キチキギスとは (キチキギスとは) [単語記事]

キチキギスとは、ポケットモンスターに登場するNo.1016のポケモンである。初登場はスカーレット・バイオレット (碧の仮面)。

基礎データ
名前	キチキギス	タイプ	どくフェアリー
英語名	Fezandip iti	高さ	1.4m
分類	けらい	重さ	30.1kg
性別比率	♂：100.0%	特性	どくのくさり
性別比率	♂：100.0%	特性	-
グループ	タマゴみはっけん	隠れ特性	テクニシャン
孵化歩数	なし	捕捉率	3
世代	第9世代	努力値	特防+3
進化	なし
図鑑データ
全国図鑑	＃1016	図鑑の色	黒
パルデア	＃199（ｷﾀｶﾐ）

←マシマシラ　|　オーガポン→

	キチキギスけらいポケモンタイプ　たかさ　　0.1m おもさ　　1.1kg
体に巻きついた鎖から出る毒素の刺激で美しい姿と声を手に入れた。

種族値　合計555
H P	攻撃	防御	特攻	特防	素早
88	91	82	70	125	99

図鑑説明

ポケットモンスタースカーレット: 体に巻きついた鎖から出る毒素の刺激で美しい姿と声を手に入れた。
ポケットモンスターバイオレット: 艶やかな翼を羽ばたかせてフェロモンを振りまき人やポケモンを蠱惑に魅了する。

概要

「キチキッチー！」

『スカーレット・バイオレット』の追加DLC『ゼロの秘宝』の前編『碧の仮面』の舞台、キタカミの里で登場する、雉のようなポケモン。体毛は黒く、そこにアクセントのように赤に近い橙色が入っている。首元にはイイネイヌ・マシマシラにもある紫色の鎖のようなパーツが有る。キチキギスの場合は他の2体と異なり結び目のように見せるためか2本生えているように見える。
先述のイイネイヌ・マシマシラと合わせてキタカミの里を守った英雄として村人に親しまれ、3匹への感謝を示すために建てられた石像がある。
特性の「どくのくさり」は攻撃技でダメージを与えると、もうどく状態にすることがあるというもの。どくではなく「もうどく」、そして非直接攻撃でも発動することから「どくしゅ」の上位互換のような特性である。
もともとは羽は短く色もくすんでいたが、美しくなりたいと欲したため現在の秀麗な容姿を手に入れたらしい。
花魁のような見た目をしているが♂固定である。花魁そのものではなく、歌舞伎の女方がモチーフなのだろうか。マシマシラも見栄を切るモーションがあることから、ともっこ全員が歌舞伎をモチーフにしている可能性がある。
名前の由来は「吉」＋「キギス (雉子と書き、「雉 (キジ)」を意味する)」。他の2匹が「イヌ (犬)」「マシラ (猿の読み方のひとつ)」であるため、おそらくは3匹揃って桃太郎のお供から着想を得ていると思われる。「鬼」のオーガポンとの関係が気になるところ。

シナリオでの活躍(ネタバレ注意!)

正体

その正体は、英雄という言い伝えでのイメージからは程遠い、とても強欲で邪悪なポケモン。 遥か昔、オーガポンと異国の男のお面の噂をどこからか聞きつけキタカミの里へ来襲し、2人の住処にしまわれていたお面を奪い取ろうとした。異国の男が居合わせたためなんとか碧の仮面のみ守れたが、他3つのお面は奪われてしまう。オーガポンが住処に帰ったときには男の姿はなく、争った跡とお面だけが残っていた…
オーガポンは怒り狂いながらキチキギス達をやっつけた。事情を知らぬ村人はオーガポンのその姿に恐れ、キチキギス達を村を守った英雄と勘違いし、なきがらを丁寧に埋葬した…というのが昔話の真相である。