ニコニコ大百科

2000年周辺に「思い出への引きこもり問題」への戒めが語られた作品がしばしば見られるが、当時社会問題だったんだろうか

死の描写と別れの描写以外の感動映画って他にある？この映画しか思いつかない…

この映画もある意味、普遍的な別れを描く作品と言えるけどね

>>330
いやいや、MXRwg8lZ3lはちょっと低レベルすぎでしょ
的外れすぎる

敵役がある意味「嵐を呼ぶジャングル」とは180°真逆っぽいのも面白いよね。
パラダイスキングは夢の無い現実や未来を
ケンとチャコは夢を見ていた過去を
それぞれ表しているって感じ。

地上波で再放送ないかな

「君いくつ？」「5歳」「へぇ～若いねェ」のシーン
なんかノリで笑ってたが今見ると色々ヤバいなw

来年のクレしんこの映画を題材に映画作りそう
20周年だし

監督が新聞か何かのインタビューで「しんちゃんも今の現代社会を見て辟易としてるでしょう」とか言っててズコーッてなった

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うまく文章がまとまらないんだが
子供の時にこの映画を観た時はオトナ達が感じたノスタルジー、懐かしい匂いの正体がわからなかったけど
今改めて観て、きっと両親の匂い、そこに結び付いた愛情の思い出が正体だったんだろうなと何となく思った。
オトナ達はなにも昔遊んだオモチャだとか夢中になったテレビ番組だとかそれ自体に執着していたんじゃなくて
それらのものを与えてくれて一緒に楽しんでくれて
そして責任とか義務だとかそんなものも知らずに無邪気に振る舞う自分達を、暖かく見守って来た両親の存在に執着してたんだろうな
ググると色々な情報が出てくるけれど、嗅覚が記憶する情報というのは目で見るもの、耳で聴いたものよりも長く長く残り続ける
責任世代のオトナ達には両親の匂いというものは強烈で、たまらなく懐かしく安心するもので、愛しいものだったんだろう
懐かしい匂いで街を満たされた物語冒頭では、記憶の退行を起こしている中で親としての義務や責任を求めるしんのすけ達を拒絶し
そして終盤では親になった自分の匂い・夫の匂いを嗅がされることにより全てを思い出して、泣きながらしんのすけ達を受け入れた
そう考えるとあのひろしの両親が離れていってそして思い出の景色に切り替わっていくあのシーンは本当に名シーンだったなと思う
もう大人になったのだから、なれたのだから、かつての両親がそうしてくれたように今度は自分達が子供達を育てていかないといけない、大人にしてあげないといけないんだと認識する瞬間だった
あくまで勝手な見解だけども。

脱出時にひろしもみさえも泣いてたけど、子供の頃に長く嗅ぎ続けた両親の匂いから離れるのはまるで両親が死ぬような気持ちだったんじゃないかな

「俺の人生はつまらなくなんかない」

凄い救われたわ
大人と言うにはまだまだ若いけど、物凄く染みる

車好きさんが言及してる、ケンの愛車へのしんのすけの対応の割に後のシーンでは温厚に接している、という指摘だが、あそこらへんで既にケンの時間は動き出している、という意味だと思う

ケンが本当に過去に捕らわれたままなら、肉体はともかくケンの精神年齢も輝かしい若い時のまま止まっている筈。
若さってつまり、先の事考えられなかったり周囲に迷惑かけたり感情的になったりといい事ばかりじゃない。
大人になる、という事はそんな自分の未熟さを自覚したり、相手の立場や感情を慮る、というのも含まれてるんじゃないかな。

ケンチョコの所業はしんのすけ達にとっては悪以外何物でもないし、子供が両親を求めるのは自然な事な上、しんのすけは五歳児。車の価値なんか分かる訳ない。

そんな幼児の前で「俺の愛車を傷つけやがって」と言えるほど、ケンは若くなれなかったんだろう。
だがそれは、ある意味、『過去』に浸りきれず、『今』を受け入れてしまった、という事で、あの時に既にケンの敗北は決定されていたと思うんだよね

子供の時にリアルタイムで見てたけど、大人になってから見ると葛藤を抱えてしまう作品だな。
「この作品に懐かしさ」を感じるのだけれどその作品によってで懐かしさを否定されてしまう。

>>292
説教したりゲンコツしたりはあっても、なんやかんや普段はしんのすけ達に優しかったから、ギャップでキツく感じるよね

1年くらい前にこのアニメ見て「なんかボヤッとした作品だったな」と思ったけど、
岡田斗司夫の解説動画でヒロシやKENの立場になって見ることを示唆してたから見直したら確かにこれは名作だと気付かされた

「特定の時代を持ち上げてそこに回帰しようという妄想に囚われた70'オタ」じゃなくて、
今を生きることに疲れた大人たちや大人になりきれないまま止まった時間を生きようとするオトナたちが喪失の苦しみを抱えても未来を目指そうとする話だったんだな

しんのすけ目線では、唐突に育児放棄した親たちは恐怖の対象だったけど、「仕事しろ」「親らしくしろ」と大人であること強いられてる苦悩に共感させられるし、
KENの「本当に過去に囚われていたままでいいのか？」という葛藤や、この覚めない夢を終わらせたいという望みを野原一家に託してたこと、街の住人たちが夢から開放される展開などがかなりぐっときた

しんのすけが延々階段を登り続けるシーンも前は退屈なだけだったけど今は目頭が熱くなった
こども映画だと思ってナメた見方しててすいませんでした

作品は好きだけど脳死でこの作品ばっか推してくる奴は嫌い

見てる間ずっと思ってたのは、
過去ってそんなに「戻りたい」と思うほど良いものだっただろうか？という疑問だった

子供ゆえに惨めだったり不甲斐ないことも沢山あったわけで

かといって、未来にそんなに希望や幸福があるってわけでもないんだけど

チャコってオート三輪走ってる時代に生まれてたんか？

この作品に罪はないが、この作品を引き合いに出して他のクレしん作品を叩く奴らを生み出してしまったという意味では最低最悪の害悪作品と言わざるを得ない
この作品を持ち上げる奴ってこの作品のダメな部分は絶対に認めたがらないよな
他作品への叩きがまんまこの作品にも当てはまってたりするのに

ダメなところってのは具体的に言うと？

ダメなところ・・・
チャコのお色気シーンが少ないとか！？

>>350
この作品に対して批判するならもっと具体例を提示して本質的な批判をしなさい。貴方の意見は曖昧すぎる。
そもそも「作品に罪はない」とか言っておきながら遠回しに貶してる時点で性格の悪さが滲み出てるぞ。
この作品が嫌いなら嫌いだってはっきり言いなさいよ。そういうのって一番大人げないと思うよ。

この作品は本当に欠点を探そうとしても中々見つからないぐらいの傑作だと思うけど強いて言えば時間が経つにつれケンチョコが目指したオトナ帝国を心から懐かしく思えない世代が増えてしまうことだと思う。
自分は万博とか殆ど知らない世代だが当時の様子はテレビとかで見た事があるから当時の大人はこれが懐かしかったんだろうな〜と思いながら見ることはできたけど実際当時に生きてたらノスタルジーも感動も段違いなんだろうなぁとも感じた
今のオトナにも通じるようにリメイク…いやでもそれもなんか違うよなぁ…

愛知万博バージョン来るか？

>>346や>>354みたいにキャラ名すらロクに覚えられてないような輩が作品を語ろうとかおこがましいにも程がある

ひろしが自分の靴の匂いで正気に戻る場面を
単なる精神論的な話で処理せず物語上の理屈がある所が良いよね
嗅覚を通じて脳に訴えかける兵器だから他の強力な臭いなら上書き出来るって筋が通ってるし

映画の外の大人達は映画の中のオトナ達とは逆のことをしなきゃいけない
映画の中でしんのすけはウルトラマン(ヒーローSUN)を強要されて最新ヒーローのアクション仮面を観たがっていた

だからもしなにかの間違いで子供が初代ウルトラマン(古い作品)に興味を持ってしまったら
そんなものより仮面ライダーゼロワン(最新の作品)を観なさい、あなたの為だと優しく諭してあげなきゃいけない

映画の中でも描かれてたように子供は「自分のために作られていない」ことに敏感
「ウルトラマンは1966年の子供達に向いていて自分のことを見ていない」
「テレビのしんちゃんは自分のことを見てくれてるのに声が違うしんちゃんは自分を見てくれない」
「ガチョーンやラーメンズみたいな古いお笑いは笑えないむしろ不気味」
と無駄な経験をして
悪くすれば傷つく

稀に本気で心の底から「進んで古い物に触れたい」「古い物は面白い」と言う珍しい子供がいるかもしれないけど
だったら相談施設に連れてってその子のこれからの人生を考えていかなきゃいけない
それは自分のために作られていないことを見抜く能力が欠如しているってことだから
ここはギャグアニメの外の世界だから

>>358
それはおかしい
まるで古いものに興味をもつ子どもがおかしいみたいじゃないか
お前のいってることは
子供が読みたい本が子供の対象年齢に向けた本じゃないと認めない親そのものだぞ

この映画は古いもの全てを否定しているわけではないのに

子供の自発的な興味を徹底的に抑圧するサイコホラーアニメの中の世界から来たような人がいますね…