らくラクびわこ(旧:びわこエクスプレス)とは、JR西日本の特急である。
2003年3月の改正でそれまでの485系「びわこライナー」に代わって「びわこエクスプレス」として運転を開始した通勤特急で、サンダーバード・はまかぜの間合い運用で設定されている。
平日の朝に米原駅発1本(1号)と夜の大阪駅発2本(2号・4号)のみが設定されている(土休日は回送扱い)。2024年3月15日までの使用車両は683系4000番台とキハ189系を使用し、2003年から2015年までは681系が使用されていた。
2024年3月16日のダイヤ改正からは681系0番台・683系0番台とキハ189系が使用される。
2009年6月に全車禁煙となるまでは2号車と6号車は喫煙可能だった。また、2021年に全車指定席へと変更された。
停車駅はほぼ新快速と同じであるが、能登川駅と高槻駅は通過する。かつては南草津駅も通過していたが、2021年より停車するようになった。また、JR東日本で湘南号が登場するまでは特急で唯一東海道本線内のみの運転となっていた。
なお、681系・683系の間合い運用は他にも北陸本線の「おはようエクスプレス・おやすみエクスプレス」、「ダイナスター」、IRいしかわ鉄道・七尾線の「能登かがり火」があった(北陸新幹線敦賀開業で能登かがり火以外の運用は廃止、能登かがり火も他の特急運用と孤立した形での運用になったので間合いではなく本運用になった)。
2015年3月14日のダイヤ改正により1号・4号は3月16日から編成が方転され、車両も列車登場時から運用に就いていた681系、683系0番台から683系4000番台に変更された。
これまで4号は大阪21時36分発で終着の米原には23時01分着と使いやすい時間の設定ではなかったが2024年3月ダイヤ改正より北陸新幹線敦賀開業で車輌の運用が変わることもあり「らくラクびわこ2号」として大阪19時20分発米原20時48分着になり使いやすくなった・・・かもしれない(旧2号はらくラクびわこ4号として改正前とほぼ変わらない運転時刻・区間となる)。なお米原で20時55分発しらさぎ16号名古屋行きに接続出来るのでやろうと思えば新幹線も近鉄特急も使わずにJR特急だけで大阪から名古屋まで移動出来る(岐阜到着は21時29分、名古屋到着は21時54分)。
このダイヤ改正にあわせて1号と2号は683系4000番台から681系・683系6両編成(9両増結の場合あり)の運用に戻されているが、ほとんどの編成で「らくラクびわこ」幕の準備が間に合っておらず「特急」幕で運行している。
駅名 | 大 阪 |
新 大 阪 |
京 都 |
山 科 |
大 津 |
石 山 |
南 草 津 |
草 津 |
守 山 |
野 洲 |
近 江 八 幡 |
彦 根 |
米 原 |
1号車 |
2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 |
グリーン | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 |
3号車 | 2号車 | 1号車 |
指定席 | 指定席 | 指定席 |
1号車 | 2号車 | 3号車 | 4号車 | 5号車 | 6号車 | 7号車 | 8号車 | 9号車 |
グリーン | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 | 指定席 |
「びわこエクスプレス」の前身となる東海道本線完結のライナー列車で、1987年10月に運転を開始。ただし当初は定期列車ではなく、翌1988年3月のダイヤ改正で定期列車化された。種別は普通(快速)。
途中停車駅は一貫して変更はなく、新大阪駅・京都駅・大津駅・石山駅・草津駅・守山駅・野洲駅・近江八幡駅・彦根駅。
車両は「雷鳥」の間合い運用で485系が充当されたが、一時期は新潟雷鳥の間合い運用でJR東日本の485系が充当されていることもあった。
その後485系の681系・683系への置き換えが進んだことで「びわこライナー」も同様に車種変更を実施することとなり、車種変更にあわせて特急へ昇格させる形で2003年6月に「びわこエクスプレス」に名称変更された。
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最終更新:2024/12/02(月) 19:00
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