キャッシーとは、アニメ「遊戯王ZEXAL」に登場するキャラクターである。
声優は小林ゆう。
主人公・九十九遊馬のクラスメートの、銀髪の女の子。愛称は「キャットちゃん」。
ネコミミを模した髪型と縁の厚い眼鏡、猫っぽい口調と仕草、中の人が捻り出す鳴き声や猫なで声が特徴である。
デュエル中と普段でテンションが大きく違うことがコンプレックスとなっており、人付き合いも苦手で専ら猫たちが話し相手だった。
(猫達とは会話、意思の疎通ができるらしい)
前述の通り学校では内向的な女の子で、同級生から名前を覚えてもらえないほど陰が薄い存在である。何せ、遊馬にもデュエルを始めるまでは名前はおろかクラスメートである事すら思い出してもらえなかった。
遊馬に想いを寄せており1話から背景にこっそり映っていたが、一部の熱心な視聴者が気づくに留まっていた。
そんな彼女が本格的に登場したのは第9話からで、夜な夜なこっそり遊馬の家に忍び込み学生服を怪しげな服に取り替えたり、跳び箱を飛ぶ際にワイヤーで補助したりといった奇怪な行動に出始めた。また、どのような手段を用いたかはともかく、試験では遊馬に100点を取らせて右京先生を新たな顔芸驚き顔にしてみせたりもした。
が、服のセンスを指摘した観月小鳥が遊馬を服選びのデートに誘う流れになってしまい、このことに怒りを顕にした彼女は急遽小鳥を拉致して自宅に遊馬を誘いこみ、小鳥を交換条件として遊馬とデュエルを行うことに。
この機に乗じて遊馬に想いを伝えようとするが…。
牛尾「おいおい、しようぜ。言葉のキャッチボールをよぉ?」
使用するデッキは、『猫』『キャット』と名のつくモンスターで固めた猫デッキ。
ローレベルビートダウンといった感じの動きをするデッキだが、サーチカードや切り込み隊長のような同名モンスターロックをかけられるモンスターカード、除去にアタッカーと一通り揃っていて、単体の攻撃力は低いものの回りやすくなっている。なお、遊戯王で最もよく使われた猫モンスターは禁止ということもあってか残念ながら使われることはなかった。
見た目やデッキだけではなく、身のこなしまで猫っぽい。特に跳躍力は中学生らしからぬ身軽さを誇り、遊馬の部屋に忍び込んだり、ジンの仕掛けたトラップを唯一回避したり(結局暗示を掛けられたが)、ジンが崇める階上のカイトに一瞬で迫りリアルダイレクトアタックでその正体が人形である事を暴いたりと遊馬のクラスメイトの中では頭ひとつ抜けている…っていうかここまでくると人間じゃない。要するにいつもの遊戯王である。
「彼女もまた遊馬のために人間を捨てたのだ…」
WDCではさり気なくハートピースを1つゲットしていたが、成り行きでキャラや境遇がそっくりなドッグちゃんとデュエル。相手もキャットちゃんの使用カードもあざとい萌えを振りまく中、人前で勇気を出せないドッグちゃんのためにわざわざ説明死フラグを立てて、勝ちを譲り自信を付けさせるという高度なメタを披露した。 スゴいぞー! カッコいいぞー!
バリアン編に突入した『ZEXAL II』ではいくらか積極的な性格になり、マスコットガールの座を巡って小鳥たちと火花を散らす一幕も。さらには小鳥ともどもギラグに洗脳されるという薄い本が厚くなりそうな事態にも巻き込まれたが、ギラグのドジさと遊馬の活躍により無事解放される。
終盤に差し掛かるにつれてストーリー上での役割は少なくなっていったが、デュエル要員ではなかったことから、委員長とともに消滅を免れている。
遊馬が一人最終決戦の場へと向かおうとした際には、なんと恋のライバルである小鳥の背中を押すという思わぬ行動を見せた。
共に残された委員長に対し「私だって一緒に行きたい…でももう、私がしてあげられることなんて何もないもの…」と涙を浮かべ語る姿はとても切ないものであった。
しかし遊馬にとっての小鳥の存在の大きさをよく理解しての行動でもあると思われ、恋は盲目…どころかまさにその真逆の、自己犠牲的とすら言える献身的な一面が伺える場面でもあった。
遊馬たちの帰還後は、皆と一緒に無事それまでと変わらない笑顔を取り戻している。
ちなみに、Vジャンプで連載している漫画版ZEXALでは先に登場していた。
こちらではアニメとは打って変わって、積極的に遊馬にアプローチするキャラになっている。
小鳥にはアニメ以上に敵意をむき出しにしており、顔を付き合わせて喧嘩をするシーンも…。
そして、スタジオ・ダイスのHPで閲覧できる高橋和希氏のラフスケッチの中には「不気味キャラ。でもだんだん美人になる」というコンセプトが書かれたキャットちゃんの原案ラフがあるのだが…。閲覧は自己責任で。
使用カードは全くOCG化されていないものの、ゲーム作品である激突デュエルカーニバル、タッグフォースSPで実装されており、「捨て猫」「化け猫」「捨て猫娘」「猫招き」「猫に小判」「キャット・ワールド」「キャット・ガール」「キャット・ガール・マジシャン」と中々の枚数が使用可能。
ただこのカード群、かなりの脳筋仕様である。
というのも、キャット・ワールドの効果が『「捨て猫」モンスターまたは「キャット・ガール」モンスターの攻撃力はその元々の攻撃力分だけアップする』というもので、これによりキャット・ガール・マジシャンはお手軽に攻撃力4000と化す。数値だけなら神レベル。
下級モンスターは特殊召喚に関する効果がメインで、ランク4エクシーズを補助する意味合いが強い。
このあたりもあって、とにかくマジシャンを出して殴るのが基本戦術になる…というか、ならざるを得ない。
マジシャンは「エクシーズ素材を1つ使用して、そのターン攻撃力を半分にしてダイレクトアタックが可能になる」という効果を持っており、キャット・ワールドとの相性は悪くない。
…決して弱いわけではないのだが、直接盤面に干渉できる効果を一切持たないこともあり非常に大味。
さらにランク4はただでさえ激戦区オブ激戦区であるが…キャットちゃんファンならば愛で補おう。
今後のOCG化にも期待したいところである。
キャッシーの声優である小林ゆうはテレビ東京にて遊戯王ZEXALと同じ曜日に放送されているアニメ『銀魂』でも「猿飛あやめ(さっちゃん)」役で出演しており、小林ゆうの怪演ぶりも相まってさっちゃんとキャッシーは何故か共通点が多い事も話題に登っている。具体的には、
などなど、様々な場所に見受けられる。
いつか、小林ゆうが演じる2種類のストーカー恋する乙女を同じ日に見られる日は来るのだろうか?
・・・と思っていたら来たる10月3日と10月10日の二週に渡り夕方に「銀魂'」でさっちゃんが、その後「遊戯王ZEXAL」でキャットちゃんが同日出演となった。とどのつまり、「ずっと小林ゆうのターン!」である。
掲示板
144 ななしのよっしん
2013/12/09(月) 04:37:42 ID: OkWidT7YZ7
>>143
ZEXALになってから出された数々の産廃の代わりにこういうのをOCG化して欲しいよ
過去にもトゥーン・キングダムや残りのアルカナや機械天使や……考えただけで悲しくなってきた
145 。
2013/12/26(木) 08:55:01 ID: lvxYvwIPDv
レスキューキャットが禁止カードになってなければもっと目立てたかもしれないのに...
146 ななしのよっしん
2019/05/13(月) 14:06:50 ID: eaNXZ3a6hP
WDCじゃ少なくとも一勝はした上に2日目まで残るという
ハートピースダブった可能性もあるし
(まあ鉄男と委員長は相手が悪かったし、徳之助も一日目まともに決闘していたら1、2勝は出来ていたかもしれない。)
というより一回しかダブらなかった遊馬の運がよかったのか
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最終更新:2024/12/21(土) 22:00
最終更新:2024/12/21(土) 22:00
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