今永昇太 単語

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今永昇太(いまなが しょうた1993年9月1日-)とは、福岡県出身の哲学メジャーリーガー投手)である。現在シカゴ・カブスに所属。

概要

小学校からソフトボールを始める。

高校では県大会ベスト4が最高成績で、甲子園出場はなかった。

駒澤大学に進学し、1年からリーグ戦に出場。2年に最優秀投手賞とベストナインを受賞。3年優勝に貢献した。4年は左肩の負傷で登板はなかった。

2015年ドラフト1位横浜DeNAベイスターズから名される。その後の一部二部入れ替え戦で原樹理擁する東洋大学と対戦。12奪三振完封勝利を挙げた。その後11月17日DeNA契約した。背番号21

DeNA時代

2016年オープン戦で好投し、ルーキーながら開幕を一軍で迎えて先発ローテーション入りしたが、打線の援護があまりなくを上がられない日々が続いた(ムエンゴ)。

3月29日 2-6 巨人 7回4失点。
9奪三振デビューを飾るも
4月5日 0-1 中日 7回1失点。
被安打3に抑えるも、味方は9安打で0点。
4月14日 2-5 阪神 5回1/3で3失点。
8奪三振記録するが
4月22日 1-1 巨人 7回1失点。
味方はソロホームランの1点止まり。
4月29日 1-2 阪神 6回2/3で2失点。
14奪三振記録する投を見せるもやっぱり

と、一度もノックアウトされることなく好投を続けているにも拘わらず0勝4敗という恵まれない日々が続いたが、5月6日広島東洋カープ戦を7回失点として、ようやくプロを挙げる事が出来た(試合結果は6-0)。
その後はようやくまともに援護がつくようになり5連勝、場は後述の様に一度二軍調整となったが後半戦で復帰し、クライマックスシリーズ進出を決定した9月19日広島戦でも先発、6回2/3を1失点に抑え見事勝利投手となった。


2017年先発ローテーション入りする。4月19日広島戦で初回の先頭打者にヒットを打たれた後はヒットを許さずプロ完封勝利を挙げる。8月17日東京ヤクルトスワローズ戦で自身初の2桁勝利を達成した。オフアジアプロ野球チャンピオンシップAPBC)の日本代表に選出された。


2018年は左肩の違和感で開幕を二軍で迎え、4月24日広島戦で一軍初登板となる。23試合に登板したがリーグワーストの11敗を喫し、キャンプでは投球フォームと体の使い方を修正した。


2019年は初めて開幕投手に選ばれる。5月に4勝を挙げ、初めてMVPを受賞した。場には監督推薦で初めてオールスターゲームに選出された。25試合の登板で13勝7敗と、前年と変わって勝ち頭となった。


2020年は2年連続で開幕投手に選ばれたが、5回2失点で敗戦投手となる。エースとしてチームを引っったものの、8月に左肩違和感で離脱した。この年はコロナ禍で開幕が遅れたこともあり、9試合の登板に留まった。10月に左肩のクリーニング手術を受けた。


2021年は左肩のリハビリを重ね、5月23日ヤクルト戦で復帰した。19試合登板で5勝5敗という記録であったが、チーム最多の120イニングを投げ、規定投球回数未達ながら防御率3.08の好成績であった。


2022年キャンプ離れを起こしたため開幕を二軍で迎え、5月6日から先発ローテーション入りする。6月7日北海道日本ハムファイターズ戦でノーヒットノーランを達成した。8月には5勝を挙げ、MVPを受賞。21試合の登板で11勝を挙げ、チームのAクラス入りに貢献した。


2023年は第5回WBC日本代表に選出される。韓国イタリア戦で好投し、決勝のアメリカ合衆国戦では「野球人生を終える時に、このマウンドのことをっ先に思い出せるような投球をしたい」と話してマウンドに上がる。トレイ・ターナーに先制ホームランを浴びたが2回1失点で勝利投手となり、世界一奪還に貢献した。シーズンでは9月13日中日ドラゴンズ戦で通算1000奪三振9月30日ヤクルト戦で通算1000投球回を達成。22試合に先発登板し7勝4敗、174奪三振記録し、自身初の投手タイトルとなる最多奪三振を獲得した。

カブス時代

2024年1月11日シカゴ・カブスと4年契約を結んだことが発表された。背番号18

2024年4月1日コロラド・ロッキーズ戦でデビューし、6回失点でメジャー勝利を挙げた。

特徴

彼の最大の武器は「ノビのあるストレート」である。球速140.5km/hと特別速いというワケでもないが、球の出所が非常に見え辛く、なおかつ初速と終速の差が小さい。その結果、バッターはリリースポイントが判別しにくい、手元で浮き上がるボールに見えるので非常に打ち辛い。今永はこのストレートを軸にスライダーフォークカーブ等の緩急で揺さぶりを掛ける投球スタイルを身に付けている。

デビュー直後は好投しながらも援護に恵まれない日々が続いたが、インタビューでは謙虚な姿勢を貫く姿は多くのファンの好感を得た。「援護がないというのは防御率0点台の投手が言うこと」「三振を取れる投手より勝てる投手の方が良い」「この人たち(観客)に勝利を届けられずに申し訳なく思った」「(初勝利時)広島というより過去の自分に勝った」などなど。その新人離れした語録から「投げる哲学者」の異名を取る。

ややスタミナに課題があり、大学時代には後半打ち込まれる場面もあった。ルーキーイヤーには「新人に理をさせるべきではない」とのラミレス監督の意向もあり、場に調整のため二軍落ちも経験した。復帰後は少しずつより長い回を投げる事が多くなってきている。

成績

年度別投手成績

年度
Year
球団
Team
登板
G
先発
GS

CG
完封
SHO
勝利
W
敗戦
L
セーブ
SV
ホールド
HLD
勝率
W-L%
投球回
IP
与四球
BB
奪三振
SO
失点
R
自責点
ER
防御率
ERA
2016年 DeNA 22 22 0 0 8 9 0 0 .471 135.1 38 136 47 44 2.93
2017年 24 24 3 2 11 7 0 0 .611 148.0 52 140 49 49 2.98
2018年 23 16 1 0 4 11 0 0 .267 84.2 8 80 77 64 6.80
2019年 25 25 3 3 13 7 0 0 .650 170.0 56 186 59 55 2.91
2020年 9 9 0 0 5 3 0 0 .625 53.0 17 63 24 19 3.23
2021年 19 19 1 0 5 5 0 0 .500 120.0 26 110 43 41 3.08
2022年 21 21 3 2 11 4 0 0 .733 143.2 29 132 37 36 2.26
2023年 22 22 2 0 7 4 0 0 .636 148.0 24 174 46 46 2.80
NPB:8年 165 158 13 7 64 50 0 0 .561 1002.2 280 1021 382 354 3.18

国際大会での投手成績

年度 代表 大会 登板 先発 勝利 敗戦 セーブ 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2019年 日本 プレミア12 2 2 1 0 0 9.0 1 12 1 1 1.00
2023年 WBC 3 1 1 0 0 6.0 0 7 2 2 3.00

タイトル・表彰・その他

タイトル
NPB 最多奪三振 1回 2023年
NPB MVP 2回 2019年5月2022年8月
その他
NPB 開幕投手 2回 2019年2020年
オールスターゲーム出場 2回 2019年2023年
ノーヒットノーラン 1回 2022年6月7日

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