Red Floodとは、パラドックス社のゲーム「Hearts of Iron IV」の大型歴史改変modである。
概要
modの歴史改変テーマは「もしも第一次世界大戦で勝者がいなかったら(痛み分けで終わったら)」
当modで一際目立つイデオロギーの「加速主義」を筆頭に、ブッ飛んだ思想の指導者や国家がわんさかいることが大きな特徴である。
前史解説
歴史改変の大きなターニングポイントは日露戦争におけるロシア帝国の勝利である。戦争に勝利したロシア帝国はストルイピン政権のもと、農業大国として大きく発展。しかし、内政だけでなく外交でも膨張を始めたロシア帝国は周辺国と衝突、これがきっかけに第一次世界大戦が起きる。
世界大戦はほぼ史実と同様の陣営で戦いが行われるが(アメリカは参戦せず)、史実と異なり西部戦線でフランスはドイツに押され、フランスは降伏する。勝者になろうとしていたドイツでも社会主義革命が起き、長引く戦争による不満の蓄積からロシアでも内戦が起きる。
戦争はなし崩し的に生き残ったイギリスとイタリア、日本の勝利に終わるが、イギリスでは経済崩壊とインドの反乱が同時に発生、国内問題の対処を優先をしたイギリスはインドの大部分から撤退する。イギリスと経済的結びを強めていたイタリアも経済が崩壊。おまけに日本では昭和天皇暗殺事件が起きる。
…とまあ世界大戦に参加していた主要国が軒並みボロボロになるという酷い結果に終わってしまったというのがこの世界の前史である。
各国について
敗戦後のフランスではアクション・フランセーズが権力を握り、王政復古へと過去への回帰を進むと思われていたが「王政だの共和制だの古めかしいイデオロギーをコロコロ変えまくって負けまくるフランスは嫌だ」という国民の声を受け、史実で俳優をしていたアントナン・アルトーがあれよあれよという間に国の実権をにぎり、誕生した加速主義国家。
当modのアカ担当。世界初の社会主義国であり、世界から孤立してしまっている。トロツキーの息子やゲッベルスなどが国家指導者になることができる。
社会主義者との内戦に勝利したコルチャークが指導者となっている独裁国家。内戦の傷は深く、コルチャーク単独ではロシア全土の統治ができておらず、各地の軍閥が忠誠を違う形でなんとか広大な領域を勢力下に治めている。
なお、ボリシェヴィキの手により内戦中にロマノフ家は全員処刑されたと噂されているが……
○イギリス
当modのまともな国担当。ルート全てが民主主義ルートしかなく、優等生そのものである。そのせいでゲームを通して存在が空気な気もするが気にしてはいけない。
○イタリア
しれっとアフリカ南北縦断する植民地を持つなど、見かけは得をしているように見える国。
以前はフランスに確実に宣戦布告され、その圧倒的な戦力差のせいでおやつにされる不憫な役回りを担っていたが、アプデによりNFが整備され、講和イベントも実装され生き延びることも可能になった。
ちなみにフランス戦勝利後はルートによって欧州全土征服もできるようになった。
我らが日本。日露戦争に負けたあとも対外進出をし、朝鮮半島や満州南部、フランスのゴタゴタを利用して奪い取ったインドシナ半島を勢力下に治めている。
しかし、敗戦後に対外進出したことは国に大きな負担となっており、経済政治ともに崩壊寸前なのを中華へと進出することでごまかしている状況である。
小ネタ
・隠しイベントによると、この世界線でのヒムラーはニワトリ農家として暮らしており、地下世界「アガルタ」を発見している。
・ロシア帝国はコルチャークが、ゼルトロシアはケレンスキーが国を統治しているが、これはロシア本土をケレンスキーが、トランスアムールをコルチャークが統治している「Kaiserreich」と位置関係が逆になっており、意識したものだと考えられる。
・本modの名前にもあるRedは共産主義や社会主義を示す「アカ」のことではなく、「血」の赤色のことである。
・当modにもスーパーイベントが実装されている。スーパーイベントの本家「The New Order」と使用されている音楽が同じルートが2つある。
使用楽曲は「スキタイ組曲 邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り」
どちらもスラヴ民族ではない異民族に重きを置いているという類似点がある。
関連項目
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