支配されていても勝つのは当たり前、ドラ&赤い牌の被支配下で常勝も
- ボーリングの球を楽々ホームランにしてた
- 監督になるだけで相手校部員が驚愕した、王者発作を起こすエース選手も
- 地方校3軍レベルの選手を、僅か数ヶ月の特訓で全国ランク2位校の前エースとも戦えるレベルに
- あまりにオカルトすぎるから再三のプロ勧誘
- レジェンドの登場シーンのときだけ動画サイトのコメント率が上がる
- グッと腕組みポーズをしただけで監督するチームが準決勝に進出した
- レジェンドは、決勝で勝つ方法を物欲しそうに眺める少女にアドバイスしてあげたことがある
- ルールと簡単な心がけを教わっただけで奈良代表に飛んでいく
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
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