ニコニコ大百科

東京五輪再来の次は大阪万博再来とか事実は小説よりなんとやらだな
これも全部イエスタデイワンスモアって奴のせいなんだ

2025年の大阪万博で、是非この映画を上映して欲しい

いつか平成の時代も「懐かしい匂い」になる日が来る
ケンはホントいいキャラだわ
ただのキャラクターとは思えないなんかこう、なんかがあるわ

>>286
ハルヒを見た平成の世代は同じ時間を繰り返したくないと思うだろうな。

>>287
つ民主党政権

>>sm17207037


くっそ泣けた

昔は風間君の｢懐かしいってそんなに良い事なのかな｣ってのに共感したけど、今見ると懐かしさに浸る大人達の気持ちも分かる様になってた

当時親父と一緒に見たけど、親父はよく泣かなかったなと思う

この映画が公開された当時の大人は
新世紀に向かって生きる後押しをされただろうし
平成から令和に変わる今もなんか
未来に希望を持てるような出来事があってほしいな
あるとすればオリンピックくらいか

この映画みると本当笑えない位現実もウザい懐古厨ばっかりいるのがわかる。
燃えないごみも下らない政治家も昔にもいたし、｢昔のいいところ｣｢今の悪いところ｣切り取って偏向スピーチするのがもうイエスタデイと一緒。

誤解を恐れずに言えばパト２ポジションの映画

全くこの話知らなかったからなんだけど今日ツイッターがオトナ帝国見ようで溢れててなんだ今日テレビでやるのか？とかなんとか思ったけどそういう事だったのね。なんとなく納得した。

ひろしの回想もよかったけどその前のひろしの両親が苦笑いして去っていくシーンもまるで幻覚の両親に思えなくて好き

21世紀初頭なんてほとんど20世紀みたいなもんだから、汚い金も燃えないゴミも20世紀の産物よね。というか20世紀は100年あったんだから、イエスタディ・ワンスモアに20世紀の代表面してほしくない人もいるでしょ

>>313
ケンは途中から改心しかけてるから歴代悪役の中でも印象はマイルドだったりするけど
美化した(ある意味歪められた)過去を見てるだけとか、不倫か何かのアンモラルな関係で未来の無い自分達に周りを巻き込もうとしてるだけとか
昔を懐かしむって部分に関して共感する人はいても、敵の事は幹部単位でも組織単位でもわりと当時から否定する声は大きいよ

あべまで無料開放してたから久々に見てきたらくっそ感動したわ
何度も見てた気がしたけど今更色々気づかされたよ…

回想後のひろしがしんのすけ抱きしめて泣いているシーンは現在のひろしに戻ったんだ！って事実だけをざっくり捉えていたせいで、本当はここが万博会場のミニチュアハリボテの部屋だったことにも今更気づいた
しんのすけがこなかったらひろしはあの部屋でずっと両親と一緒に夕暮れの万博の中を歩いていたのか…

視聴者視点で見たらひろしの過去にしんのすけが来たように見えるけど
しんのすけ視点（現実）はハリボテ部屋で幼児退行した父親が空想に耽っているだけなんだよね
あの部屋に本物の両親はいないし、ひろしの精神が子供に戻っているだけだし
視聴者としんのすけが見ているものが違うことに気付いたら更に泣けた
あのシーンでしんちゃんはおかしくなっちゃった父ちゃんを元に戻すために必死だったんだよ……

>>sm35000456

紅さそり隊を見るに高校生は大人カテゴリーだったけど
劇中描写なかった中学生は、大人側（匂い効く）と子供側（匂い利かない）どっちになったのかな
ギリッギリ昭和産まれだから効く側か？
中学生になると大人に対抗できるだけの力ある子も結構いるだろうし、
団結されて反乱起こされないためにもそっちの方が安全そうだ

名作扱いされてるから見てみたけどピンとこなかった
ノスタルジーに浸ることと大人たちが幼児退行することが結びつかない
童心に帰るってああいうものじゃないと思うけど
ガキムーブするんじゃなくて、夢心地で今の現実にリアリティを感じられなくなってやたら冷淡って扱いのほうがしっくりきたと思う

あとあのノスタルジーが刺さるやつって何歳だよ
公開当時のお父さんお母さん世代に直撃したのかもしれないけどもうアラフィフじゃね？
それより下の世代にとって江戸時代とか大正ロマンとか大差ない歴史でしかないと思う（比較的近い時代だから親近感はあるかもしれないけど）
なんか時代錯誤のカップルが妄想を現実化しようという気色悪さしか感じなかった

別に昭和へのノスタルジーに懐古できなかろうと、
ギャグとシリアスの緩急、家族の絆を再確認するテーマの部分だけで年齢問わず突き刺さるから何年たっても名作と語り継がれてるんだぞ

まあ、まさに「時代錯誤のカップルが妄想を現実化させようとするのを子供たちが食い止める」お話だからね

このお話の幼児退行はたぶん「あの時代はよかった」が口癖になってる団塊世代に「おまえらの懐古趣味はこれくらいキショイんだぞ」と喝を入れる狙いがあったんだと思う
実際、この映画のあとに三丁目の夕日（2005年公開）が制作されて、団塊世代が高度成長期を懐かしがる時代がきたわけだしね

＞それより下の世代にとって江戸時代とか大正ロマンとか大差ない歴史でしかないと思う

実際その通りだと思うよ。だからこそ「そんなもんにすがらないで、今を、未来を見てよ！」という子供たちの叫びが際立つんじゃないかな
昔を見たことがない子供にとって懐古は価値がない、それは今の大人が子供だったころもそうだったはず、なのになぜ大人になった今は過去の楽しかった思い出にばかり浸っているのか？
それは時代が変わっても普遍的に伝わるテーマだと思う。たまたま今回は団塊世代と高度成長期を舞台に選んだだけで。
いまの子供たちも、アラフィフくらいになったら「あのころはよかった」とか言ってて、この映画を見たら「うわ、俺この映画のオトナたちそのものじゃん」ってなるかもね

いや時代が変わっても通用する普遍性はないと思うけどな
昭和初期を舞台に大正ロマンに回帰する物語を今見せられてもノスタルジーはまず絶対に感じないし、作品がそれを訴えようにも作ってる人間もノスタルジーを持ち得えないのだからまったく違うものになる
歴史ロマン的な切り口でしかアプローチできないと思う

この作品は作ってるほうと見てるほうの大人とでノスタルジーを共有することを指向してるのは明白で、
2000年代当初という時代でしか通用しないと思うし、だからこそ情緒的な意味で絶賛してる人が理解できない
（アラフィフ以上が言ってるならわかる）

このノスタルジーが刺さらない以上、しんのすけの「今を見てよ」って訴えも希薄化すると思う
前提として対となる観念の価値を高めることで、それに対抗する観念の価値も高まる
見るものにとってこの高度成長期が歴史である以上、こじらせた歴史オタクが「江戸時代こそ至高でござるニンニン」って言ってるのと同種のことでしかなく、呆れた視線がまじることは免れない
そのノスタルジーがかけがえないものであればこそ、「それでもその先に向かわなきゃいけないんだ」という勇気も等しくかけがえのないものになるんじゃないのかなって
（靴下の匂いで正気に返ったひろしのシーンもそういうことだよね）

制作が高度成長期のノスタルジーを大事にしてるのは伝わってくるし、そこは否定しない
ただ、時代を超える価値として理解するには「ノスタルジーという観念における普遍性の提示」が弱かったと思う
子供帰りした大人が子供のワガママを強化され自分本意さに満ちた「敵」でしかない一方で、
70年代の街に住む人間は「古き良き」を地で行くような朴訥さに満ちている
あのひろしたちに、あの街に住む（ケンが「今は失われたもの」として憧れた）「心」があるようには見えない
そこに「回帰すべき憧憬」と「ノスタルジーにとりつかれた大人」とに断絶が生じ、しんのすけとの思想的な対立構造の橋渡しを阻害してる

この70'sノスタルジーが作品の足を引っ張ってると思う
ノスタルジーのことは除外してしんのすけ視点で見るなら、親の愛を失った子供たちが結束して愛を取り戻すという構成はしっかり機能してると思う
大人が徐々に善性を失っていく恐怖や、見捨てられた子供たちのサバイバルの心細さ、健気に「愛してほしい」と訴えるしんのすけのひたむきさ、
そしてついに愛を取り戻したひろしの嗚咽は素直に胸を打つ
ただ、この子供にとっての生命線である「親の愛」を奪う装置が、「70'sオールド」という限定されたものであることに当惑を禁じ得ない

そのミスマッチに目をつぶるならアニメーションとしてはまあまあ面白かった
鉄骨をズリ尻渡りしてるみさえの尻の質感は、あの線と色でよくもあそこまで表現できたと驚嘆する

う～ん、この尻フェチめ

歴史オタクが「江戸時代こそ至高でござる」とニンニンしてたら万人から呆れられるが、それは歴史オタク本人が江戸時代を生きたことがないからだよね
一方、ひろしたちは実際に自分が子供時代に過ごした高度成長期を懐かしがっている。「実際にその時代を経験している」という点でまったく異なるのよね。
だからこそひろしたちオトナを、観客の大人たちは自分に置き換えて考えることができる。
自分にも輝かしい青春時代があった、今は結婚して子供ができて、大人としての責任を一身に背負わなきゃいけない、そういったしがらみを捨てて、楽しかった子供時代に戻ることができたら・・・
それはけっこうな人にとって響くテーマだと思う。

だから、この映画ではあくまで高度成長期ってのは舞台装置であり、ものの例えなのよ。
「あの楽しかった時代をもういちど」あるいは「なんの責任もない子供時代に戻りたい」という欲求は多くの人間が抱いているだろうし、
映画制作時にそういう欲求を最も強く持っているであろうと制作が想定した層が、たまたま団塊世代だったってだけじゃないかな

あの夕暮れの街に住んでる純朴そうな人たちって、組織の構成員じゃなかったっけ
ひろしたちがにおい散布を阻止しようとしたところへカレーのにおいで誘惑とかしてたし

だからケンにとってはひろしたちはあくまで「古き良き時代を再現した世界で一緒に生きる同志」ではなく、「懐かしいにおいに屈した敗者」であり、
どっちかっていうと「俺のバカな企みを阻止してくれなかった愚者」と見ているのではないか
わざわざアパートに野原一家を招き入れて自分の計画とそれを阻止する方法を教えているあたり、ケンは自身の目論見が独善的なものであることを自覚していて、
だれかに阻止してほしい、自分のやろうとしていることが正しくないとはっきりさせてほしいと願っているようなフシがあるからね

だから、ひろしたちは幼児化したあともあの夕暮れの街で住民の一員としては住まわせてはもらえないと思う。あの街はあくまでケン・チャコと構成員たちのためのものだろう
たぶん

いやひろしたちののめり込み方は歴史オタクのそれだよ
当時の空気に浸るんじゃなくて、その時代にあった「モノ」に対して熱狂してる
冒頭のシーンは太秦映画村の忍者・侍コスを昭和でやってるだけのシロモノでしかない
俺も君もいい大人だろうが、昔を懐かしむとき、ハリケンジャーやプリキュア（初代）のコスプレをしたいと思ったり、そのモニュメントを欲しがるか？
君、東京タワーのミニチュア欲しい？　キュアホワイトのフィギュア欲しい？
そこには輝かしい青春に置き換わるものはなにもない
ただ「かつてあった特定の時代」を示すモノでしかない

その「効果」として春日部の空気感が80'sムーブメントに回帰してることにまた驚く
モノを得ることに執着して80年代を再生産することのないひろしたちの行動と、
春日部が80'年代化することに繋がりを感じられず、またそのフィードバックとしてひろしたちが幼児退行して社会性を喪失したモンスター化することにも意味の断絶がある

それこそ素直に、20世紀博を当時の街を再現したテーマパークにしてたほうが、ひろしたちがのめり込む理由を自分たちに置き換えられたし、
春日部が郷愁に侵略されつつあることがシームレスに理解できたと思う

やめろ
いい歳していまだにゴジラのフィギュアを集めたり映画のワンシーンを再現するべくジオラマを自作してる俺に刺さるからやめろ


昔の子供って、学校の廊下で友達とすれ違うときに互いに腕を絡み合わせて「バロム・クロス！」とか言ってたりしてたのよ
いまの子供は知らないけど、昔の子供はヒーローそのものになりきってた。
風呂敷をマントにしてたし、それは一種のコスプレだった。ヒーローのコスプレをしたいというニーズがあったからライダーベルトが爆売れした。
ひろしも、憧れのヒーローになりきってた子供時代に精神が退行してたんじゃないかな

たぶん、過度に昔を懐かしがることは劇中のひろしやみさえくらい痛々しいことだぞと制作側は言いたかったんだと思う

かすかべの街が高度成長時代のファッションやら車やらに染まっていくのは懐古趣味の誇張表現ではないか？
劇中では、「20世紀博で昔懐かしい青春時代の高度成長期に回帰したがるオトナが増える→70年代や80年代のモノのニーズが増える→需要が発生するので供給も発生する→結果としてかすかべがあの時代に物質面で回帰していく」

メタ的には「親しい街がどんどん変貌していく、それを大人たちが懐かしいと歓迎している、しかし主人公である子供たちは理解できず置いてけぼりにされている」という気味の悪さのためだと思う

＞20世紀博を当時の街を再現したテーマパークにしてたほうが

まあ、ほら、高度成長期の象徴といえば大阪万博だし

>>327
だから、ノスタルジーに浸ることと幼児退行に関連性が見いだせないって話ね
君がそれを集めてるのはノスタルジーのためじゃなくて、今でもアツイからでしょ
周囲が君を見てもノスタルタジーに置き換えて考えるのは難しいと思うよ

ニーズがあれば勝手にそうなっていくって言っても、
ひろしに代表される大人たちはオタクみたいな金の使い方をしてるだけで本当に70'に回帰してるわけじゃない
ひろしたちは「そうなっていない」にもかかわらず、風景として描写される町並みは「そうなりつつある」
ひろしたちにはそのニーズがないのに、背景としてのモブにはそのニーズがあったってのは話がつながってない
最初は洗脳段階の差かな？とも思ったけど、ひろしたちは結局そのまま幼児化している

YOMの主旨的には後者が主なんだから、前者みたいな物欲モンスターを作ることに意味を感じられない
結局、制作側にとって70'が神聖すぎるから悪の洗脳の道具に成り下るのを厭ったって感じしかしないなあ
悪の組織の悪っぽい洗脳行為やそれによって人の心を失うパンピーの邪悪さはオタッキーな流れに押し付けて、
その結果だけ古き良き70'sオールドデイズのムーディーな「美しいもの」として描かれてることにギャップを感じる

なるほど、そう見る人もいるのか・・・

あくまで俺個人の感想でしかないけど、俺は、

「20世紀博の空気中に例の匂いを混入させておいて、来館したオトナたちに嗅がせることで懐古趣味を増幅させ、結果オトナたちが、
“あの時代は良かった”“俺たちはあのころ輝いてた”“あの時代に戻りたい”“楽しかった時代へ！”
と懐古を越えて、高度成長期には子供だったのでその時代に還る＝幼児退行をはじめた」

と解釈してた。
だけど、「あの時代に戻りたい」と「その時代に自分は子供だったので子供に戻りたい」が繋がらないって話ってわけよね？
そういう見方もあるんだな

なんかすげぇレベル高い論争がここで繰り広げられてたんだなw
なんか両者とも頷けわ