必殺からくり人富嶽百景殺し旅とは、朝日放送(現・ABC)制作で、1978年8月25日~11月14日までテレビ朝日系列で放送された時代劇・必殺シリーズ第13弾である。全14話。
神や仏がいなさって悪を罰してくださると、小さい時に聞きました
それはやさしい慰めと、大きくなって知りました
やさしさ頼りに生きてはきたが、やさしさだけでは生きてはいけぬ
早く来てくれ、からくり人
ナレーター:吉田日出子
「東海道五十三次殺し旅」を遂行し江戸に戻ってから一年後、興業を行っていた出雲太夫一座だったが、またも奉行所の取り締まりを受けて江戸所払いとなってしまった。
そんな彼らに浮世絵の版元で裏稼業にも精通している西村永寿堂が接触、今度は葛飾北斎の「富嶽三十六景」の中に隠されている悪人を始末するよう依頼してきた。
その依頼を引き受けた一座は、永寿堂配下の殺し屋・唐十郎を用心棒に加えて「富嶽百景殺し旅」に出発した…。
第11弾『新必殺からくり人』の続編で、あぶり出しで殺しのターゲットが分かる仕組みも同じ。
『新からくり人』では安藤広重の「東海道五十三次」を元に日本橋から京都までの仕置旅だったが、今度は葛飾北斎の「富嶽三十六景」を元に日本橋から尾州までの旅となっている(最終回は江戸が舞台)。
山田五十鈴(お艶役)と芦屋雁之助(宇蔵役)以外の出演者が入れ替わっており、中でも第6弾『必殺仕置屋稼業』以来の出演となる沖雅也が、棺桶の錠や市松とは違った殺し屋・唐十郎役で出演しているのは注目すべきところだろう。
また、沖雅也の出演にプラスして音楽担当が前作『江戸プロフェッショナル必殺商売人』と同じく森田公一であるため、非主水シリーズでありながら主水シリーズを見ているかのような気分を感じさせる(かもしれない)。
| 話数 | サブタイトル | 放送日 |
|---|---|---|
| 1 | 江戸 日本橋 | 1978年8月25日 |
| 2 | 隠田の水車 | 1978年9月1日 |
| 3 | 駿州片倉茶園ノ不二 | 1978年9月8日 |
| 4 | 神奈川沖浪裏 | 1978年9月15日 |
| 5 | 本所立川 | 1978年9月22日 |
| 6 | 下目黒 | 1978年9月29日 |
| 7 | 駿州江尻 | 1978年10月6日 |
| 8 | 甲州犬目峠 | 1978年10月13日 |
| 9 | 深川万年橋下 | 1978年10月20日 |
| 10 | 隅田川関屋の里 | 1978年10月27日 |
| 11 | 甲州三坂の水面 | 1978年11月3日 |
| 12 | 東海道金谷 | 1978年11月10日 |
| 13 | 尾州不二見原 | 1978年11月17日 |
| 14 | 凱風快晴 | 1978年11月24日 |
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最終更新:2025/12/11(木) 21:00
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