夢ノ島ジェノサイ子とは (ユメノシマジェノサイコとは) [単語記事]

夢ノ島ジェノサイ子とは、ライトノベル『魔法少女育成計画』に登場するキャラクターである。「restart」にて登場。オタクなヒーロー風魔法少女。

概要

ステータス
破壊力	★★★
耐久力	★★★★★
俊敏性	★★★
知性	★★★
自己主張	★★★★
野望/欲望	★★★
魔法のポテンシャル	★★★
好きなもの	漫画アニメゲーム
嫌いなもの	意識高い系荒らしオタク差別

「魔法の国」からの承認を得た、本物の魔法少女の1人。ある日突如としてゲーム内の仮想世界に閉じ込められてしまい、他の魔法少女と共に生き残るためにゲーム攻略を目指す。

ヒーロースーツを着た魔法少女。マジカルデイジーが率いるゲーム攻略のための魔法少女チームに所属しており、のっこちゃん・@娘々とはチームメイト。特に娘々とは馬が合ったようで仲が良かった。また、かつて追いかけてた魔法少女アニメのモデルとなったデイジーと会った際には狂喜乱舞し興奮していた。

正体は園田かりん(そのだかりん)という、新進気鋭の新人漫画家の女の子。生粋の魔法少女オタクで、魔法少女総合サイト「マジマジカルカル」においては中心人物として活動していた。夢ノ島ジェノサイ子という魔法少女名も元は「マジマジカルカル」で使用しているハンドルネームである。その他、歌を自作してボーカロイドに歌わせた後に某動画サイトに投稿してたりもする。本人は音楽家と言えなくもないと自称している。

性格は明るく社交的。能力のおかげもあって自信家らしく、挿絵やSD キャラクター絵では自信満々な顔をしている。ネット世界にどっぷり浸かっているようで、恒常的にネットスラングが混ざった言葉遣いをするなど重症。オタク気質で自分の得意分野については嬉々として語りまくる。気に入った作品はとことん追いかける主義。特に好きな分野は魔法少女アニメ。

マジカルデイジーチームに所属し、のっこちゃん、＠娘々と行動を共にする。無敵のスーツにより前衛を担当し、後ろからマジカルデイジーが攻撃して止めを刺すというコンビネーションにより進んでいくが、遠距離攻撃全反射の敵によりマジカルデイジーが落命。以後は三人で活動する事になる。

スーツは文字通り何でも防ぐため、新エリア解放クエストでも『溶岩の中にある鍵を取って来い』という、本来は複雑な手順を踏んで祭壇を浮上させるイベントでも、そのまま溶岩の中に飛び込んで直接アイテムを取ってくる離れ技を見せた。

プフレチームのマスクド・ワンダーが殺された後のイベント発生による集合時に、一人プフレに協力をしなかったアカネに接近し意図を問いただす。その際に「音楽家か？」と問われ、意味も分からず肯定ととれる返事をし、彼女に間髪居れずに切り殺されてしまう。

スーツは全ての攻撃を弾くが、アカネの能力は『見えている物は何でも切れる』ために、スーツに関係なくその下の肉体を直接斬られてしまった。

更に死後には残った肉体をただの人形として、メルヴィルの指示の元リオネッタに利用され、@娘々を殺すために使われてしまう。

過去にはクラムベリーの試験を潜り抜けた卒業生。魔法少女を愛し、ファンサイトを運営してオフ会なども主催して活動していた。ラ・ピュセルが正体を隠して参加したこともあり、彼女が持つ雰囲気などから同業者である事を見抜いている。帰り際にナンパに絡まれるラ・ピュセルを変身して助けた事もあった。

彼女の死により中断していた漫画の連載は、有志が同人誌で完結させた。

外見

戦隊ヒーローチックなスーツを身に纏う。能力の関係上全身を満遍なくスーツで覆い、露出度は極端に少ない。素肌が見えているのは顔くらいで、その顔もバイザーを下げれば覆い隠される。

グレー色と黒色の二色で彩られたぴっちりスーツを着、頭にはネコ耳とバイザーが付いたヘルメットを被る。バイザーは何時もは上げているが、有事の際はバイザーを下げ顔を守る。尻部分にはネコの尻尾が生えている。腰にはホルダー付きベルトが巻かれ、特撮チックな銃が下げられている。その銃は本人曰く「雰囲気作りの飾り」との事で実際に威力があるのかは不明。

装備

『魔法のスーツ』

夢ノ島ジェノサイ子のコスチューム。バイザーを下ろしておけば、どのような攻撃も防ぎきる事が出来る。隙間があっても魔法の力で保護されている。ヒーロースーツを模しており、非常に目立つ。

『銃』

某3分しか戦えないヒーロー特撮の隊員が持っているような銃。基本的にスーツを着たまま殴ったり蹴ったりをするので、使用できるかどうかは不明。