しおじ(列車) 単語

シオジ

1.4千文字の記事

おじとは、列車名である。
東海道山陽本線を駆け抜けた国鉄特急小田急江ノ島線で運行された臨時特急の二つがあるが、本記事では国鉄特急解説する。

概要

東海道新幹線が開業した1964年10月1日東海道新幹線山陽地域を結ぶ新幹線連絡特急として登場した。運転区間は新大阪駅下関駅。当時は東海道新幹線ひかりこだま」の登場により西進してきた「つばめはと」と同じく151系車両が充当された。
ただ、151系では瀬野八を自力でえる事が出来なかった為に上り列車においては181系化されるまでは補機によって瀬野八える事となっていた。その後、九州に乗り入れない列車で直流区間のみの運行ではあったが交直流車両481系が充当される事もあった。また、後述の臨時便50番台ではEF65牽引の客特急となる場合もあった。

1965年10月には2往復に増発された他、ヨンサントオ改正で「しおかぜ」(新大阪駅広島駅)を統合する形で3往復に増発されている。

1972年3月15日山陽新幹線岡山駅開業時も運転区間は当初と変わらず新大阪駅広島駅下関駅間で計3往復(うち2往復が広島駅発着)が存続し、臨時便として50番台列車も運転された。これは大阪エリアから広島・下関への直通客に考慮した為であるが新幹線接続は岡山駅が基本となったため、山陽新幹線が通っている新大阪岡山間は空気輸送状態である事も稀によくあった(この場合は岡山直前でが「さぁやるぞ」と気合いを入れた)。1972年当時の編成は下関駅発着のしおじ2号1021M・1022M)が11両編成(5号食堂車)、広島駅発着便の1号3号が6号食堂車とした11両(1012M・1013M)または12両編成(1011M・1014M)であった。
このときの東京駅広島駅間の所要時間は下りが「ひかり23号・39号」→「しおじ1号3号」で6時間39分、「ひかり5号」→「しおじ2号」で6時間31分(下関駅までは9時間20分)、上りが「しおじ1号3号」→「ひかり60号・74号」で6時間50分、「しおじ2号」→「ひかり4号」で6時間29分(下関駅発で9時間20分)となっていた。

1973年10月には5往復に増発されたが、1975年山陽新幹線博多駅開業に伴ない山陽本線特急止が行われた為、「つばめはと」などと同様に止された。

※ちなみに、山陽本線沿線県のうち2010年現在JR西日本定期特急が姿を見せないのは広島県のみである。
(参考・・・兵庫:スーパーはくと・はまかぜ岡山県やくもスーパーいなば山口県スーパーおき

停車駅の変遷























1964.10.1
1965.10.1
1968.10.1
1969.10.1
1970.10.1
1972.3.15
1972.10.2
1975.2

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