トビア・アロナクス 単語

81件

トビアアロナクス

3.7千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

トビア・アロナクスとは、漫画機動戦士クロスボーン・ガンダム」の主人公である。ここでは(多分)同一人物であろう「機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト」のカーティス・ロスコについても説明する。

CV山口勝平

俺は概要だ!概要でたくさんだ!!

元は木星への交換留学生の一人であったが、その途中で偶然木星帝国の野望を知り、宇宙海賊クロスボーンバンガードに協力し、木星帝国の野望を阻止する為に活動する。
事故で既に他界しており伯父夫婦とその息子の4人家族という宇宙世紀主人公家族構成としてはかなりヘビーな環境である(基本的に宇宙世紀ガンダム主人公は、両は健在な事が多い)。ただ、トビア自身は宇宙開発に取り組んでいた両の事を誇っており、また伯父夫婦家族同様に育てられていたようでガンダム主人公としては(又、野作品主人公としても)しく家族の仲は良い

ガンダム主人公らしく作業用MSの操縦技術を習得しているが、それだけで留まらず混乱している状況で適切に操縦を行ったり、生身でMSを相手取って相手の装備を利用して機体を奪い取ったり、有りもので不利な状況を打開する等卓越した戦闘センスを持ち合わせている上に、育ての教育の賜物と見本的な主人公シーブック・アノーキンケドゥ・ナウを見て成長したせいか極めてっ直ぐで正義感が強い性格である。

また物語の中盤以降、交換留学に乗っていたベルナデット・ブリエット(テテニス・ドゥガチ)の力になる為に様々な努力をしている。

劇中でもニュータイプである事が明示されているが、トビア自身は「進化した・選ばれた人間」とわれる事を否定し「ひとり人間」であろうとしている人間だ!人間でたくさんだ!!」と。

見事、木星帝国の野望を打ち砕き、穏な日々を取り戻したかに思えたが………

乗機はベズ・バタラクロスボーンガンダムX-1クロスボーンガンダムX-3→クロスボーンガンダムX-1改・改「スカルハートクロスボーンガンダムX-1パッチワーククロスボーンガンダムX-1フルクロスクロスボーンガンダムX-0。緊急時としてバタラクロスボーンガンダムX-1クロスボーンガンダムX-2に乗っている。初搭乗が敵の量産機だったり特攻機だったり実験機だったりと機体に恵まれない主人公でもある(逆に言えば彼の成長を端的に表してるとも採れる)

実は現存する全てのクロスボーンガンダムに乗ったことがあるのは彼だけである。

また、何気にアムロ・レイと同じく核ミサイルの弾頭切りをやっていたりする(これは作者である長谷川裕一氏によるオマージュ)

スカルハート時代

木星戦役後、キンケドゥからクロスボーンガンダムX-1を譲り受けベルナデットやクロスボーンバンガード仲間たちと「ブラックロー運送」を開業しコロニー間の運送業をしながら、わりと平和に暮らしていた・・・が、その裏で様々な人物から依頼を受けて・・・連邦高官の悪事をすっぱ抜いたり、ニュータイプと戦ったり、アムロ・レイコピーと戦ったりと中々波乱万丈な生活を送っている。

大外伝

おそらく本来の宇宙世紀人間としては2度スーパーロボットと戦う羽になったチームであると思われる。

鋼鉄の7人時代

機動戦士クロスボーン・ガンダムの7人』では前作から引き続き、主人公を務める。
この時代に復活した木星帝国の「神の雷計画」、コロニーレーザーシンヴァツ」の地球への発射を阻止すべく、元「死の旋隊(デスゲイルズ)」の3人を含めた計7人の強行軍による作戦の七人」を決行。

テニス・ドゥガチへと戻る意思を示した一人の少女に、ある約束事を誓う。当時の木星では「トビア・アロナクス」は戦争に加担した犯罪者として命を狙われる立場にあるため、木星には付き添えなかった。
そのトビアがテテニスを支える為に取った行動は、「トビア・アロナクス」としての自分を捨てる事。かつてキンケドゥ・ナウとして、ベラ・ロナの傍にいる事を選んだシーブックの後追いとも呼べる選択だった。

作戦中、カリスト兄弟との壮絶な戦闘の中で次々と仲間を失うが、最後には辛くも勝利を掴んだ。

だがコロニーレーザーの発射阻止ミラー破壊)という作戦の都合上、コロニー内部に突入する必要があった。カリストとの決着はコロニー内部。その戦闘で乗機のクロスボーンガンダムX1フルクロス行動不能に陥る。
シンヴァツ」は発射に近い段階だった事で、エネルギーの行き場がなくなり爆発間近だったが、エウロペ・ドゥガチ彼女自身を犠牲にした行動により、機体ごと外に投げ出された。

しかしフルクロスもその爆発に巻き込まれ機体は大破。トビア・アロナクスは行方不明となる。

その数年後、テテニス・ドゥガチの傍には、常に一人の「盲目青年」がいたとされる。
公式記録では「トビア・アロナクス」と「ベルナデット・ブリエット」の名は残されていない。


「もし……迷った目だけを──信じて」
を?」
「忘れないで」
「トビア・アロナクスは行けなくても ぼくはきっと行く。 約束だ!また・な」
 

Vガンダム(ゴースト)の時代

機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』では木星でカーティス・ロスコと名乗り、「の足(セルピエンテ・タコーン)」に所属している。

本来のカーティスは「鋼の七人」作戦に参加したテテニスの義エウロペの人である。トビアが前作でカーティスになり変った理由は、先述通り木星に身を置いてテテニスを支える為のもの(エウロペからはそのためにカーティスのIDを譲られている)
詳細な経緯は鋼の七人(全3巻)を買いえるか、どこかで聞きかじるかして貰いたい。

視力を失っているが、「音」で判別する類稀なる間認識力と、持ち前のニュータイプとしての直感力で的確に判断しており、MSの操縦技術もかなり高い。旧クロスボーンガンダムゴーストで新MSと渡り合う程の腕前である。

ちなみに彼は主人公ではない。クロスボーンを知っている人には、ポジションとしてはキンケドゥ・ナウだと言った方が理解が速いかもしれない。前作主人公として、また主人公フォント・ボーの良き先輩分として、彼を支えている。

余談だが子持ちである
テニス・ドゥガチベルナデット)の息女にして今作のヒロインであるベルナデット・ドゥガチ(ベル)はカーティス(トビア)とテテニスベルには知らされていなかったがベルもどこかで彼が父親である事に勘付いていた様子。知らされなかった理由は自分の出自がバレた時にベル政治利用に狙われる可性を防ぐため。
だと認知こそしないものの初のという事もありとんでもない子煩悩になっており、に近付く男は木星死刑という噂を艦内に垂れ流したり、ベルといい関係になりつつあるフォントの処遇に「婿養子」「死刑」という占いを一人黙々とじたりしている。

ちなみに、多くの人物がフルネームを言いかけては死亡したり、あるいはカーティスに遮られたりして正体を秘匿していたのだが、フォントベルクロスボーン・ガンダムを持ちだした先で出会った鋼パン屋もといトビアの宇宙海賊時代の先輩であるキンケドゥ・ナウことシーブック・アノーフォント読者にその正体を明言している。

DUSTの時代

ゴースト』の16年後が舞台の『機動戦士クロスボーン・ガンダム DUST』にも登場。『ゴースト』での経験を経て、テテニスと合流した後に正式に婚約を結びドゥガチ婿養子となった。第2子である長男ニコルを授かり、紆余曲折はあったものの作中で一家再合流を果たしている。
しかし妻テテニスコールドスリープに入った状態でタカの策略により離れ離れになり、時が経過した為年齢は大きく離れてしまった(カーティスが52歳でテテニスが39歳)。

ベルとは違いニコルに対しては最初から父親だと認知していたが、ニコルが若い頃のトビアに二つのため、今度はカーティスが整形して顔が変わっている事が原因で、真実を知らない息子の悩みの種となっている。

物語が佳を迎える段階でカーティスは本編から離脱し、木星圏に帰還していった。彼の物語は『機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11』にて語られる。

『機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11』にて

機動戦士クロスボーン・ガンダム X-11』では52歳にして主人公に復帰し、痛と戦いつつ木星圏のタカとの戦いに身を投じる。

その中でカーティスは敵の女性エージェント「イオ」とやむなく共闘する事になる。

この関連動画を待っていたんだー!


ならば(関連商品を)海賊らしくいただいてゆく!!

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
小春六花[単語]

提供: NoirAuslese

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/12/21(土) 22:00

ほめられた記事

最終更新:2024/12/21(土) 21:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP