虹ヶ丘ましろは、『ひろがるスカイ!プリキュア』の登場人物である。担当声優の加隈亜衣は『ヒーリングっど♥プリキュア』のヒーリングアニマル・ラビリン役を演じており、これまでなかった過去作でレギュラー妖精役として出演した声優が後年プリキュア声優になるという、異例の抜擢となった。
概要
現代日本にある自然に囲まれた街・ソラシド市に暮らす中学2年生の少女。7月16日(「なないろ」で虹の日)生まれのAB型。あだ名は「ましろん」。優しく思いやりがある性格で、料理や自然などあらゆる事に物知りという博識な面も持ち、料理の腕前もかなりある。その一方でりんちゃんさんや六花並みにツッコミのスキルがあり、ソラの言動はもちろん、パニックに陥った自分に対してもツッコミを入れてしまう。あと顔芸というか表情も豊か。
ある日のこと、空からやってきたソラ・ハレワタールという幼女を連れた女の子と出会う。見知らぬ街にやってきて戸惑う彼女をましろは受け入れ、両親のあきら(CV:高橋大輔)とまひる(CV:慶長佑香)が海外赴任中のため、祖母のヨヨ(CV:塩田朋子)と2人暮らししているのもあり、またましろから話を聞いたヨヨも事情を察した事もあって、ソラと彼女が連れているエルを居候させてあげることに。
ところで、ヨヨはましろの話を聞いて動じないどころか、年の功を外して考えてもあまりも察しが良すぎる上に、なにやらエルの素性も知っているような口ぶりである。それもそのはず、実はヨヨはスカイランド人だったのである。祖国ではレジェンド級の博学者だったのだが、昔スカイランドからソラシド市に降り立ち、そのまま暮らすようになったのだそうな。つまりましろはスカイランド人の血を引くクォーターということになる。
そんなましろだが、ある時ソラがカバトンの策にまんまとひっかかってミラージュペンを奪われるという事態が発生。ランボーグから逃げる中でソラを助けたいと想いミラージュペンが自分の身体から出現するが、カバトンに「脇役がプリキュアになれるものか」と叱責を受け、思わずためらってしまう。しかし幼なじみの聖あげはが幼いとき転居する自分をましろは優しく励ましてくれたこと、その優しさこそが本当の強さだと諭す。この力強い後押しを受けたましろはペンとエルが生み出したスカイトーンを手に意を決する。
キュアプリズム
虹ヶ丘ましろが変身するプリキュア。オールスターズ方式で75人目(オールスターズ映画のキュアエコーを含むと76人目)のプリキュアになる。
「光のプリキュア」かつ「青空に浮かぶ白い雲」をモチーフにしていることもあり、メインカラーは白。前々作のキュアサマー以来レギュラーでは5人目、キュアエコー込みで6人目の白キュア。2番手としてはキュアリズム以来。ただ、主人公のキュアスカイがピンクではなく青がメインカラーであること、キュアプリズムのイメージとしても「彩雲」が含まれていることから、髪色やコスチュームの各所にピンクを始めとする多彩な差し色が採り入れられている。
攻撃は複数の光弾を発射しながら、時折接近戦に持ち込む遠近両立型。ただ、素のましろがそれほど体力がないというのもあり、基本遠距離戦メインとなる。光弾は炸裂させて目くらましにしたり、ちょっとした足場代わりにしたり、仲間に渡して使わせるなど、応用を利かせた使い方も可能。
浄化技
関連静画
中の人ネタでラビリン、さらにはそのパートナーの花寺のどかと一緒にいることも。『映画 プリキュアオールスターズF』では同じチームとして共演することになった。1人2役のかくましご苦労様です。
関連項目
- プリキュアの一覧
- ひろがるスカイ!プリキュア
- ソラ・ハレワタール / キュアスカイ
- 夕凪ツバサ / キュアウィング
- 聖あげは / キュアバタフライ
- プリンセス・エル / キュアマジェスティ
- 南野奏(変身後の名前が似通っている相棒ポジションの白キュアの先輩)
- 品田拓海(前作の異世界人とのハーフの少年)
- 桃山みらい(キュアプリズムの姿を見て既視感を覚えた人多数)
親記事
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