スノーホワイトとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』に登場するキャラクターである。無印で初登場する、本作の主人公。名前の由来は「白雪姫」。
ステータス | |
身体能力 | ★ |
経験 | ★ |
コミュ力 | ★★★ |
メンタル | ★★ |
魔法のレア度 | ★★★ |
お人良し度 | ★★★★★ |
好きなもの | 家族 友達 魔法少女 |
嫌いなもの | 争う事 |
本名は姫河小雪(ひめかわ こゆき)という中学2年生の女の子。幼い頃から魔法少女に憧れ、周囲が魔法少女から卒業していく中でも憧れを捨てなかった。岸辺颯太=ラ・ピュセルとは小学校まで一緒だった幼馴染の仲。
作中に登場するソーシャルゲーム「魔法少女育成計画」に選ばれ変身。夢見続けた本物の魔法少女となった。その際に魔法少女となったことで身体能力が向上した事に気付かずに跳ね上がり天井に頭をぶつけてしまう程歓喜している。
性格はうっかりでドジしがち、表情豊かで妄想癖がある、正義感が強い。魔法少女は「世のため人のために魔法を使う」ものという信念を持っており、魔法少女への思い入れは強い。活動も活発に行っており、地域にいる16人の魔法少女中最もマジカルキャンディー(人助けをする事で貰える。人助けの規模や感謝される度合いによって貰える量は変わる)を集めていた。活躍に比例する形で一般人にも都市伝説としてよく知られており、専用のまとめサイトでは一番人気だった。
アニメと原作の相違点として、原作ではある程度の経験を持つ魔法少女だったが、アニメでは小雪がスノーホワイトになる所から物語が始まる。そのため、ねむりん等の先輩魔法少女ともチャットで昔から親しんでいた仲から、マジカルキャンディー争奪戦が始まってから知り合った等の関係変化が生じている。
ファヴとクラムベリーが引き起こした事件……魔法少女の正式採用試験で、ただ一人殺し合いのゲームに乗る事なく、リップルと共に最後まで生き残る。以後は、かつて戦えなかった自らを後悔し、立ち止まらないことを誓う。
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ステータス(JOKERS[第4作]後) | |
破壊力 | ★★ |
耐久力 | ★★★ |
俊敏性 | ★★★★ |
知性 | ★★★★ |
自己主張 | ★★★ |
野望/欲望 | ★★★ |
魔法のポテンシャル | ★★★ |
好きなもの |
|
嫌いなもの |
悪党魔法少女 |
『魔法少女育成計画』以後は、かつて戦えなかった自らを後悔し、心身を鍛え、悪い魔法少女を狩る『魔法少女狩り』としての活動を始める。この頃からあまり人前で表情を崩すことがなくなり、ふてぶてしいと言われるまでの無表情がベースに。同様に敵に対して容赦が無くなり、戦闘に有用と判断すれば何でも扱うようになっていく。
それこそ業務用消火器で動かなくなるまで殴打。魔法少女としては禁じ手の敵の目の前で変身解除。一般人の人ごみの中に紛れて(盾にして)の逃走、地形を利用して霧で目隠し。味方魔法少女とコスチューム交換しての入れ替え等、正統派からグレーなものまで思いつく限り多種多様な戦術を駆使する。
魔法少女のみならず、悪と断定した人間の組織をも壊滅させ、中東の国で独裁者政権を単独で叩き潰しクーデターの手助けをした事や、緊急時とはいえ正規の手続きを踏まずに心の声を聞いて魔法の国の魔法少女部門の管理職の人間からパスワードを読み取ったりと犯罪スレスレの行為も行っている(ただし、このように『戦う事』をためらわず、またそのための手段を選ばないようになっても、候補生時代のような地道な人助けは昔と変わらず日課として欠かさず行っている)。現在は魔法の国の監査部に所属。新人ながらトップエースとしての評判を集めているが、世知辛いことに正規ではなく外部職員扱い。ただ、相当の実績を残しているため、権限は正規職員とほとんど変わらないそう。
追加された装備として、採用試験時に遺された薙刀状の魔法の武器『ルーラ』、自力で持てる重さ・大きさの物なら無限にアイテムが入るずた袋『四次元袋』を所持。特にルーラは無敗の魔法少女狩りに唯一土をつけた魔法少女の名前として畏怖と共に伝説になりつつある。
一時期、魔法少女ピティ・フレデリカに電話のみを通じて間接的に師事。様々な教えを授かるが、彼女もまた悪党魔法少女であったために、リップルと共に逮捕をし、これが初戦果となる。「魔法少女狩り」の異名もその時に付けられたもの。そして、この時に受けた教えがその後の戦闘スタイルにも使われている。以降、欠片も愛想の無い態度、白い制服姿、薙刀、ずた袋が魔法少女狩りの外見的特長として語られるようになった。
『魔法少女育成計画restart』ではゲームの管理者キークの交渉・捕縛を担当。以降、キークのマスコットだった電子妖精のファルを相棒のマスコットキャラクターとして連れている。ハイスペックな管理者端末の中でも、電子技能に特化した魔法少女キークが改造を施したため、他の追随を許さないほどのオーバースペックになっている。
『魔法少女育成計画Limited』にてリップルが消息不明となる。相当力を入れて捜し求めたがその姿は見つからず、打ちひしがれている所に彼女の端末より送られた人造魔法少女に関するメールを受け取り、魔法の国の三賢人の争いに巻き込まれる。この頃わけあって人事部門長プフレの汚職を知ることになるが、どういうわけか不問を貫いた。(『魔法少女育成計画JOKERS』『魔法少女育成計画ACES』)。
公的な記録に残っている戦果は名だたる悪党を相手にしてなお無敗。キーク、グリムハートといった、相手の領域に居る限り絶対に倒せない魔法少女ですら『逮捕に貢献』という形で勝ち星がついている。唯一敗北したと伝えられているのが候補生時代に、武器の名になっている同期より与えられた物のみというのも、魔法少女狩りの伝説に彩を添えている。ただ、名声と共にその辺りの噂も広まることにより、スノーホワイトに対し執着する変質者魔法少女が巻を重ねるごとに増えていっている。
魔法の国の三賢人の現身、プク・プックに身柄を拘束され、彼女の魔法により強力な洗脳を受け、プク・プックに忠誠を誓う。主に遺跡の守備と作戦指揮を担当し、プク・プックに忠誠を誓うだけの有象無象ばかりだったプク派の魔法少女を纏め上げ、プク・プックの進める魔法の国救済計画を進めてしまう。
心を読む魔法で進入してきた敵を排除、直接戦闘にて交戦し敵を排除。魔法少女狩りの実力で支援してしまう。遺跡に入り込んできたプリンセス・デリュージと交戦。『心を読んでもなお意味のない身体能力に物を言わせた攻撃』と『オートで発動する心を読めない攻撃』を重ねられ、苦戦。ルーラを凍らされ取り出すアイテムを無効化され、最後にプリンセス・インフェルノの固有装備である偃月刀を使い、デリュージを倒す。
だが、そこに現れたブルーベル・キャンディ……三代目ラピス・ラズリーヌにより、プク・プックへの忠誠心の感情と記憶を抜き取られ、意識を喪失。正気に戻るのだった。
目が覚めた後は行方不明になったファルの端末とリップルを探すのを目的とし、うるると共にピティ・フレデリカ討伐に向けて動き出す。
魔法少女になった時は中学生だったが、原作最新の時点では高校生。
小雪がイメージする魔法少女像が現実となった姿。アレンジの入った可愛らしい白のセーラー服に靴と一体化したニーソックスを着用している。服やカチューシャにはピンク色の花が飾られ、頭頂部には蕾のままの花が付いている。襟からはエプロンが垂れ下がっている。腕章とニーソックスにはどこかの校章が記されている。
髪は原作だとプラチナブロンドで、頭からつま先まで全身真っ白(アニメではピンク色)。
現実での姿は茶色がかった黒髪ショートヘアの少女。学校はセーラー服着用。左側を髪飾りで留めている。スカート丈は膝に掛かりそうなほど長い。ちなみに高校の制服は丈の短いブレザーである。
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『ルーラ(薙刀)』
たまが寿命5年を支払って購入し、スイムスイムが名づけ、愛用していた魔法の国で作られた出刃包丁+長い柄の薙刀のような武器。
コスチュームに追加される武装のため自分の意思で呼び出す事ができる。「絶対に壊れることがない」という特性を持ち、魔法少女が自分の手を逆に壊してしまうほどの威力で殴っても傷ひとつ付かない魔法の国の管理者端末を、一撃で両断するほどの切れ味を持つ。頑丈な魔法少女であっても、首元に叩きつければ一撃で断頭することが出来る威力を持つが、特性を生かして相手の魔法を防ぐ盾にもなる。
『炎の偃月刀』
プリンセス・インフェルノの固有アイテム。
灼熱を放ち、近づくだけで敵を燃え上がらせる。常に炎を発しており、攻撃した相手に追加ダメージを与える以外にも水を蒸発させて霧を作り出すといった用途にも使える。
インフェルノ亡き後にスノーホワイトが所持し、四次元袋に収納している。
『四次元袋(ぼろぼろのずた袋)』※アニメでは可愛らしい巾着になっている。
カラミティ・メアリが寿命10年を支払って購入。魔法をかけた数々の銃器、兵器を中に収めていた。
クラムベリーの試験の後はルーラと共にリップルが所持していたが、現在はスノーホワイトが持っている。「自分の手で持てる重さ、サイズのものなら無限に入れられる」という特性を持つ。生物も入れる事が可能で、拘束されてない限り生物は自分の意思で出る事が出来る。魔法少女の拘束も出来る魔法のロープや魔法の掛かった業務用消火器など、各種便利な備品を入れ、戦闘に役立てている。
『管理者用端末』
魔法少女が使っている携帯端末の上位版の更なる改造版。(原作だと魔法の端末。アニメだとマジカルフォン)
魔法の国の名誉住人に認定された時に与えられた物。魔法少女キークが使用していた電子妖精のファルと、キークが作り出した各種アプリが中に入っている。ファルの索敵とリンクして本人の意思に関係なくナノ秒で強制変身。電子空間のスペースに家族、友人、知人などを強制隔離しての護衛。幅広い距離での魔法少女反応の索敵。相手が人間状態であっても魔法少女か否かの判断、上空数千メートルでの風圧、寒さの防御などが機能として付いており、他の端末とは比べ物にならないスペック。さらに、これにファル自身の性能(各魔法少女に関するデータ。電子妖精らしい情報処理能力。バグがそのまま放置なので主人に反逆できる程の自由度)が加わっている。
現在はピティ・フレデリカの手により宇宙空間に放棄されてしまっている。
周囲に困っている人がいる場合、その人の心の声が聞こえてくる、人助けをするには持って来いな能力。効果範囲は辺りの状況や自分の体調によって変化するが、概ね一つの街をカバーできるほど広い。
当初は戦闘向きの能力ではなかったが、スノーホワイトの特訓と精神的成長によって能力が強化され、相手が無意識に思う「されたら困る」「知られたら困る」ことを読み取って相手の攻撃を先読みしたり、弱点を突いたりすることが可能になる。相手が情報を渡すまいと必死になるほど相手は「困る」ことになるため、防ぐことは難しい。
いわゆる読心能力だが、通常の読心能力と違って、聞こえるのはあくまで『困ってる心の声』。
作中でも触れられてる読心能力の打破方法として、相手の処理能力を超えた情報を一気に送りつけ、オーバーフローを起こす等があるが、スノーホワイトに対しては「沢山の情報を送りつけるけど、これで倒せなかったら困る」という部分だけが聞こえるので、通常の読心能力者への対処が意味を成さない。
魔法のレア度自体は平均的なものの、スノーホワイト自身の沈着冷静さ、戦闘力と合わさり、敵の弱点察知から誤解で対峙する関係の解消、出会ったばかりの味方とすぐさま熟達した連携を行うなど、非常に汎用性の高い能力となっている。
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掲示板
329 ななしのよっしん
2023/07/04(火) 22:43:56 ID: +WownjyJka
スノーホワイトは援助交際してそうなアニメキャラランキングに5年連続TOP10入りしてたからな
330 ななしのよっしん
2024/02/27(火) 14:41:12 ID: i1Gpn+wxcE
「赤」について軽いネタバレになるけど、この子中盤で寿命が削れる強化改造受けて、その上で最後はあんな状態になったけど…本編後長生き出来るの?先に無許可で同じ改造受けた人が、その後実験場で寿命問題解決のため検体兼治療暮らしな訳で。最後の「奇跡」で寿命も何とかなってると信じたいが…。後エンディングの「あの形態」のイラストが欲しかったです。
331 ななしのよっしん
2024/05/10(金) 14:29:06 ID: l8vIZSCHf+
赤でスノーホワイトは自分の肉体をホムンクルス化するぐらい自分の身体を大事にしない魔法少女だった事が明らかになったな
そんなに自分の身体を大事にしない魔法少女なら援助交際していても不思議ではない
赤によってスノーホワイト援助交際説が強化された
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最終更新:2024/10/05(土) 04:00
最終更新:2024/10/05(土) 03:00
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