ニコニコ大百科

>>4140
確かにここでスキアヘッド殺したら彼の「力こそ正義」という言い分を肯定することになるもんな
そういう意味では殺さないというより殺せない悪役って感じだ

カイゼリン視点だと、
・信頼していた友人に裏切られる
・それが原因で父親を喪う
・怨恨の対象が300年越しに再び立ちはだかる
・300年間心の支えとなった存在が自分のために自爆する
・かと思ったら全てはその存在が企てた謀だった
だもんな。やり切れねぇよ。というか、
キュアノーブル→アンダーグ帝国が一方的に交流を絶つ
カイゼリン→プリキュアの騙し討ちでカイザーが倒される
スキアヘッドはどうやってこの図式を作ったんだ？
プリキュア側はともかくカイゼリン側は簡単じゃないだろ。
カイザーに手を下した後、治療と称してあのマシンにカイゼリンを入れて強力な暗示でも掛け続けたんか？

スキアヘッドが黒幕だと
・何故カイザーは死んだのか？（スキアヘッドが犯人なら何が目的で殺したのか？）
・何故300年もスカイランド侵略を止めたのか？
・カイゼリンの胸の傷はいつのものか？
このあたりもう一度疑問点として立ち上がるのよな

一番キツいのはエルレインも消滅しちゃって
オアシスみたいに和解が出来そうに無いのがな・・・
只の改心オチじゃ救われないしどうすんだろ

結局、20周年とか男子キュアとか成人キュアとか何やらで盛り上がってたのが嘘だったかのように、過去作から何の変化も進歩もなかったね
革新的要素っていうのも表面上のものばっかり、やってる展開は今までと大差ない、下手すれば例年以上に凡庸で在り来たりだった

あと、やっぱり敵に変な感情移入要素混ぜて和解やらに持ち込んだのは悪手の中の悪手だわ。いくら同情誘う待遇だろうが、それはそれ、やらかした悪行への天罰や報いは受けて然るべきだろうに
バッタ回の虹ヶ丘ましろは「優しい子」じゃない、「脚本のレールでああなった」傀儡にしか見えなかったし、あれって暗に「どんな酷い目に遭わされても飲み込んで受け入れろ」って、被害者に泣き寝入りを強いてるように受け取れるし

それで何ヒーローだの騙られても説得力ないし、むしろ偽善にすら思える。隣の隣の枠にいる暴虐の王様の方が100倍ヒーローしてるわ

構成の人が「多様性は意識しない」って言ってたんである程度は意図的なんだよね　男である意味が無いとかのツッコミが入るのとか

優しいってのは何でも許すのではなく理解すること
これがわかってない人が例の過去プリキュアと比較したりしてる

ひろプリっぽく言えば「想像力をひろげる」ことだな優しさ

悪人が苦しんで死ぬのを見たいって感情だけは何十年生きても全然理解できんなあ

ヒーローの定義についても結構言われてるよな
ひろプリのこれって創作ではなく寧ろ現実で言われる方のヒーロー寄りの概念と思うんだけど、どうだろう

テレビに映るヒーロー的な存在ではあるんだと思う
仮面ライダーやウルトラマンをカッコいいと思う子はいても別に悪人と命をかけた戦いがしたいわけじゃなかったり
スポーツ選手やセレブみたいになりたいって思うことはあっても別に人生をかけてまで何かの道を究めたいわけじゃなかったり

大事なのはカッコいい誰かに憧れて自分もカッコいい大人になることそのものであって
そのために具体的に何をやるかまではヒーローの生き様をトレースする必要が無いというか
ソラがシャララの後追いをやめて自分の視野を広げることに専念しているのもそういうことよね

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全部スキアヘッドが悪いにするにしても
カバトンだけはカイゼリンに殺されかけたんだよね
その辺の言及か謝罪は欲しいが尺的に厳しいかな

カバトン処刑の時カイゼリンの顔は見えなかったけど、もしあそこで心中処刑することに怯んでたらちょっと面白いな

>>4152
あれ躊躇わずに処刑しようとしたように見えるけど。
カイゼリンは、以前にも部下の粛清をしたことがあるんだろうか？
殺人を一度でもしてしまっていたら、例え改心したとしても、許される立場じゃないな。

>>4135
部下の管理って実際は殆どスキアヘッドがやってたぽいからどうなんだろうな

粛清されかけたあの一件があるからカバトンの改心に繋がったし、今のカバトンはそれなりに充実してるからそこまで引きずってはないんじゃない？
というか、カバトンらがプリキュアの助太刀に入ったってカイゼリン気づいてるのかな。

スキアヘッドがたまたまソラシド市を散策中にたまたまソラ達と遭遇したから戦闘開始したかの様に
見えた回が結構あったけど、それ全部実はスキアヘッドがソラシド市の各所に何か仕掛けを施していた
と言う事にならんかな？ …と言う事でやっぱりソラシド市も巻き込まれる説に改めて一票入れますわ。

ひろプリ、考えてみたらそこまでヒーローっぽいことしたかなぁってなる。市民と交流しなすぎるし

ヒーローをやる話じゃなくて、ヒーローになる話だからな

割かし勘違いされがちであるがソラはヒーローになろうとする子で始まってるからね。ヒーローであるっていう状態ではなかった。
そこから成長をしていくんだけど大きな山場はシャララボーグの一件であそこでどういうヒーローになりたいかっていう方針が固まっただけ。
だからヒーローなソラが活躍するっていうのを期待してると期待外れになるっていう図式

ソラに限らず全員最初は自分にとってのヒーローみたいになりたくて変身してる（ソラ→シャララ　ましろ→ソラ　ツバサ→エルちゃん　あげは→最強の保育士（お世話になった保育士）　エルちゃん→家族でもある4人のプリキュア）んだけど
大前提としてヒーローに憧れている子たちなんだっていうことを理解してないと勘違いするのかもしれんね
オープニングアニメ見りゃわかるだろって気がしないでもないけど

>>4641
じゃあ「許せないものを理解したがる人がいますか？」って話にならない？
それが出来る時点で既に人と違う存在だから結局何言われても説得力無いのよ
そして結局「ヒーローとは人と違う感性を持った異端者の集まり」になってしまう

いますか？って話ならそりゃ普通にいるでしょう
人それぞれ感性違うのに「人の感性と違う」とか言われてもな

よくニュースのインタビューとかで被害者遺族が加害者になんでこんなことをしでかしたのか、何故自分の家族は命を奪われなければならなかったのか、を知るために犯人の供述をきくって場面は往々にして聞くよね

>>4163
それって結局は第三者の余裕だろ？
「自分が被害の当事者でもそう思えるの？」って話
まぁそう思えたとしたらそれはそれで「強者の余裕」にしかならんがな

許す許さない以前に、そもそも感情を持ったやつと戦いたくないよな
でもなんか襲ってくるからな　
せめてなんで襲ってくるのか知りたいよな　理由によっちゃ解決できるかも知らんし

>>4166
襲ってくるなら敵だ
滅ぼされる前に滅ぼす以外にない
じゃなきゃ滅ぼされるだけ

>>4165
「強者の余裕」で間違ってないと思うよ
許せない人を弱者と言うのもなんだか微妙な気はするけど

>>4161
ツバサはどっちかというと父親が当てはまる気がする

短絡的に「○○するしかない」って緊急回避行動を選ぶのは危険なことよ
犯罪者の多くもそうやってすぐ自分を追い詰めるから社会的に許されないラインを超えてしまったというのが実情

「強者の余裕」というならある意味その通り
短絡的な行動を選ばないための選択肢を保持し続けるためには広い視野が必要で、それは日頃から訓練（といっても人と会話する、本を読むとかの当たり前のこと）していないと身につかない
ソラは強くなる（＝優しくなる）ためにこそ見識を広げる努力をしている

敵を見たら直ちに殺す、以外にも現実には身を守るための選択肢はたくさんあるんだよ