アストラルとは、遊☆戯☆王ゼアルの登場人物である。CVは入野自由。
遊馬がシャーク(神代凌牙)とデュエルしている最中に、突如出現した謎の扉を遊馬が鍵を使って超かっとビングした事がきっかけで遊馬の前に現れた詳細不明の謎の生命体。しかし、彼の姿は遊馬にしか視認出来ないらしい。
(遊馬や小鳥に曰く「デュエリストの幽霊」)
とは言っても最近では、デュエル中に限り一時的に遊馬以外の人物にもアストラルの姿が見えるようになったりする事もあるようだ。
見た目の特徴として、全身が透き通るような水色をしており微弱ながら全身発光している。瞳の色は金色だが、オーラを纏っている間は光の加減なのかオーラと重なる部分(右目)が銀色に見える。しかし通常時は両目とも金色である事が確認できるため、オッドアイではない。
また、身体や顔のいたる部分に模様らしきものが確認できる上、常時ふわふわと滞空している。
そしてデュエル時は先述の通り身体の光が青白いオーラとなって彼に纏わり付く。
一目で人外と解る青い身体でしかも全裸と聞くと、どこぞのネオスペーシアン(アレとかコレとか)を彷彿させるが恐らくは関係ない。はず。
遊馬達の世界へ現出する際に遊馬と衝突したショックで記憶が超かっとビングし、その記憶が「ナンバーズ・カード」となって飛び散ってしまったため一切の記憶を失ってしまう。
但し、アストラルという自分の名前とデュエルに関する記憶だけははっきり覚えており、遊馬の住む世界の文化や生活様式など、ありとあらゆる事象をデュエルに関連付けるという叩き上げのデュエル脳である。それ故、涼しい顔でトンデモない台詞をさらっと言ってのけたりもする。一例を挙げると、アストラルの姿が自分以外の誰にも見えない事を悟った遊馬が「まさかお前、幽霊だろ!?」と訊ねた折りに真顔で返した第一声が、「落ち着け。幽霊とはどんな効果だ?いつ発動する?」。
遊馬と出会って間もない頃は記憶障害のためかそれとも単に小馬鹿にしていたのか、遊馬の事を「トンマ」と呼ぶこともあったが、現在は名前で呼んでいる。他にも、キャットちゃんことキャッシーが遊馬の部屋へ忍び込んできたときも何をするでもなく静観していた。
要するに遊星達と出会って間もない頃のブルーノちゃんみたいなもんだ。
そして、欠落した記憶を取り戻すには「ナンバーズ」と呼ばれる特殊なエクシーズモンスターを集める必要がある為、遊馬と行動を共にしている。特に、ナンバーズとのデュエルではアストラルの生命は遊馬のLPと連動しており、ナンバーズとのデュエルで遊馬のLPが0になる事は即ち彼の消滅を意味している(デュエルで遊馬のLPが減少すると、存在が霧のように希薄になってしまう)。それ故ナンバーズとのデュエルでは遊馬を勝利へ導くためにアストラルは遊馬に様々な助言・アドバイスをするのだが、せっかくの助言が遊馬には聞き入れてもらえない事も少なくないようだ。
私の命が懸かっているんだぞ、トンマ。
ナンバーズ所有者とのデュエルに勝利した後は相手の方へ手をかざしてナンバーズ・カードを吸収、自身の記憶を少しずつ取り戻すと共に遊馬の所有カードとなる。(もっとも、「No.17 リバイス・ドラゴン」以降はデュエル中に遊馬が回収したナンバーズを使用する事は無いようであるが)
第20話で「No.96 ブラック・ミスト」を回収した際はアストラルがブラック・ミストに身体・精神を侵されてしまった事もあったが、鉄男と遊馬の協力でブラック・ミストの支配から解放される事ができた。
普段は遊馬の傍に付き添っており(否応無しに遊馬から離れる事が出来ない状況らしい)、彼の身の回りに起こる日常の出来事を「観察」する事を日課としている。(観察内容の詳細は後述)
デュエル脳故か、彼の持ち合わせている知識には相当な偏りがあり、食事やトイレすら彼にとっては物珍しい「観察対象」と成り得るようだ。もっとも猫を知らなかったかと思えば、女性(女の子)の心理について知っているような口振りを見せたりと、デュエル以外で彼の持ち合わせている知識には偏り云々以前に謎に思える部分も多い。
そして、姿を具現化しないときは遊馬が持っている鍵の中に収納されている。
(しかし、鍵の中からでもナンバーズの気配は察知可能であるらしい)
第7話からは遊馬達の世界の(デュエル以外の)文化にも興味を持ち始めたのか、放送中のヒーロー番組「異次元エスパー・ロビン」に夢中になっているようで、夜も更け遊馬がぐっすり眠りについている時間帯に一人、テレビの前で体育座りをしながら無言で番組を眺めるという、これまでの印象を覆すには充分な何とも形容しがたい一面を見せた。
安眠をジャマされた苛立ちから視聴中のテレビを消した遊馬に対して珍しく抗議したり(アストラルの身体ではテレビに触れられない為、または電源やチャンネルを操作する方法を知らない為と思われる)、ハクションフィクションいう概念を知らないために同番組の主人公・ロビンを「自分と同じく異次元からやって来た仲間」と思い込んだ挙句に遊馬を振り回したり、さらには続くエスパー・ロビンこと風也とのデュエルでは彼が召喚した「野獣戦士ピューマン」「No.83 ギャラクシー・クィーン」などといったモンスター達をエスパー・ロビンの世界の設定に基づいて真面目な顔で紹介・アドバイスするなど、異世界の文化にどっぷりと嵌まり込んでしまっているようである。
遊馬&視聴者「おい、デュエルの解説しろよ」
………そして時は経ち第45話、エスパー・ロビンが再登場しゴーシュと熱い戦いを繰り広げるのに、遊馬・仲間たちともども偶然遭遇。ロビン愛は少しも衰えていなかったようで、ロビンこと奥平風也の場にそろったヒーローたちを見て、笑みを浮かべながら「胸が熱くなるな」とこぼした。その発言に視聴者の胸も熱くなったこと間違いなし。一部の者はおそらくついでに腹筋も崩壊した。
さらにWDCの決勝戦では、遊馬が持ってきたデュエル飯を共に食べては「始めて食べ物を口にした」事に大喜びするという新たな一面も見せた。
自らの記憶のピースたるナンバーズ・カードを狙うカイトとのデュエル以降は明確に敗北の味を知ったためか暫く意気消沈している時期が続き、ジンとのデュエルではカイトの人形にびびっていた事もあった。
続く48話ではトロン一家のデュエリスト・Ⅲとのデュエルにて謎の紋章の力で封印されるが、それでも遊馬を手助けするべく抵抗を続ける様に業を煮やしたⅢによって消滅させられてしまう。しかしその後の49話におけるⅢとのデュエルの最終局面において、アストラル世界の中で遊馬の父親・九十九一馬(らしき人物)の呼ぶ声に呼応し復活を果たす。この一件にて、Ⅴが「アストラル世界で生きている」と述べていた遊馬の父親について、アストラルとの接点が断片的に明かされる事になったのだが、全貌を明かされるのはもう少し先になりそうだ。
やがてWDC編がクライマックスへ近づくにつれ、集められたナンバーズ・カードやDr.フェイカーが用意したスフィア・フィールドの影響下によるものなのか、本来遊馬や一部の人物にしか存在を認識できなかったアストラルの姿が、Dr.フェイカーとの決戦の際にはトロンやハルトと同様にカイトや小鳥達にもアストラルの姿が見えるようになっていた。アストラルと会話を交わした両者以外にも、ナンバーズクラブの面々やシャークにも(会話をしたり、アストラルの存在に言及する描写は無いものの)姿が見えているらしい事が仄めかされている。
この後彼は小鳥たちと、エスパー・ロビンの談義でさぞかし盛り上がったのだろうか。
先述のシリアスな顔で次々に迷言を発するそのギャップや天然ぶり、及びオタク趣味やD・ホイールバイクに目覚めつつある(?)一面から、ニコニコやネット上では高い人気を博している。
遊馬との生活を経ていろいろな観察結果を記録していくアストラルだが、ノートやPCなどといった「観察結果を記録する媒体」が無いため、上記の観察結果を全て覚えているのかは少々怪しい。
掲示板
489 ななしのよっしん
2021/04/06(火) 18:41:41 ID: N5EHpmfa1l
490 ななしのよっしん
2021/04/12(月) 08:19:37 ID: y5SPfUVgiI
アストラル立体化マジでめでたいし造形も良いんだけどプリケツに全て持ってかれてる感がある
491 ななしのよっしん
2023/06/18(日) 20:09:06 ID: Dus7H08HMd
バリアンは地上世界でも一応人間の姿になって物に触れたりできるのにアストラルは出来ないんだよな
まあ生命活動以外の不必要な要素を全て捨てた世界だから当然なのかもしれないけど
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最終更新:2025/01/17(金) 21:00
最終更新:2025/01/17(金) 21:00
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