セリスティア・ラルグリス(せりすてぃあ らるぐりす)とは、ライトノベル『最弱無敗の神装機竜』に登場するキャラクターである。本作におけるヒロインの一人。
アティスマータ王国(通称新王国)において大きな勢力を持っている四大貴族の一つ、ラルグリス公爵家のご令嬢。王立士官学園の女生徒の三年生。同校の士官候補生達で構成される戦闘部隊「騎士団(シヴァレス)」の団長で、機竜使いとしての実力は学園最強との呼び声が高い。また、「男性嫌い」としても有名。愛称は「セリス」。
ブロンドのロングヘアーのツリ目の長身。瞳の色は青。胸は流石に最巨乳のフィルフィ・アイングラムには負けるものの十分デカい。
成績優秀・素の状態でも男性一般兵士よりも強く機竜に乗ればまさに敵無し・オマケに美人という非の打ち所が無い才色兼備っぷりで、女生徒からは尊敬され、男からは嫉妬の目で見られている(新王国の前の旧帝国では男尊女卑思想がかなり強かったのも原因)。そんな隙の無さと妥協せず正しく在ろうとする行動と不器用っぷりから周囲から距離を取られている。
そんな完璧オーラを放ちそうなセリスティアだが、本当は不器用で寂しがり屋な性格。「男性嫌い」というのも実際は「男性が苦手」が本当だったりする。「異性との人付き合いが苦手」と周囲に話していたら何時の間にか「男性が嫌い」と伝わっていたというのが真相。このように意思伝達面でも不器用であるため、相手に間違った印象を与えてしまいがち。自室ではよく人形に話しかけて寂しさを紛らわしており、動植物にも話しかけている。心を許した相手には結構あたふたと慌てがち。
主人公のルクス・アーカディアの入学に頑なに反対意思を示し、距離を取り続けていた。終焉神獣ポセイドンとの戦いでルクスに助けられ、以降はルクスの入学を認めた。また、仲間達に自分の胸中を明かし、改めて慕われるようになった。
セリスティア専用機竜。装甲機竜を遥かに上回る性能を誇る「神装機竜」の1機。白と金のコントラストが眩しい機竜。接近戦を得意とする。
ダガーと銃とお馴染みの武装のほか、本体以上の大きさの突撃槍・雷光穿槍(ライトニングランス)が目を引く。この槍からは電撃を放て、それで相手を感電させ動きを封じ込める事が可能。もう一つの特殊武装・星光爆破(スターライト・ゼロ)は使用回数は少ないものの、極限まで圧縮したエネルギーを超威力の弾に変え広範囲を破壊する強力な殲滅兵器である。
固有の特殊能力は所謂瞬間移動である・支配者の神域(ディバイン・ゲート)。光の領域を展開してその範囲内にある自分・武器を同じ範囲内の別の場所へ転送出来る。色々と応用の利く能力で、セリスティアは戦闘ではこれら武装・能力をフル活用して学園最強の座に輝いている。
セリスティアはウェイド・ロードベルトという人物に剣技を教わっていた。ウェイドはルクスの母方の祖父にあたる。セリスティアが旧帝国の非道っぷりを伝えた事でウェイドは旧帝国と皇族を批判し逮捕・投獄され死亡し、ルクス親子は流刑に追い込まれ母親は流刑地で事故死した。自らの発言が最悪の事態を作り出してしまったと考えたセリスティアは自分を責め続け、以降常に正しく在り続けなければいけないと考え行動するようになる。
不幸な事故とはいえルクスの追放と母親を死なせる切っ掛けを作ってしまい、ルクスに対して罪悪感を抱いていた。ルクスの入学反対の理由も入学したら間違い無く機竜に乗って戦う事になり、恩師の孫を戦場で戦わせたくなかったためである。
これらの事実は親しい友人だったサニア・レミストという女生徒に打ち明けていた(お互い男性が苦手というコンプレックスがあったのも理由)。しかし、サニアは敵が送り込んだスパイであり、終焉神獣ポセイドン戦で秘密をルクスにバラされてしまう。最悪の状況での最も恐れていた展開に精神的大ダメージを受けてしまうが、ルクスに許された事で救われた。
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最終更新:2024/12/21(土) 23:00
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