TL-2B2とは (ヒュロスとは) [単語記事]

TL-2B2 “HYLLOS” ／ヒュロスとは、『R-TYPE』シリーズに登場する異層次元戦闘機である。

［人型変形機最終形］

人型変形可能な機構を持つ最後の機体。
高性能ながらも生産台数はわずか2機。
2人のエースパイロットにそれぞれ供給される予定だったが、
うち1機は輸送中にバイドの襲撃に遭遇し、あえなく大破した。
しかし、残りの1機はまさに一騎当千の活躍を見せ、
TLシリーズの最後を飾るに相応しい機体であることを証明した。

機体解説

TL-2B2

No.	68
名称	HYLLOS ヒュロス
波動砲	スタンダード Ⅱ/B電撃波動砲
フォース	ビームサーベル・フォース ●赤：ビーム・紅蓮 ●青：ビーム・群青 ●黄：ビーム・黄昏

R's MUSEUM

『R-TYPE FINAL』に登場する可変機体。

たった2機しか製作されなかったという、人型変形機能をもつ機体の最終型。
兄弟機の片方は輸送中に大破し、1機のみしか配備されなかったという。
しかしエースパイロットの元に届けられた本機はTLシリーズ最終機に与えられた性能を遺憾なく発揮し、多大な活躍を挙げた。
波動砲が強化された事で攻撃力は向上したが、それに加えて6WAY追尾ミサイルによる強力な弾幕を展開する事で高い打撃力を発揮する。
また波動砲チャージ時の迎撃能力低下を補えるので危険を排除しつつ強力な波動砲を放つ事が出来る。
外見は人型と言うよりは異形の巨人か怪獣かと言うべき姿である。両脇の4つの目がチャームポイント。

ちなみにヒュロスとはギリシア神話に登場する英雄ヘラクレスの息子である。

武装

ハイブリッド波動砲システム7: 機体の形態により、発射する波動砲の種類を切り替える｢ハイブリッド波動砲システム｣の最終型の一つ。
飛行形態時はスタンダード波動砲 Ⅱ、人型形態時はバウンドライトニング波動砲を発射する。
3ループチャージ。
ビームサーベル・フォース: コントロールロッドに装備された機構がもつ2本の腕により光学剣状兵器、つまりビームサーベルを振るい、対象を切り裂くことでダメージを与える接触距離用の機能特化型フォース。
レーダーなどが上手く機能せず索敵に支障が出るデブリ帯や閉所など障害物の多いエリアで威力を発揮する。
また彼我距離が短く、接敵からの時間に余裕の無いレンジに向く。
好んで使うパイロットが少ないフォースである。
ビーム・紅蓮: 赤いサーベルを振るい、前方を攻撃する。
同時にレーザーも飛ばすので遠距離攻撃も一応可能となっている。
ビーム・群青: 青いサーベルを斜めに回転させる。
切っ先の方向(斜め上下)にレーザーを飛ばす対空攻撃にもなっている。
ビーム・黄昏: 黄色のサーベルを前方で振り回す。
レーザーを飛ばさない、純然たる近接離攻撃。
6WAY追尾ミサイル: TL-2B系を象徴する多連装ミサイルポッド。
ホーミング性能こそ4WAY追尾ミサイルより低下しているが、同時6発による攻撃能力は良好であり、雑魚掃討にも大型バイドの集中攻撃にも機能する。

敵を切り裂く異形の巨人

TL-2B2

種別	大型機動兵器
名称	HYLLOS ヒュロス
武器	ビームWクロー 6Wミサイル

R's MUSEUM

『R-TYPE TACTICS』では若干趣きが異なり、可変機構とフォース装備能力、更には波動砲までもが失われている。
しかし両腕の爪状光学兵器での絶大な接近戦能力、相変わらずの多連装ミサイルによる間接攻撃力を備えており、遠近双方に秀でた重装型のユニットとなった。
巨躯と前方投影面積の大きさからか、スピード・回避性能共に低く、機動性という欠点をもつものの、一方で耐久力は高く、その高い火力で敵を駆逐しつつジワジワと戦線を押し上げる城塞の様なユニットである。
バイド軍ユニットで言えばタブロックに相当するが、武装自体はタブロック3とゲインズ3を合わせた様な強力さであり、敵対した場合は早めに対処しないと大きな被害を被る。
残念ながらプレイヤーが使用出来るのは2週目以降であり、それまではプレイヤーがこの脅威に曝される立場である。

一騎当千の光爪

『R-TYPE FINAL2』では無料アップデートによる追加機体として登場。
TL-2A2と同様、『R-TYPE TACTICS』での武器を逆輸入した新フォース「ビームダブルクロー・フォース」が使用可能になった。

武装

フォース以外は『FINAL』と同じ

ビームダブルクロー・フォース: コントロールロッドに装備された機構が持つ腕によって、二本の光学爪状兵器ビームダブルクローを振り回す武装。TL-2A2が装備するビームアックス・フォースの上位互換と言える性能を持つ。
ビームダブルクロー・紅蓮: 赤いビーム状の爪を振るい、前方を攻撃する。やはりサーベルの物より攻撃速度は遅い。; 斬撃時に発射されるレーザーが斜め上下2発ずつになった為、攻撃範囲、火力は向上している。
ビームダブルクロー・群青: 青色のビーム状の爪を斜めに回転させる。こちらは紅蓮ほどの速度低下はない。; 斜め上下方向に発射されるレーザーが2発ずつになったので攻撃範囲が向上したのはもちろん、接射時にはビームクロー本体の斬撃も加わる為、かなりの高火力を発揮する。
ビームダブルクロー・萌黄: 黄色のビーム状の爪を前方で振り回す。; レーザーを飛ばさない純然たる近接攻撃。威力は多少増したようだが攻撃速度はビーム・黄昏より遅い。