のっこちゃんとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「restart」にて登場。ロリっ子魔法少女。
| ステータス | |
| 破壊力 | ★★ |
| 耐久力 | ★★★ |
| 俊敏性 | ★★★ |
| 知性 | ★★★★ |
| 自己主張 | ★★ |
| 野望/欲望 | ★★★ |
| 魔法のポテンシャル | ★★★★ |
| 好きなもの | お母さん お菓子作り ドッジボール |
| 嫌いなもの | 無責任な人 焦げた焼き魚 貧乏 |
魔法の国からの公認を受けた、本物の魔法少女の1人。突如開催されたゲームの架空世界に転送され、他の魔法少女と共に生き残りを掛けたゲーム攻略に臨む事に。
クラシカルなメイドさん風の魔法少女。マジカルデイジーが率いるゲーム攻略のために結成されたチームの一員で、他には@娘々と夢ノ島ジェノサイ子が所属している。
困り顔で居る事が多い、守ってあげたいオーラを放っている女の子。キャラクター立ち絵でも困り顔によく見ると涙目という可愛さと保護欲を掻き立てさせる。性格・雰囲気共に大人しく、見た目や仕草からは弱々しさを醸し出している(魔法少女なので当然弱くない)。意外としっかりしており、仮想世界での過酷な環境の中でもめげずに立ち向かう芯の強さも持つ。
正体は野々原紀子(ののはら のりこ)という小学生の女の子。10歳の小学4年生。まだ10年しか生きていないのに魔法少女歴は6年目というベテラン。魔法少女となった時はまだ4歳という幼さだった。魔法少女名も名前を決める際に幼さから意味を理解出来ずに当時の1人称であった「のっこちゃん」と答えたらそのまま決定してしまった。成長した後で何度も改名の要望を出しているが、魔法少女の改名には特別なコネか理由がないと通らないため、却下され続けている。
家族は母親のみという母子家庭。父親は家族を捨て蒸発しており、母と子の2人で貧しい生活を送っていた。更に現在母親が病気を患い入院中。まだ甘えたい盛りの10歳の女の子が直面するにはあまりにも厳しい状況を懸命に生き抜いている。
デイジーチームの描写になる時は、主に彼女が視点を担当する。身体能力はそこまで強くなく引っ込み思案な性格ではあるが、魔法少女としての経験は豊富。そのため、的確な動きで味方をサポートしていく姿がメイドさんのコスチュームにぴったり。温厚な性格に自身の能力も手伝って、デスゲームの中でも癒し系を担当している。庇護欲を覚える容姿などもあわさって、違うチームであっても彼女を気にかける者は多い。
マジカルデイジー、夢ノ島ジェノサイ子、@娘々と次々とパーティーメンバーが脱落していき、パーティが解散した最初のグループになってしまった。その後はプフレと共にデティック・ベルのチームに入れてもらう。魔王城の攻防でも魔法を使って恐怖に負けそうになる味方を支え、アイテムで支援し果敢にも武器を振って、ベテランに恥じない活躍をした。しかし、魔王城攻略後に魔王不在の事実を受けて落胆。今後はどうすればいいのかと途方にくれてしまう。
だが、実は……。
彼女こそがキークによって設定された、ゲームクリアの目標である魔王。
のっこちゃんは他の魔法少女と異なり、クラムベリーの試験を突破した訳ではなく、他の経緯で魔法少女となった。しかし、小学生の紀子が魔法少女となっても、生活の支えとなる資金を稼ぐ事は出来ず、そこを協力の材料とされてクラムベリーの試験に協力。能力を使い、戦いを避ける魔法少女たちを奮起させて殺し合いに導いたりしていた。のっこちゃんを殺すことが他の15人の魔法少女にとってはゲームクリアの目的であり、逆に彼女は他の15人の魔法少女を皆殺しにした時点で勝利となる。
ただでさえ不利な条件でありながら、敵対するのは優秀と言われるクラムベリーの子供たちと呼ばれる魔法少女。圧倒的不利な、処刑されるためだけの存在として、キークに条件を付けられてる。彼女自身は罪を自覚していたが、病気の母を一人残して死ぬ訳にもいかず、また治療費の為にクリア報酬を得る必要もあり、魔王としての役割を果たすことを選ぶ。結果として、彼女は慎重に立ち回り、疑念を煽り、時には積極的に仲間を助けてゲーム終盤まで生き残ることになる。
記憶を取り戻した後の最後のログインでは、メルヴィルの暴走にあわせて単独行動を取ると同時に自らの右手を切り落とし、死んだ@娘々の死体を掘り起こして火炎放射器で焼いて、自分の死を偽装した。最後、イベント発生と共に荒野の広場に強制召喚されることを逆手に取り、予め荒野の広場に隠れ潜む。魔法によりプフレ、シャドウゲール、クランテイルの怒りを掻き立て、疑念を煽り、全滅するまでの殺し合いを仕向けた。そのままプフレとクランテイルの戦闘が発生、共倒れを達成しかけるが、シャドウゲールの一撃により、プフレが効果範囲に出てしまった事で状況が一変。生存を見破られ絶体絶命の危機に陥るが……
幼い年齢、恵まれない身体能力。直接戦闘に向かない魔法と『戦わない魔法少女』の代表的存在でありながらも、同時にとても強い魔法少女だった彼女、エピローグで語られている『魔法少女には「戦う魔法少女」と「戦わない魔法少女」がいる。だが戦わない魔法少女が弱い訳ではない』という言葉が彼女の全てを表している。
正統派メイドさんな外見。古き良きクラシックな感じの白黒の長袖給仕服に身を包み、メイドキャップを被っている。スカート丈は膝あたりに届く長さ。白色の靴下にはピンク色リボンの刺繍が縫われている。
髪の色は灰色。ロングヘアーを三つ編みにし後頭部で纏めて留めている。もみあげ部分のみ三つ編みの伸ばしっぱなしにして垂らしている。また、モップを装備しており、有事はこれを武器として振るう。
魔法少女は誰であろうとも超美少女になるが、彼女の場合は『野々原紀子に戻っても変身したのっこちゃんと容姿が似ている』という一文から分かる通り、超美幼女設定。ファンブックの作者の美人度ランキングでも堂々の2位を獲得している。
『モップ』
のっこちゃんの固有装備。メイドさんらしく、掃除道具が装備として標準でコスチュームについている。魔法少女の腕力で振り回しても壊れないため、主に鈍器として使用される。
『メイド服』
のっこちゃんのコスチューム。メイドさんモチーフの魔法少女で、装備などもそれに準じている。
自分の感情を伝播させる能力。その時の自分が抱いた感情を相手に移し与える事が出来る。のっこちゃんは自分の感情を上手くコントロールする事と自身の能力を合わせる事で、相手の感情を操り物事を自分が望む方向に持っていくという、一種の洗脳レベルにまで昇華させている。
その他の魔法少女
掲示板
19 ななしのよっしん
2016/12/13(火) 13:26:03 ID: e+ylPEadFn
とはいえのっこちゃんはなぁ…
多分うまく全員殺せたとしてもキークに殺されるだけなんだよな多分。正直最初から詰んでたとしか言えない。好きなキャラだっただけにきっついなぁ
20 ななしのよっしん
2018/09/07(金) 00:07:17 ID: CYrrPPClHw
21 ななしのよっしん
2023/04/22(土) 01:39:27 ID: mibFNMBRT1
理不尽な境遇にも関わらず誰を恨むでもなく
お母さんの為に必死に頑張った健気な少女 大好きだわ
小学生にまで業を背負わせる作者は嫌いじゃないけど好きじゃないよ
急上昇ワード改
最終更新:2025/12/10(水) 15:00
最終更新:2025/12/10(水) 14:00
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