- ジャック×ダクスターとは、エルフの少年ジャックと彼の親友ダクスターのコンビを指す。名前の間に挟まれるX印はandの意味であり、英語の発音に従いジャックンダクスターと読まれる。 初登場はノーティドッグ開発のアクションゲームである「ジャック×ダクスター 旧世界の遺産」である。特徴的な世界観として、超文明を持ち、現在では絶滅したとされる謎の種族「プリカーソル」の名称や、エネルギーを司る「エコ」の存在が挙げられる。登場人物達のユーモア溢れる口の悪さに驚くことなかれ。それが彼らの日常である。ジャック×ダクスターのゲームは、外伝と日本でローカライズされていない作品を含めて現在(2011年5月)までに6作品がリリースされている。最新作「ジャック×ダクスター エルフとイタチの大冒険」が09年11月19日に発売された。また、ラチェット、クランク、スライ、ベントレーと共にPlaystation Move専用ゲームソフト「ガチンコ・ヒーローズ」に参戦し、2013年には「プレイステーション オールスター・バトルロイヤル」にも参戦するなど確実に日本での展開を進めている。
関係している会社
- オリジナルの開発はノーティドッグだが、スピンオフ作品である"Daxter”をレディアットドーンが、続編の「ジャック×ダクスター エルフとイタチの大冒険」をハイインパクトゲームズが開発している。また、インソムニアックゲームズが開発している「ラチェット&クランク」との類似性を指摘されることがあるが、「ラチェット&クランク」の開発にはノーティドッグ社員も参加している。インソムニアックとノーティドッグの関係は、非常にオープンに互いの社のキャラクターをパロディし合っていることからみて、少なくとも、それらのゲームを開発していた時期は友好的だと思われる。
概要
ジャック×ダクスター 旧世界の遺産(PS2)
- 冒険家に憧れる少年ジャックは、イタチに変身してしまった親友ダクスターを人間に戻すため、
- 保護者である緑の賢者セイジイと、その娘でありメカニックでもあるケイラの助けを得て旅に出る。
- 原題"Jak and Daxter: The Precursor Legacy"
ジャック×ダクスター2(PS2)
- 発掘した機械の実験中に事故にあったジャックたちは見知らぬ街で離ればなれになり、その街の独裁者の陰謀によってジャックは人体実験の被験者として囚われてしまう。ダクスターの手を借りて脱獄したジャックは、ケイラとセイジイを探し出し、独裁者に復讐しようとするのだが・・・。
- 原題"Jak2:Renegade"
Jak3(PS2)
- ある事件をきっかけに砂漠に追放されたジャックとダクスターは謎めいた部族に救われる。
- そこで出会った不思議な僧侶は彼らに星の危機が迫っていると告げる。
Daxter(PSP)
- ダクスターが主人公のスピンオフ作品。
- 「ジャック×ダクスター2」の冒頭に起こる事件と2年後までの間の出来事が描かれる。
JakX:Combat Racing(PS2)
- この作品はミッション制のレーシングゲームである。クルーの遺言によって集められたジャックと仲間たちは、ある人物によって毒を飲まされてしまう。彼らは解毒剤を手に入れるためにカーレースで優勝を目指す。
ジャック×ダクスター エルフとイタチの大冒険(PSP)
- ジャックとダクスターとケイラは、世界的なエコ不足の原因を探り出すため。そしてケイラを賢者にするために、
- 世界の縁(ふち)ブリンクを越えて旅に出る。原題 "Jak and Daxter: The Lost Frontier"
ガチンコヒーローズ(PS3/Playstation Move専用)
異世界に飛ばされたジャックとダクスターは、ラチェットとクランク(ラチェット&クランク)、スライとベントレー(スライクーパー)と共に、ヒーローチャンピオン決定戦に参加することになる。開催者の目的とは?
プレイステーション オールスター・バトルロイヤル(PS3/PSVITA)
ジャックとダクスターは、異世界を舞台にプレイステーションを代表するさまざまなキャラクターたちとバトルを繰り広げる。ダークエコを操り、黒幕のポリゴンマンを倒すことは出来るのか!?一方サンドーバ村では「みんなのゴルフ」の大会が行われようとしていた…。クロスオーバータイトル2作目。32タイトル(2013年1月現在)もの作品が登場する。詳細は『プレスタ』を。原題 "PlayStation All Stars Battle Royale"
Jak and Daxter Collection(PS3/PSVITA)
PS2で発売された「ジャック×ダクスター 旧世界の遺産」から「jak3」までをHD化し画面サイズも16:9に変更した上で、3Dやトロフィーに対応させるなど追加要素も入れ、一本のソフトに収録したタイトル。日本での発売時期は未定で、残念ながら海外版の言語一覧にも日本語は収録されていない。ノーティドッグのほかにMass Media Inc.も開発に協力している。
新作の開発について
ノーティドッグは「アンチャーテッド」の開発が一段落したタイミングでPS3の「ジャック×ダクスター」の最新作の開発をはじめた。しかし3ヶ月ほど開発したものの、ゲームのコンセプトや内容といったものが「ジャック×ダクスター」の世界観にあわないと判断し、「ジャック×ダクスター」ではなく新規のゲームとしてそのゲームを開発することに方針を変えた。そして発売されたのが「ラストオブアス」だ。ラストオブアスの開発者インタビューで「ジャック×ダクスター」の新作が今後ノーティドッグで作られるかという質問に、上で上げたPS3の「ジャック×ダクスター」のプロジェクトを進めていた開発者は「そうなるといいですね。私でない誰かが作るかも」と答えている。
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