歩いて目撃。そして、戦う。一生歩けるRPG
テクテクテクテク
テクテクテクテクとは、ドワンゴが提供していたスマートフォンゲームアプリである。
企画の初出はドワンゴゲーム会議(仮)第一回生放送
。Android版・iOS版ともに2018年11月29日リリースされた。2019年6月17日(月)にサービス終了した。
アプリを起動するとスマートフォンの位置情報がゲーム内の「キャラクター」に反映され、スマートフォンの動きに応じてキャラクターが3Dマップ上を移動する。キャラクターが一定距離を移動するごとに(経路は問わない)プレイヤーへ「TTP(テクテクポイント)」が付与される。
キャラクターの周囲には「サークル」と呼ばれる青白い正円が引かれており、これがマップを区切る「街区」の一部に触れた状態でその街区をタップすると、街区を「ぬる」ことができる。ぬられた街区はファンタジー化し、マップ上で灰一色の面から森や岩石地帯、花畑などに変化する。一定以上多くの街区をぬる事でプレイヤーの「ランク」が上昇し、いくつかの機能の解放やボスモンスターの出現が伴う。
街区ぬり要素とは別に、マップ上にはランダムに「モンスター」が出現する。このモンスターと戦闘し、スライド操作や魔法で倒す事によりEXP(経験値)やゴールド(ゲーム内通貨)、TTPなどのスコアが手に入るほか、EXPの蓄積に応じてキャラクターの「レベル」が上昇し各種ステータスが向上する。モンスターは街区のぬり状況に関わらず日本全国に出現、マップを手動でスクロールして戦闘可能で、第四の使徒、小林幸子、キズナアイ等の期間限定コラボモンスターもこれに含まれる(但しコラボモンスターは版権元との兼ね合いからか戦闘不可能なものも多い)。
以上の2要素、ぬりとRPGがこのゲームの基本であり、これらにファンタジー化した街区からの収穫で入手できる宝箱とモンスターからまれにドロップするモン箱の解錠、アイテム素材からのゴールドを消費したドリップ、一定モンスター討伐回数ごとにモンスター固有のアイテムが手に入るモンスタードリップ等が付随してゲームを豊かにしている。
町のモンスターをゲットだぜ!する某スマホアプリがヒットした際、町中を歩いたり車を運転したりしながら当該アプリをプレイするユーザーが続出し、中にはうっかり地雷原に侵入してしまう者まで出て社会問題となった。これを意識したのかはともかく、テクテクテクテクにはこういった問題への対策となり得る機能・仕様として
等が存在する。
テクテクテクテクには課金要素として「歩行石」が存在し、これを購入して貴重なアイテムとの交換やアイテム保存数、宝箱同時解錠数の拡張に用いる事ができる。
歩行石は無償で配布される場合もあり、アプリ稼働開始からしばらくはデイリークエストの全達成で50個、マップ上に宝箱(収穫で入手するものとは別)のある街区をぬると20個といった具合に大盤振る舞いであったが、12月6日のメンテナンスにおいて予告なくゲームバランス調整
が行われて以降キャンペーンや詫び石を除けばランクアップ時ごくまれに数十個付与されるのみとなった。
これについては「長期的な運営継続を考慮」したとする運営の見解を支持するユーザーがいる一方で、一切の予告なく調整を決行した点についての批判や調整以前からのユーザーと以後の新規ユーザーとの間で大きな格差が生じたとする指摘も相次いだ。
案の定、課金を必要としないゲームシステムと莫大な製作費によって僅か半年(例:セミの一生)という一生を終えてしまった。
後継作『テクテクライフ』が2020年7月1日に発表され、2020年10月1日から正式サービス開始した。前作スタッフが2019年に設立したテクテクライフ株式会社により運営が行われている。
『テクテクテクテク』の問題点がマネタイズ面にあったことはスタッフも認識しており[1]、『テクテクライフ』ではRPG要素が排された塗り特化型ゲームとなり、サービスの長期継続を目標とする小規模開発・運営態勢が敷かれている。
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最終更新:2025/12/06(土) 02:00
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