シャイニング・ドローとは、アニメ「遊戯王ZEXAL」に登場する俺ルール必殺技である。
最強デュエリストのデュエルはすべて必然!ドローカードさえもデュエリストが創造する!
全ての光よ!力よ!我が右腕に宿り、希望の光を照らせ! シャイニング・ドロー!!
遊戯王ZEXALにて登場した、カードゲームの常識を覆すであろう所業。
良く言えば『カードゲームにおける起死回生の逆転劇を演出するガジェット』、悪く言えば『究極のご都合主義』。
初登場は第24話で、カイトとのデュエル中に遊馬とアストラルがエクシーズ・チェンジを果たしZEXALとなった際に上記の口上と共に披露。「ZW(ゼアル・ウェポン)」をはじめデッキに入っていないカードをシャイニング・ドローで無から「創造」し、デッキの一番上にセットしてドローする。
こうしてドローしたカードは戦局を良い方向へ傾けはじめたり、遊馬たちに勝利をもたらすための一助を果たす場合が多いため、ZEXAL形態が登場した場合はほぼ必ずこのパフォーマンスが見られる。
なおカードをドローする行為につき、基本的にはドローフェイズにコレを繰り出す。
続く「遊戯王ZEXALⅡ」では、ベクターの策略で心が病み、もとい闇に染まったアストラルの影響で「ダーク・ZEXAL」形態となり『ダーク・ドロー』によって「DZW(ダーク・ゼアル・ウェポン)」を作り出したこともあった。
そしてその後、遊馬の奮闘でアストラルは遊馬共々「希望」を信じる心に目覚め、「ZEXALⅡ」形態を発現すると今度はシャイニング・ドローを超えるチート能力「リ・コントラクト・ユニバース」を繰り出し勝利をつかんだ。
そしてアストラルを復活させるためにアストラル世界へ辿り着いた遊馬の前にアストラル世界の守護者・エリファスが現れ、遊馬とアストラルを「カオス(=不純物?)」として排除するためにデュエルを行うが、彼も同じようにシャイニング・ドローを繰り出してみせた。
この展開に驚いた視聴者も少なくなかったと思われ、シャイニング・ドローの全貌とアストラル世界及びバリアン世界との関連が段々明かされていく事に期待されている。
シャイニング・ドロー然りリ・コントラクト・ユニバース然り、いずれも遊戯王をはじめとするカードゲームを取り巻くルール及び環境に一石を投じた(ダイソン・スフィアくらいの)文字とおりの必殺技ではあるが、近年では敵サイドも同じように卑怯な手を使う敵も増えてきており、親友のフリをして近づき最高のタイミングで裏切る事で心身ともにダメージを与えたり、2対1のデュエルとはいえ初期ライフを強制的に任意の数字に設定したり、また前作にあたる「遊戯王5D's」ではプラシドがライディングデュエルのルールを(1対1のデュエルではなく)集団イジメ上等のバトルロイヤル方式へ書き換えるという暴挙も行ったことがあった。
よって、シャイニング・ドローのような技の存在を正当なる対抗策と取るか否かは視聴者にもよるだろうか。
当記事名は「シャイニング・ドロー」としたが、公式の表記やテレビの字幕では「シャイニングドロー」と『・』が間に入っていないケースもあり、表記が統一されていない。もっともこちらについては「オーバーレイ・ユニット」「モンスター・エクシーズ」などといった例もあるので、正確な表記が特に決まっていないのかもしれないが。
「デッキに入っていないはずのカードをデュエルで使用する」行為についてはかつて「遊戯王5D's」でも『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』をはじめとする「カードをデュエル中にその場で『創造する』」例が幾つか存在したが、さらに過去へ遡ると「遊☆戯☆王R」ではバンデット・キースがリストバンドの中に隠し持っていたカードをデュエルディスクにセットした結果ディスクに内蔵されたイカサマ防止機能が働きはじかれた、という例もあった。
「どちらもやってる事はイカサマだ」という声が挙がる事だろうが、正規の手続きを踏んで創造したカードであれば少なくとも、世界の法則に否定される事はないらしい。
無論だが、現実の公式大会などではイカサマ行為自体がデュエリストとしての品位や名誉、信頼を失墜する事にもつながるため禁止されている。だが、冒頭の口上を見る限り、少なくともアストラルはカードを創造さえすればそれはイカサマではないと言っているようにも解釈できるため、実際にデュエル中にカードを創造して使うのならば認められるのかどうかは実際に試した人の報告が待たれるところだが、デュエル大会によってはデッキ内容を事前にリストとして提出する事が求められる場合もあるのでおそらく反則行為と見なされる可能性が限りなく高い。
デュエル中にZEXALの力(及び、それと同類の超能力)でカードを創造しようとも、仲間との絆の力や明鏡止水の境地に目覚めカードを創造しようとも、リストに記載していないカードを使用したらその瞬間失格となるであろう事には変わりなく、大会によってはその事実が罰則規定に明記されている場合もある。
したがってシャイニング・ドローが使える人がいても、大会では絶対にアニメのマネをしないように。まぁデュエル内容や結果とは別の意味で周囲の注目を浴びることはできるかもしれないが。
ちなみに、公式デュエルでは使用が認められないもののカードを創造する超能力を持たないデュエリストのためにOCGでは擬似的なシャイニング・ドローを実現するカードとして『希望の創造者』というカードが存在する。詳細は『希望の創造者』を参照。
掲示板
274 ななしのよっしん
2025/07/27(日) 21:48:25 ID: 2oypZsb3SW
一挙配信ついでに久々にちょっと考えたんだが、
そもそもシャイニング・ドローって三界で最強でなくアストラル世界で最強デュエリストの証と考えれば、
強力ではあるものの弱点がキッチリあるのもなんか納得できるような気がするぞ
遊馬がエリファスに勝利するまでは、アストラル世界ってエリファス以外の住民の意向はともかく無駄なカオスを切り捨て高次元のランクアップという理想を目指すって方針だし、
その状況を打破する事に比重を置いたカードを呼び込むという事は、デュエルの勝利という理想を得る為にその場では役に立たない効果という無駄をなくしていると言えなくもない
エリファスが実際に見せたように、確かに元の方針でもランク13に至れるくらいの領域には辿り着ける可能性があったけど、理想に邁進しながらも結局遊馬を破るのには後一歩届かなかった
それに対して遊馬がやってみせたような、無駄な部分こそあれど爆発力はあるカードと組み合わせて、しっかり見据えた相手を真正面から打ち破る力を発揮したシャイニング・ドローの方が可能性の広さという意味でも真に最強と言えるのかも
>>272
ちょっと最近考えた事なんだが、呼び込まれるカードって状況打破以外にもバリアンズ・カオス・ドロー含めて使い手の傾向が大きく出るのかも?
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
275 ななしのよっしん
2025/09/20(土) 15:32:07 ID: dHtrwFz7dX
闇堕ち版ゼアルなダークゼアルがやったダークドローから察するにシャイニングドローってカードを理想のカードに書き換えてドローする技だから主人公の信条かつ劇中で美徳扱いされてるかっとビングと真逆なのがね
それ自体はエリファス戦でエリファスが言ってたけど結局そのデュエルもシャイニングドローで勝っちゃったのが何とも
以降の遊戯王シリーズでのカード創造が決闘者の意思が介在しない方向になった辺り制作スタッフも思うところがあったんだろうか
276 ななしのよっしん
2025/11/12(水) 23:16:11 ID: t7hZcqDN53
ぶっちゃけ最大の目的は派手なドロー演出
あとは、世界に1枚しかないはずのホープやホープレイに専用サポートが存在する理由付け
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/05(金) 19:00
最終更新:2025/12/05(金) 19:00
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