道の駅かわうその里すさきとは、高知県須崎市にある道の駅である。
概要
高知市から西に延びる主要道路の国道56号沿い、国道197号との分岐点にある。
また、高知自動車道の無料区間にある須崎西IC付近にもあり、そちらからも利用できる。下りの場合は入る際に道の駅専用のランプを使用し出るときは須崎西IC、上りの場合は入るときに須崎西IC、出るときには須崎中央ICを使う（須崎西IC・須崎中央ICが片方向のみの出入口であるため）。
須崎市を流れる新荘川のすぐそばにある。「かわうその里」の由来は、新荘川で最後にニホンカワウソが目撃されたことから。建物の2Fにはニホンカワウソ関連の新聞記事や写真、絵画などが展示されている。
1Fが土産物店、2Fがレストランになっている。1Fは、大まかに分けると正面入って左～中央が土産物、左手前に地元の野菜、右側が地元の酒や水産物を取り扱う店となっている。レジが店ごとに分かれているので、清算の際は番号を見て指定されたレジに向かう必要がある。その代わり、取り揃えは他の道の駅と比べても豊富。
2Fのレストラン「とれた亭」では生姜焼き・エビフライ・唐揚げなどの定番の定食メニューのほか、カツオのたたきや鍋焼きラーメン、うつぼ丼などのご当地料理を食べることができる（下の写真は鍋焼きラーメンとミニウツボ丼のセット）。なお、1Fでも一部の店ではカツオのたたきなどの食事を提供している。
2010年代から特にニホンカワウソと鍋焼きラーメンをモチーフとしたキャラクター「しんじょう君」に力を入れており、看板や公式サイトでも姿を見ることができる。向かいの「ローソン 須崎かわうその里店」にもしんじょう君のバルーン人形が屋根の上に掲げられているほどで、道の駅では多くのしんじょう君グッズが置かれている。
公共交通機関でアクセスする場合、JR土讃線の土佐新荘駅から徒歩8分ほど。駅にはかわいらしくしんじょう君と、JR四国のキャラクター「すまいるえきちゃん・れっちゃくん」の絵が描かれている。ちなみに特急停車駅の須崎駅からは約徒歩30分。
等身大ナナチ
1Fの店で、藁焼きのカツオのたたきの体験・実食などで知られる「多田水産」の一角に、等身大ナナチのフィギュアが入ったケースが置かれている。
ナナチは漫画『メイドインアビス』のキャラクターで、特にカワウソやカツオをモチーフにしたというわけでもないが、店主の方が等身大ナナチを購入するか一週間悩んだ挙句、「今日中に1万いいね来たら買う！！
」とSNSに投稿したところ、作者のつくしあきひと氏に引用されてしまい、「1万は行ってないけど買うしかない」となってしまい2022年8月に購入したもののようだ。店内展示も購入時から決めていたようで、2024年3月からかつおふりかけなどの商品の合間に置かれている。
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https://twitter.com/tada2547/status/1765574476899729674
ちなみにこの道の駅の前から分岐する国道197号を西に進むと、フィギュアメーカーの海洋堂などが制作にかかわった「柚鬼媛」の像がある道の駅日吉夢産地の近くまで行ける。ただしそちらは町おこしのために設置したもので、ナナチのように個人で購入したわけではない。
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