ニコニコ大百科

呪いが移らないように持って行ったハルオのことを後世に伝えようと発案したのは多分マイナだろうけど、その方法として旧人類の文化である鎮守の祭りを提案したのはマーティンたちじゃないかなと思ってる
というかフツアにとって自殺は間違った行動だし、それを数十年そこそこで神格化するほど自分達から価値観変えるかなって

今までテレパシーで話してたフツアの民が数十年後は普通に言葉を話してたからかなり文化やらが混ざったのは間違いないよね

>>6478を書いた後で気づいたけど、災害のように人の命を奪うこともあるだろうゴジラに対しては、ハルオに影響されて憎しみを覚えることもありそうだけど、
別にハルオにナノマシン駄目にされたからってフツアが困るようなことないだろうし、博士達がハルオを憎んでる様子見ても影響されないかもね

話変わるけど博士達がその後が気になる　>>6481の通りだとしたらフツアとは仲良くできたんだろうし、ハルオの死で荒れたりしたかもしれないけど、フツアに心配されたりするうちに徐々に落ち着いていったのかな
個人的には博士が最後まで一番正しかった人だと思ってるから、｢死ぬまでフツアの皆と幸せに暮らしましたとさ　めでたしめでたし｣って感じだといいなぁ

>>6483
その後についてはフツアナイトで瀬下監督が言ってたよ
マイナもミアナも、地球人の生き残りたちも幸せに生き続けた、マーティンはフツアの村でモテモテになって隆盛を極めた、だって

>>6484　マジか、やっぱ博士すげぇな

>>6480
ギドラ降臨のメカニズム知ってしまったのはあの時点でハルオだけで、かといって教えてしまうとマーティンまでもがギドラの眼になってしまうという。

あれ、そういう説明どこにあったっけ
誰か教えてください

マーティンのことだしハルオの行動にはいろいろ察しがついてそうでそこまで憎まないんじゃない？憎むどころかむしろ悲しんでそう。自分がヴァルチャーを再起動しなければ死ぬ選択を選ばなかったかもと後悔しているかもしれないね。

やっぱりマーティン博士好きな人多いんですねぇ！

マジアニゴジの癒しだからな。
あの人いないと作品全体の憂鬱さが80%くらい増すと思う。ああいう大人になりてーなー。

半世紀以上続いてきたゴジラ映画の歴史、はっきり言って「ゴジラ」の言葉に含まれる要素が多すぎる。
・映画としてのエンターテイメント
・怪獣映画(ゴジラ及びその他の怪獣が登場する)
・人間ドラマ(質は問わない)
・怪獣同士の争い
・人間vs怪獣
・自然や文明との折り合いの付け方(おそらく製作陣によって大きく変わる)
…などなど
そして見る人ごとに求めるものが違うせいで、どれか一つでも欠けていると必ず誰かから駄作扱いされる。
アニゴジ三部作が駄作かは置いておいて、「今まで面白かった要素」をこれからも作られるであろうゴジラ作品に押し付けないで欲しい。

曲がりなりにもそれを全部ぶちこんだFWが駄作呼ばわりされてるの悲しい
俺あれ好きなんだけど

アース登場が山場だった。

>>6458
アスカ要塞は流石にマニアックすぎて草

>>6490
自分もFW好きですよ
特定の要素を含めないとゴジラじゃない、楽しめない、そういう考えに自分は縛られたくないだけです。

別に嫌いな作品があるのはいいんだけど、おまえが嫌いな作品もひっくるめてゴジラなんだって認める考えの方が前向きだと俺も思う
「こんなのゴジラじゃない！」ってのは対立を生む考え方

そう思うようになってから、エメゴジもゴジラじゃんって気がしてきた

いい部分、悪い部分、どっちもあるのが映画ってもんだからね。

あと、さりげなく試写会前のXAI氏のツイートで「ギドラが怖い」って言ってたんだね……。未だに、あの儀式シーンでギドラの首の影が伸びていってキュオーンって音がするのがトラウマだったりする。あのシーン滅茶苦茶怖いよ！その後のアラトラム号襲撃した時もめっちゃ怖いけど！

https://twitter.com/XAI_desu/status/1054717774805651456

覇道を行く金色の邪神みたいな暴力的な恐怖じゃなくて、人の内なる虚無の根源みたいな精神的に来る恐怖なのがいいよね。

ギドラ族における恐怖のイメージにバリエーションを持たせたのも本作のポイントと言える。

認識してしまうことで関係を築いてしまい、無だったものが有になって顕現するとか恐ろし過ぎる。
幽霊みたい。

幽霊みたいという意味では没になった「ゴーストゴジラ」っぽさあるな。奇しくもあちらが出る予定だった作品も平成vsシリーズ完結編だし

正直なところノベライズ星を喰う者でモーリ艦長やアダムの死にフォローついてた事と、ギドラ最後の1本が映画と違いゴジラに向かっていった所はすき

別に戦闘シーンが少ないとか説明が多いとかはあまり気にならなかったけど、最後の特攻がホント残念だった
生き残ること、命を繋いでいくことが勝利とか完全に物語の結末を方向付けてたのに、結局復讐や憎しみかよっていう
ヴァルチャーが残ってたら文明が発達して終末が近づくのは分かるけど、そういうエクシフの妄言を覆すために上手いことやるもんだと思ってたよ…

実際アラトラム号襲撃シーンはスゲー盛り上がるし、洗脳～ペンダントのシーンも次代に勝利を託す意味でも悪くなかったし
面白かったけど残念だ…

>>6498 まぁ、エンタメとしての側面から見れば間違いなくビターエンドだし、苦手な人は苦手だよね。

生き残るだけが命を繋ぐじゃないからね
自分が憎しみの心ごと負ける事で、次の世代が呪いを背負わずに幸せに勝ち続ける、それも立派な命の繋ぎ
マイナ達フツアも、呪いそのものは分からなくてもハルオのやったことを理解したからおいかりさま信仰を作ったのだろうし

劇中でもファンの間でも人気者なマーティン博士だけど
小説版ではそれほど高評価されてる訳でもない事が意外だったな。
世渡りと日和見が上手で、自分だけ上手く難を逃れ続けてる、みたいに微妙にネガティブな表現をされてたり
「ユウコを世話してたのはナノメタルの為か!？」と、マッドな所が映画よりも強調されてたり。
制作段階でこういう裏面のキャラと想定されてたのか、小説版の人の独自解釈なのか、どっちなんだろ。

脳死の女の子の体を勝手に実験に使ったんだから大分マッドじゃないか

第三章じゃ群集心理を見事に把握して適切な対応を取って見せたが、第一章ではどっちかと言えばKYな研究者
このズレに一貫した人物像を見出すと、「相手の寛容さに合わせて気遣いレベルを調節してる身勝手な小心者」ということになる

>>6498
ハルオイはそもそも復讐と憎しみを原動力に4000人しかいない同胞の内600人の命をチップにしてゴジラに特効紛いの戦いを挑むガチのヤベー奴だかんな。
むしろそんな復讐と憎しみに生きたハルオイが最後にそれを捨てきれなくても別の何かを未来に託す形で人生の幕引きができたあのラストは最高だと思うんだ。

その600人はハルオの作戦に志願して地球に降りた上、メカゴジラシティ発見前に撤退を選んでも良いと言われた上で3人以外は自分の意志で地球に残ったんだけどな。

>>6504
それこそがハルオイの真のヤバい所。
この600人の内ハルオイと親しいのはユウコメトフィエスガルグ他数人だけ。
しかも他の連中はメカゴジラシティでハルオイが元気無さ気にメトフィエスに会いに来ても気にも留めないくらいには距離感がある。
にも拘らずハルオイがうぉぉぉ！って言えばその連中もうぉぉぉ！ってなる。
さらに言えば内心は地球人を見下してたガルグベルベもハルオイだけは対等な友人だと思ってたし、
メトフィエスも自分的に最も名誉な役目にハルオイを据えようとする位にはハルオイに執着してたという、
色んな意味でまわりの人間を巻き込んで物事に中心になっちゃう人物。

そんな人物がゴジラへの憎しみを持ったまま集団に紛れ込んでたらあっと言う間に周りに伝播するだろうから、あの最後の特効はマジでギドラとゴジラからフツアを救った。

周りを乗せるのは上手いけど実のところ内面は意志薄弱で流されて掌クルクルしてるから乗っかったやつはみんな死んでいくって意図されたキャラ造形だとは思う
ただ最後まで彼が否定されないもんだからその面の印象が薄くなって天然で悪いやつなのになんか叩かれないみたいな印象に

>>6506
怪獣黙示録のマティアス・ジャクスン氏と同じで
扇動者・アジテーターの才覚はあっても、為政者としての才能や強さは無かったって事なんだろうな…
だからこそ両者ともエクシフの興味をひいた、というかエクシフに浸け込まれたのかも知れない

ふたばで見たのかこのスレで見たのか忘れたが、
「アニゴジのあの結末は、人類がエクシフ(とギドラ)の影響下から脱し、ビルサルドの遺した物も捨て、地球人類としての再出発をしたという事」
という解釈には、成る程と思った。

…オラティオ号に関してはまた別の話として。

>>6507
もはや最終的に本人が考えたのかすら怪しくなってしまった対ゴジラ作戦ぐらいしか彼の意見は実は無いからな
あとは自分でも本質を理解しないまま場を盛り上げて人員を地獄に叩き込むのが仕事だし
そしてメトフィエスの仕込みなのかわからないけど失態はうやむやになって最後まで担がれるという

まぁでも、口減らしを力尽くでも止めようとし、フツアと出会ったときに友好的に接した彼の人類愛は確かに彼のものだよ
ハルオの根本は実は憎しみではなくそっち、行き過ぎて危ういレベルなのは否定できないけど