TL-2Bとは (ヘラクレスとは) [単語記事]

TL-2B “HERAKLES” ／ヘラクレスとは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。

［大型ミサイルポッド装備型］

6発もの追尾ミサイルを同時発射するために大きなミサイルポッドを持っている。
R-9E シリーズとのリンク機能で高い迎撃性を発揮した。

機体解説

TL-2B

No.	67
名称	HERAKLES ヘラクレス
波動砲	スタンダード/電撃波動砲
フォース	ビームサーベル・フォース ●赤：ビーム・紅蓮 ●青：ビーム・群青 ●黄：ビーム・黄昏

R's MUSEUM

『R-TYPE FINAL』に登場する可変機体。

人型変形機能をもつ機体の発展型。
外見は人型と言うよりも『マクロス』に登場するVFシリーズのガウォーク形態(またはモンスター等のデストロイド)に近い。
追尾ミサイルを6発同時発射出来るのが最大の特徴で、この6WAY追尾ミサイルによる広範囲迎撃能力が本機の運用の主な部分を占めている。
波動砲はスタンダードとライトニング波動砲の切替式。

説明するまでもないが、本機の愛称はギリシャ神話の英雄ヘラクレスから取られている。

武装

ハイブリッド波動砲システム6: 機体の形態により、発射する波動砲の種類を切り替える｢ハイブリッド波動砲システム｣の派生型の一つ。
飛行形態時はスタンダード波動砲、人型形態時はライトニング波動砲を発射する。
2ループチャージ。
ビームサーベル・フォース: コントロールロッドに装備された機構がもつ2本の腕により光学剣状兵器、つまりビームサーベルを振るい、対象を切り裂くことでダメージを与える接触距離用の機能特化型フォース。
レーダーなどが上手く機能せず索敵に支障が出るデブリ帯や閉所など障害物の多いエリアで威力を発揮する。
また彼我距離が短く、接敵からの時間に余裕の無いレンジに向く。
好んで使うパイロットが少ないフォースである。
ビーム・紅蓮: 赤いサーベルを振るい、前方を攻撃する。
同時にレーザーも飛ばすので遠距離攻撃も一応可能となっている。
ビーム・群青: 青いサーベルを斜めに回転させる。
切っ先の方向(斜め上下)にレーザーを飛ばす対空攻撃にもなっている。
ビーム・黄昏: 黄色のサーベルを前方で振り回す。
レーザーを飛ばさない、純然たる近接離攻撃。
6WAY追尾ミサイル: TL-2B系を象徴する多連装ミサイルポッド。
ホーミング性能こそ4WAY追尾ミサイルより低下しているが、同時6発による攻撃能力は良好であり、雑魚掃討にも大型バイドの集中攻撃にも機能する。

人類の速射砲台

TL-2B

種別	人型長射程機
名称	HERAKLES ヘラクレス
武器	バルカン体当たり短ライトニング波動砲

R's MUSEUM

『R-TYPE TACTICS』ではミサイル攻撃機という性質から大きく変化、可変機構とフォースが失われた。
通常の武器はバルカンと体当たりのみ、動きが遅く、移動力と回避性能に劣る、という非常に微妙なスペックだが、本機の真価は2ターンチャージという地球軍最速の波動砲チャージ能力にある。
これにより波動砲を連発するのがTACTICSに於けるヘラクレスの運用法となる。バイド軍に於けるゲインズの運用に近いだろうか。
本機の“人型長射程機”という肩書きは通常装備ではなく、この波動砲による砲撃能力を指したもの。