エーティエ(ファイアーエムブレム)とは (エーティエとは) [単語記事]

エーティエとは、ゲーム『ファイアーエムブレムエンゲージ』の登場人物である。

概要

エレオス大陸の西に位置する『フィレネ王国』の第一王子アルフレッドの臣下の王城騎士。作中では聖地リトスでの異常をいち早く察知し、アルフレッドや同僚のブシュロンと共にリュールに助太刀する。
アルフレッド同様筋肉に対する意識が高く、鍛錬だけでは満足できず、より強固な鍛錬方法を日々模索している。
そしてその賜物か、3D モデルでは腹筋がしっかり割れている。

10の月1の日生まれ。フィレネ王国にある花畑の町の名家である侯爵家の娘で、歳離れた兄姉がいる。セリーヌとは赤子の頃から共にいた幼馴染であるのだが、イヴ女王が妃候補としてセリーヌではなくアルフレッドの臣下として配属をした…のだが、アルフレッドとは主従兼鍛錬仲間という繋がり以外はなく、双方共にそのような感情は抱けないと語っている。（ちなみにエーティエ自身はこの話をアルフレッドから聞くまでは知らなかった）

好きなものは鍛錬や紅茶（茶会）や花や肉で、苦手なものは掃除や裁縫など細かい作業や腕力に頼れないこと。軍の中で一番健脚。

邪竜の章では詳しくは明らかとなっていないが、死亡したことだけは間違いない模様。

余談だが、エーティエの声を担当している嶺内ともみは2022年に声優業を引退している。その為、エンゲージやヒーローズはそれ以前に収録していたものだと思われるが、もし今後ヒーローズで超英雄などで実装されることがあれば、別声優での実装になる可能性が高い。

ユニット性能

初期兵種はアーチャーで、素質は弓(天性)。
個人スキルは回復アイテムを使用すると1ターン力が+2される『筋肉増強剤』、反撃に回ることは少ないためあまり生かせないか。絶対プロテインやってる

シリーズ恒例の序盤アーチャーであり、合計成長率は低めだがそれらとは全く事情が異なる。
というのも、エーティエの力は初期値10&個人成長率40%と自軍屈指の数値になっており、アーチャーの成長率を足した合計成長率は55%。まごうことなき筋肉ユニットである。
技速さもアーチャーとしてはそれなり程度には上がるが体格は低めで、HPや守備といった耐久力は壊滅的であるが、今作は火力不足が起きやすいため力の成長率が極めて重要であることと、そもそもアーチャー系は敵の攻撃に晒すべきではないという理由から、一見すると多くの能力が低めでも運用上困らないのである。

上級職のスナイパーはいつもと異なり力上限値が高く速さはそこそこなのでステータス傾向に合っており、弓を使う王族とも差別化できる。が、それ以上に天性素質を活かせるウォーリアーにも適性がある。勇者の弓以降が使えない代わりに体格が増え「連携」と弓の組み合わせで広範囲にチェインアタックが可能となり、長所の力の上限がさらに高くなり、何より服装の関係でＣＣ後も腹筋が見られる。
ちなみに銀の弓を持ってまともにウォーリア運用出来る物理ユニットはエーティエくらいである。

「力の上がる遠距離ユニットは強い」という格言に違わず、飛行ユニットの一撃必殺や削り、トドメに起用したりと戦闘時に明確な役割が持てる。後に加入するスタルークやフォガートといった弓兵には速さで大きく穴を開けられてしまっているが、その単発火力の高さは特に高難易度で頼りになることだろう。
今作は全体的に味方の火力が低いため敵が渋滞しやすく、また飛行ユニットが敵として多数出現するのに弓が使える味方は多くない。この状況に対し遠距離から高火力を出せる性質はかなり有難く、戦闘時に手持無沙汰になる事が少ない。筋肉を信じ積極的に矢をぶち込もう。

支援相手

ヒーローズ

リュール(女)、アルフレッド、セリーヌ、クロエ、ルミエルと共に本編に先駆けて登場。
彼女のみミッションクリアで☆5が2人入手可能だった。兵種は弓歩行。
なお、こちらの立ち絵でも腹筋がしっかり割れているので必見。

武器なしで攻撃45と実装時点で弓どころか射程2のユニットのトップに君臨し、周囲3マス以内に味方がいれば戦闘中攻撃・守備+5かつ戦闘中敵の奥義カウント変動量を-1する「守護の弓」、HP 満タンか有利な状態を受けていれば戦闘中攻撃と守備を強化する「攻撃守備の万全」で攻撃力をブーストし、奥義「竜裂」で強烈な一撃を叩き込む、弓屈指の破壊力の持ち主。
ちなみに攻撃45はどれくらいかというと、ヴィオールなどリリース初期の弓ユニットが専用武器を装備した時の値と同じくらい。初期組と6年目との差とは言え、何かがおかしい。
また、ターン開始時、自分を除いて最も攻撃と守備が高い味方の攻撃・守備を強化する「攻撃守備の大開放」も習得するため支援能力もある。