ニコニコ大百科

運用用途の問題があるから実際M2に変わりうる重機関銃が無いのが実情
それこそパワースーツなんかが開発されて移動砲台としての役割が必要になったらM132なんかがその座に座るんだろうが
固定の重機関銃で命中精度にある程度の信頼を持てるしかも壊れない。
この２点の大きな特徴があるから８０年近く運用されてきてるんだろう・・・カオス

敵兵を93人殺した某海兵隊狙撃兵とアルゼンチン兵はこれに
スコープ乗っけて狙撃に使ったらしい。

ブローニングの凄いところは弾薬も一緒に開発した事。
それでいて本体の寸法もデザインも現在もあまり変わらない所。

コンピュータも計算機もない時代に細かい実験も無しに…？
宇宙人？オーパーツ？神？

逆だ。12.7×99を撃つためにM2が設計されたんだよ
ナリがデカいから間違えやすいが、弾が主で銃が従。
何を撃ちたいか決めてから、どうやって撃つかが決定される

弾薬が決まれば最適な銃身長が決まるから？

>>33
それは逆。

弾薬と銃を一緒くたに設計できると、かなり楽。
あんだけの大口径なのに反動利用式を採用できたのは、弾薬と銃をいっぺんに設計したからこそ。
反動利用式は、弾の設計や火薬の種類がちょっと変わっただけで回転不良連発だからな。

XM806計画中止だそうで

これは一世紀使われ続けることになるのか

ボフォースとM2ブローニングは色々とおかしい

>>34 >>36レス感謝そして誤解させてすまん
12.7×99ｍｍとＭ２という両傑作を同人物が設計した事実に感服しているのだ
もっと良好な結果がこの80年近くで出てないだろってハナシ

>>40
特段に優れてるわけじゃないぞ。単に、アメリカが戦勝国になったから生き延びて、普及してて交代させるには金が掛かりすぎるから、乗り換えられないってだけ。

性能的には、同時期ではDshK38の方が優れてるって評価だし、勿論はるかに後発のNSVやkordとは比ぶべくもない。

>>41
なるほどーﾒﾓﾒﾓ

確かにブローニングは今日主流の銃器メカニズムの多くを発明した天才ではあるんだけど、
どうも「天才」のレッテルだけを見て過剰に持ち上げ過ぎてる人が多い気もする。
ブローニングの設計したM2の原型はしばしば実用に耐えないほど故障を起こし、
M1918、M1921、M1921A1、M1921E1と何度も改良を加えてはその度にリコールを繰り返した。
今に続く傑作M2は、これをバネ１個・ピン１本に至るまで徹底的に再検討・再設計した
グリーン博士の作品と言っても過言ではない位。
同様にブローニングHPは未成の試作品を実用的にまとめ上げたサイーブの功績が大きいし。
ブローニング最大の功績はウインチェスター1894、ブローニング1910、コルト1911じゃないかと思う。

>>43
オート5とかブローニング1910は確かに最大の功績と言えるかもな、M1911は個人の作品とは言い難いし。
BARみたいにそれ自体は微妙でも発想はいいというものもあるからやっぱり侮れない。
M2は派生版のM2QCBとかM2A1とかがあるからやっぱり欠点があったって事だし

>>41
DshK38とM2がWW2で活躍しているがDshK38はM2と開発時期が全く違うし
弾薬も大きい。後発品が優れてて当然だろう。
まして戦後の重機関銃NSVやkordが性能として優れて当たり前です。

またM2は別の物に乗り換えるには金が掛かりすぎるというのはその通りだが
逆に言えばそれだけ金を掛けて交代されるまでもない、それだけ完成度が高いってことでもある。

>>45
だから「特段に優れてるわけじゃない」
使ってる兵器の開発時期が古いからって、戦争でハンデをつけてくれるんなら、話は別だけど

「特段に優れて」なきゃ傑作とは言えないって思考回路なのかね？

>>47
そりゃそだろ。
つーか、>>43のとおりM2は初期段階ではトラブル続発。
使い物になったのは1930年代で、DShKと同時代だ。

本文、0.5インチは「約」12.7mmではなくてぴったり12.7mmです。修正よろしくお願いします
(本当に実際の口径が約12.7mmなら逆に約0.5"ですね)

NSVやkordみたく乗り換えたかったけど、配備数が多すぎるし金もかかるから先延ばし
しまいに時期を逸して今の今まで惰性で使ってる、みたいなことを言いたいのかな

だとしても80年以上も使われるってことは、急いで換える必要もないし改良すれば足りてしまうほどの性能ってことだろ
選手生命が異常に長いスポーツ選手って考えると凄いと思わない？

>>50
そら、西側じゃ代わりにミニガンとか汎用機関銃を使うようになったしな。
米軍は大口径より弾薬の共通化と発射速度優先なとこあるから、むかしっから重機関銃には関心が薄い。XM307もXM806も予算が少なくて、中止になった。
換える必要も、足りる性能もないわ。需要そのものが少ないんだから。

ドイツ製水冷エンジンの問題はDB 601のライセンス料の話なら誤解なんだがな・・・

コロンブスの卵と同んなじで、どんなに不細工でも最初に実行、創った者が道を開いたわけで；
最初から端にも棒にも掛からないガラクタなら改良する気も起きない筈；？
傑作の芽を感じたからブラッシュアップしたのでは；？
しかも原型と別物に成ってれば、自分の発明品として自分の名前を
付けるのでは；？
（デズニーの下で働いてたハンナ＆バーベラ状態だったのかもしんないｹﾄﾞ；）

>>53
米軍は第一次大戦後の超大軍縮で、有り物を改良するしかなかった支那。

空中戦で弾詰まり起こし易いのは、銃そのものでなく給弾ベルトに問題があったらしい。Ｇのかかり方によってはベルトが捩れて動かなくなる、という航空機銃としては恐ろしい欠陥があった。
そんなのをいくら改良しても解決しないのに使い続けたのは、本命だったイスパノ20mm機関砲の翼内型の開発に手間取ったせいだとか。
そうでなけりゃ、アメ公も威力不足の半インチ機銃なんか使いたくなかったんだそうだ。
この悪夢が、のちのチェーンガン開発につながった…のかもしれない。

※55
だからヘルキャット、ムスタングとかは12.7mmを6門も積んでるのか。
P47サンダーボルトなんかは8門だしなｗ

>>56
まあ積めるから積んでるって部分もあるけどな
日本軍機からすると重武装だがエンジンパワーの差を考えたら当たり前な数字だ

>>53
所詮ブローニングM2重機関銃の用途を担う代わりが存在しなかったから、しぶしぶ欠陥銃を改修しながら使い続けただけ。結果現代まで使い続けられる傑作重機関銃が誕生した訳だが。

まあ現代でも使い続けられているのは、
M2重機関銃の代わりが存在しない
M2重機関銃の性能で一応の満足感がある
作りすぎたため、それらを更新するだけの予算がない
これらだろうな

傑作傑作いうが、ロシアのkordなんかと比較しちゃうと、周回遅れで置いてかれてるんだよな。
つーか、軽量で二人がかり二脚で運用できるkordがチート過ぎる。軽機のように機動的に使えるじゃん。

半世紀以上たった後に開発された銃ならM2を周回遅れにするくらいじゃないと設計者の立場が無いと思うの。