今いくよ・くるよとは、日本の女性漫才コンビである。両者いずれも故人。奇しくもコンビとの命日が1日違いとなっている。
両者は京都市出身。
1971年、明徳商業高校ソフトボール部のピッチャーだったいくよとマネージャーだったくるよの二人により結成。島田洋之介・今喜多代夫妻に弟子入りし、2年後には初舞台に挑むも彼女らのネタはウケなかった。ついには、ようやくつかんだ「花王名人劇場」出演の際に吉本興業から「これでウケなかったら最後」と通告されるほど、追い込まれていた。このときに全力でやったネタが大いにウケ、ノーカットでオンエアされる快挙となる。以後、人気女流漫才師として多忙な毎日を送るようになる。
元々、二人とも互いをけなすことはすれどもそれは仲が良いから出来るネタであり、例え仲がすごく良くても他人の悪口は勿論のことはなく、ネタにすることは本当に稀。その為、幅広い年代に支持されている漫才師でもある。その人柄は後輩との付き合いにも表れており、中川家やレギュラー、ジェットコースター、ミサイルマン等を食事に誘ったり、ラジオに定期的に出演させたりと男性同業者を中心によく面倒を見ている。
本名:里谷 正子(さとや まさこ)
痩せている厚化粧の方でボケ担当。異様に長いまつげで瞬きしまくったり、首筋を掻く仕草は中川家剛がよく真似ている。若い頃はかなりモテているのだが、どうやらエロゲ主人公並みに鈍感だったらしい。
晩年は胃がんを患い、闘病しながら仕事をしていたが2015年5月28日、大阪府内の病院で静かに息を引き取った。67歳没。
ド派手な衣装を着てる肥えた方でツッコミ担当。「ど、どっちがくるよで、どっちがいくよだっけ?」迷ったらこっちに向かってくる方がくるよと覚えよう。腹を叩いたり、両手を顔の前で交互に前後ろにしたり、「どやさ」と言ったりするのが持ちギャグ。特に「どやさ」は中川家剛経由で覚えた人もいるだろう。
晩年は膵がんを患い、闘病しながら治療に専念したが2024年5月27日、大阪市内の病院で静かに息を引き取った。76歳没。
2022年4月になんばグランド花月で開催された、吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」が、生涯最後の舞台出演となった。なお、残り3週間ほど生き延びていれば、くるよの77歳の誕生日を迎えていた。
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最終更新:2024/10/16(水) 09:00
最終更新:2024/10/16(水) 09:00
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