この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
Wheatley(ウィートリー)とは、Valve社のパズルゲーム「Portal2」に登場する人格コアのうちの一つであり、主人公Chellのパートナーであり、マヌケであり、米国史上最高のツンデレキャラGLaDOSたんを輩出した名プロデューサーである。
見た目は青で、前作のケーキコアと似ている。アイカメラとシャッター2枚しかない構造にもかかわらずとにかく表情が豊かで、恐ろしく無口なChellに代わってイギリス訛りの英語で喋りまくる。
その印象は、
生誕期
初めてChellと出会ったころのWheatleyの功績と言えば、Chellをコールドスリープから起こしたりポータルガンを拾わせたりと枚挙にいとまがないが、最大のものはなんといっても何百年以上も破壊されっぱなしであったGLaDOSを自身の天才的なマヌケにより再生させたことであろう。いいぞもっとやれ。
この頃の彼はまだマヌケというよりお調子者という程度であり、見ていて非常に楽しい。
最盛期
一度は自身がプロデュース再生した新生GLaDOS(ドS)により握りつぶされかけたWheatleyであるが、持ち前のマヌケさによりなぜか生き残りいつの間にか施設のガイドレールに復帰。再びChellとタッグを組むことになる。
このあたりから彼のマヌケが加速度的に進み、
などの言動が見られるようになるが、何、気にすることはない。むしろ可愛い。
Wheatleyは的確なアドバイスマヌケな言動と特技のハッキング頭突きによりChellを良くサポートし、GLaDOSを追い詰めることに成功する。
晩年
Wheatleyについて、評価は芳しくない。
- ChellとGLaDOS不在のうちに施設の核融合炉を暴走させドジっ娘っぷりをアピールしてみたもののいまひとつ。むしろそのせいで主人公一行に付け狙われるハメに。
- Aparture LaboratoryをWheatley Laboratoryなどと大変マヌケな名前に改名。
- みんなのアイドルタレットたんとキューブたんを組み合わせれば最高の萌えキャラとなるに違いないと考え実行に移すも、その結果はどうしてこうなった。
- 窮地に陥ったWheatleyはマヌケ極まりない罠やマヌケ極まりない自殺を誘う甘言によりChellの抹殺を図るが、結果はマヌケ極まりない。
- とうとう主人公一向が自身の部屋に到達すると、Wheatleyは部屋にマヌケにしては比較的頑張った形跡のある戦場を作り出し二人を待ち受けるが、白ジェルを部屋に配置してしまうと言うゲーム進行の都合上の問題史上最高のマヌケ行為のためあっさりとフルボッコにされる。
マヌケでどうにも威厳が無く、自分でもどうしていいかわからずうろたえてみたり、最後は反省してみたり、なんとも憎めない奴である。
史上最高のマヌケ語録
数えればきりがないが、彼のマヌケ語録には以下のような物がある。
3でいくぞ、いいな?1...2...
3!おい高いよ、高すぎるって。
意外と根性なしである。
3じゃ長すぎるのかな。じゃあ今度は1でいくぞ、いいな?
A.. A.. A.. A.. A.. C。[ブザー音]
スーパーハッカーの片鱗を覗かせる天才的なパスワードクラッキング手法である。
ここから出る必要がどこにある?
オレはマヌケじゃない!!
(ちょっと涙目で)
よせよせ!やめろ!動くんじゃないぞ!とにかく、そいつを起動させるんだ、いいな...
驚異的にマヌケな交渉術で殺人トラップまっただ中にとどまらせようとするWheatley氏
ただし白濁液は除く。爆弾か白ジェル、どちらか無くせば良かったのに・・・最後の最後まで彼は最高のマヌケであった。
おしまいだ(The end)。
彼の最後の台詞。この台詞と共にシングルプレイは終了する。ちなみに彼がおしまいになってもストーリーは終わらなかった(→co-opプレイにつづく)。
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あろうことか2011年度米国VGA(Video Game Award)のCharacter of the Yearにノミネートされた。
それを記念に経緯は不明ながらロシアの人工衛星を経由して宇宙からこんなメッセージが・・・。
ちなみに受賞したのは『バットマン:アーカム・シティ』のジョーカーさん。Wheatleyは受賞と同時に地球への帰還も逃した。
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関連項目
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