ホワイトタイガー(けものフレンズ)とは (ケモノフレンズノホワイトタイガーとは) [単語記事]

ホワイトタイガー(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックス企画『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。

CV:宇和川恵美（ネクソンアプリ版）、野口真緒（けものフレンズ3）
演:酒井蘭^[1]→野口真緒^[2]（舞台版）

概要

「我の名はホワイトタイガー。古来より神聖なものとされてきた。その尊敬に応えるべく、強く高潔にあろう。ジャパリパークの平和を脅かすものに、我が神域の一撃を見せてやろうぞ」

けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用

トラのうち、インドに生息するベンガルトラの白変種(色素が減った事で体毛などが白くなった個体のこと)バージョン・ホワイトタイガーのフレンズ。正式名はベンガルトラ白変種。現地インドでは古くから神聖な生き物として崇められ、聖獣・白虎のモデルともいわれている。

一人称は「我」。トラの強力な肉食獣としての威圧感・勇猛さに加えて神聖な動物としての聖なる雰囲気も纏い、常に体中からオーラが溢れる、ただものじゃない娘。数々の戦いを勝ち抜いてきた武闘派フレンズで、「千セルリアン組手」といった日々の修行で鍛え上げられた。その成果たる自身の強さには自信がある様子。

神聖な動物として崇められた記憶が残っているのか・他フレンズから畏敬の念を持たれているのか、尊敬の念を持たれている事を知っており、ソレに応えるべく常に鍛錬を重ねている。セルリアンをジャパリパークの平和を脅かすモノとして打ち滅ぼすと息巻く。

性格は厳格だが中々他者と馴染めなかったり自分の想いを素直に打ち明けられない不器用な娘。ちょっとズレた所があり、「友達と趣味を共有する楽しいひと時」が「修行」「百体ほどのセルリアンとの戦い」だったりする(本人は趣味と実利を兼ね揃えた素晴らしい修行法だと思い、サーバルの涙目も感涙だと思い込んでいる)。

外見

ショートヘアの女の子。髪にはトラ特有の縞々模様が印されている。瞳の色は薄い水色。巨乳。

格好はトラと同じな色違いといったところか。白色のワイシャツに灰色チェック柄のミニスカートとネクタイ、髪やガーターベルト付きニーソックスの色も黒色の縦縞が引かれた白色。お尻からは長くしなやかな尻尾が生えている。

ゲームでの扱い

レアリティレベルは貫禄の最大レアの5、パッション属性(赤)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは近距離・サイズはM。ライオンといった大型ネコ科肉食動物系フレンズが所属するグループ「百獣の王の一族」に加わっている。所有スキル「清浄なる神域のオーラ」は使用から20秒の間相手軍団全員の攻撃力が25%低下する。神聖なオーラで相手を怯ませる。

同じトラのフレンズとしては、トラ(レア度3)・アムールトラ(レア度4)・アモイトラ(レア度4)、色違いとしてマルタタイガー(レア度5)・ゴールデンタビータイガー(レア度%)がフレンズとして登場する。

単独で生活する元動物の習性と普段の立ち振る舞いや不器用な面・漂うオーラが近寄りがたい感じを持たせてしまうようで、これまで友達と言える存在を作れなかったらしく、その事を気にしていた(本人曰く孤高。ぼっちではないぞ！)。

そんな中セルリアン退治にプレイヤー達も同行し共闘した事でサーバルと親しくなり念願の友達となる。

舞台版での登場

舞台「けものフレンズ」にも「ホワイトタイガー」を名乗る者が出演している。凛とした姿で、「そう　これが奇跡　白い奇跡」「今夜ふたりで夢を見タイガー」などとクサかっこいい歌詞を熱唱しつつ登場した。しかし、なんだか言動がおかしくなっていく……？

演じた酒井蘭は、サーベルタイガーの役も兼任している。なお再演版では演者が野口真緒に変更になっており、以降の舞台「けものフレンズ」作品でも野口真緒が演じている。

ぱびりおんでの扱い

「我が拳はパークの子らを守るためのもの。」

2019年 12月25日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「我」、他のフレンズのことは「お前」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。

ちなみにぱびりおんではビャッコの方が先に登場しており、あーかいぶ内でも白いトラのフレンズの話でビャッコの名前だけ出てきている。このあーかいぶではディアトリマの「トリは地上最強ー！」に対してトラの一族が最強だと対抗心を燃やしている。

あーかいぶトークを除けば他のトラ系フレンズやハンターたちなど猛者なフレンズたちとのけもトークばかりの中で、サーバルとオカピとのけもトークという舞台共演フレンズでのけもトークが存在する。ちなみにオカピとはあーかいぶトークでも共演しており、そちらではコンゴウインコから「オカピよりもっと『レアキャラ』だよね、あなーたは」と言われている。

普段はじゃんぐるの奥などで武の道を究めるべく鍛錬に励んでいるために一人きりになることも多く、「友など不要！」といいつつも本心では皆と仲良くしたいと思っており、けもの付き合いはどうにも苦手らしいこともあってか本人は友達がいないと思っているが、周りからは友達だと思っていた的な反応が返ってくることもある。

ちなみに奥義の1つに空腹をしのぐワザというものがあるようで「我は腹なぞ減ってはいない！そう強く念じるのだ。」と言っているが要は「やせ我慢」である。なおこの会話の中で「けものそれぞれ」という「人それぞれ」をけもの版にしたワードが出てくる。

珍しい行動は「強く高潔にあろう！（ドラゴンタワー）」