3.1万
29671 ななしのよっしん
2012/01/02(月) 21:10:41 ID: OJxXmgndE+
>>29670
小楠「(……でもボクはとめます)」
(やはり、決意は固いのだ)
―――
親方「……アンタに賭けるぜ。どう判別する?」
29672 ななしのよっしん
2012/01/02(月) 21:56:06 ID: 3nKnWKR15O
>>29671
怜奈「あはは なら 頑張って 精々 あがいて みせる あはは と いい あはは」
(最後にぐしゃりと髪をかき混ぜるように撫で)
怜奈「さ 話は 終わり そろそろ あはは 戻ると あは 良いよ」
(立ち上がる)
世界「これを使います」
(赤色の飴玉に見えるものを取り出す)
世界「…『看破』の概念宝玉です。これを体内に取り込めば、しばらくの間は相手の本当の姿を判別できます。看破できる内容を奴の能力だけにしぼり、体にかかる負担を小さくしてあります。」
エミリア「飴に見えますが、これを飲むと言う事ですか?」
世界「ですが、これでも恐らく親方さんのように精神が強固な人間でなければ概念の負荷に耐えられないと思います…」
29673 ななしのよっしん
2012/01/02(月) 22:25:13 ID: OJxXmgndE+
>>29672
(髪をぐしゃりと撫でられて)
(拒絶を感じたのかもしれない)
小楠「(はぅ……)」
(行こうとするが)
小楠「(ちょっとまってほしいの……)」
(振り返った)
小楠「(おねえさんはボクにはやさしくしてくれるのです……。
ほんとうはあくいをとどけたいなんてうそじゃないかともおもうの……)」
―――
岡島「そんな……」
親方「簡単な話だ。俺が使えばいい」
岡島「でも、親方でも大変な負荷が来るんじゃないですか……?親方を今喪うわけには……」
親方「なんて言っている場合じゃねえだろうが」
亜季「……そうですね」
29674 ななしのよっしん
2012/01/02(月) 23:12:29 ID: 3nKnWKR15O
>>29673
怜奈「… あはは 何を 言っているの あは かな? あはは 私は あは 私は 悪意の あはは 化身 だよ? 貴女の敵 だもの あは 理由も あはは 目的も 悪意以外の、何があるの?」
(首をかしげて)
(笑みを消し、小楠を見る)
―――
世界「…親方さん、私は人に概念を溶け込ませることは得意ではありません。この体では、親方さんがこれを使っている間、手助けには向かえないのです。…それでも、お使いになりますか?」
29675 ななしのよっしん
2012/01/02(月) 23:38:27 ID: OJxXmgndE+
>>29674
小楠「(……でも、おねえさんはボクにやさしいの。
きづかないところにぜんいがあるのかもしれないのです)」
(訴えるような眼で)
―――
親方「……問題無え。岡島達がいる」
岡島「ええ。親方の指示で動きます」
29676 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 00:21:16 ID: +tFvNkOQcc
>>29670
ヘイム「お、星ちゃんグーッド」
(親指を立てる)
ヘイム「一人で相手しようとするとさすがにきつかったけどねえ?」
(深淵が傷口からもれ出ている)
29677 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 00:33:37 ID: 3nKnWKR15O
>>29675
怜奈「うるさい!……… あはは ごめんごめん あは つい 大声だし ちゃった あはは さ もういいでしょ? あはは 向こうに あは 戻りな よ あはは」
(怒声を上げ、小楠を親方達の方に送ろうとする)
(同時に、何かを隠すように顔の左半分を手で覆う)
世界「…わかりました…ご武運を」
(宝玉を親方に渡す)
―――
星「貴女に手助けを頼んでおいて、見てるだけって言うのもね」
覇気「かぁー!めんどくせえ野郎どもだな!」
(胸を押さえて立ち上がる)
覇気「もういい、全力でてめえらをぶち殺してやる」
(そう言うと、片手に握っていた眼球を、口に放り込んだ)
29678 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 00:50:16 ID: +tFvNkOQcc
>>29677
ヘイム「おおっと?何か大技でも出すつもりかな?」
(深淵を固めて傷口を全て埋める)
(全身から薄く深淵を漂わせる)
ヘイム「て言うかその目ん玉はなに?」
(さっきからの疑問をぶつけてみる)
29679 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 00:55:00 ID: OJxXmgndE+
>>29677
小楠「……ぅ」
(怜奈の顔を見ながら、親方たちの方に向かう)
(なんだか心配そうだ)
親方「こっちへ来い。小楠」
小楠「……」
(小楠が親方の元へ戻ってくると)
親方「行くぞ。俺達にもう、後は無え」
(何の躊躇いも見せずに宝玉を飲み込む)
29680 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 01:13:43 ID: 3nKnWKR15O
>>29678
覇気「ああ、これか?これは、俺の友人が持ってきた『影羅』の眼球だよ。1000年前、吉岡邪気と戦ったことのある奴の眼球」
星「吉岡邪気…まさか」
覇気「そのまさか、俺は邪の根源の可能性。そして可能性を支配するもの…それに吉岡邪気って男の詳細な力の記録があれば」
(覇気を邪気が黒く覆い)
覇気「世界に、『俺が吉岡邪気だ』と誤認させることが出来るのさ。ま、所詮は1000年前のあの男にしかなれねえんだがな」
(それが晴れた先には、『吉岡邪気』が立っていた)
―――
>>29679
怜奈「…失敗 したかな あはは」
(それは掌に覆われた影から、硝子片のように、剥がれ落ちる)
怜奈「まあいい まだ あはは 時間は ある」
(親方達に向き直り)
怜奈「あはは 準備は出来たね? あは 続き しよう あはは か」
29681 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 01:26:01 ID: +tFvNkOQcc
>>29680
ヘイム「・・・えっとさ、星ちゃん。すっごいいい辛いんだけど、吉岡邪気ってどちらさま?めちゃくちゃ強いってのは・・・まあ見ればわかるんだけど」
(こそこそと、星に耳打ちする)
(深淵は既に色濃く漂い、戦闘準備を整えてはいるが)
29682 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 01:34:17 ID: 3nKnWKR15O
>>29681
星「…私の元主で、裏世界を支配した組織の創設者で、それに対抗できる戦力を持った組織の頭目だった人間。強さで言えば…そうねー…貴女が来訪したときに会った怜奈より強いわよ、多分」
(ちょっと虚ろな目をしている)
(これは予想していなかったらしい)
29683 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 01:44:43 ID: +tFvNkOQcc
>>29682
ヘイム「マジすか」
(すごい真顔で)
(口が変な風にゆがんでるぞお前)
ヘイム「え、ちょっとやばいでしょそれは。
勝てると思えないんだけど」
29684 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 02:19:10 ID: OJxXmgndE+
>>29680
親方「ああ、やろうぜ」
(と、怜奈を睨みつける)
(が)
(視界がグラグラとする)
親方「く、これが概念の負荷かよ……!!」
(とにかく怜奈の弱点を看破しようと)
(凄まじい集中力で見据える)
29685 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 21:34:01 ID: 3nKnWKR15O
>>29683
星「あいつは、可能性がどうのって言ってた。多分、あいつの能力は『可能性の邪気眼』よ。邪気眼って言うのは須らく吉岡邪気のオリジナルより格下の能力だから…本物と全く同じって事は、多分ないわ」
(自信なさそうに)
星「だから、頑張ればなんとかなるかも…って思うのだけど…」
―――
>>29684
(親方の眼には、影宮怜奈自身が見えている)
(能力は使っていないと言う事だ)
(さらに、左手で覆われた部分だけ、力の流れが乱れているのが見える)
怜奈「あはは じゃあ 行くよ」
(右手に黒い剣を握り、それを振りぬく)
(『神の左手』とは比べ物にならない力の奔流が放たれる)
29686 ななしのよっしん
2012/01/03(火) 22:13:02 ID: OJxXmgndE+
親方「(アレが力の流れか……)
しっかりと避けろ!!自分たちで身を守るしかねえぞ!!」
岡島「はい!」
(岡島と亜季がスピードを付けて避ける)
(森田も植物の蔦に乗り、避ける)
親方「(凄まじい力だ……! 早く決めてしまわなければあの力の奔流にすぐやられてしまう!)」
(親方も防壁を張りながら力の奔流をかわす)
(概念の負荷で頭が、視界がグラグラと揺れる)
(だが、耐える)
(怜奈の「鏡」の対象を見つけようと仲間たちを見据える)
29687 ななしのよっしん
2012/01/04(水) 02:50:21 ID: +tFvNkOQcc
>>29685
ヘイム「でも、『限りなく近い』ってことでしょう?」
(深淵が数多の首を持つ竜のような形になる)
ヘイム「先に謝っとくわ。もし負けたら・・・ごめんね!
『深淵連竜牙』!」
(竜の首達が覇気に向かって飛び掛る)
(タイミングを合わせ、自らも突撃する)
29688 ななしのよっしん
2012/01/04(水) 22:53:57 ID: 3nKnWKR15O
>>29686
(親方の眼にうつった仲間達は、全員が本人であった)
(鏡は、発動していない)
怜奈「よそ見して あはは いいの かな?」
(ばら撒かれていた奔流が刃となり)
(親方を四方八方から押しつぶさんと迫る)
―――
>>29687
星「出来るだけ援護するわ(…光の邪気眼は効かないだろうし、もう一つで行くしかないかしらね)」
(大きな十字架を握って)
覇気「その程度では、私には届かんぞ」
(ぱちんと指を鳴らすと、それに伴って無数の光条が龍の首を吹き飛ばす)
(さらにヘイムにも光条が襲い掛かる)
29689 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 00:10:56 ID: OJxXmgndE+
>>29688
親方「(しまった……! 誰にも能力は使っていなかったのか……!!)」
(迫る刃に思い切り憎悪をぶつけて)
(逃げる時間を稼ごうとするが)
(全く無駄だった)
(憎悪は力の奔流に貫かれて)
(親方を押しつぶす)
親方「ウ、グ、ウアアアアアアアアアアアッ」
小楠「……! うう!」
(灰嘘があっけなく潰された時のことを思い出す)
(もうあんな姿を見るのは御免だった)
(力の弱い自分が嫌で嫌で仕方ない)
(どうせ自分は何も出来ない)
小楠「お、お……!」
(なんてことはないはずだ。今は)
(愛情の生の聖痕が開放された今なら)
小楠「おやかたに痛いことしないでください!!」
(つい、声が出た瞬間)
(小楠の姿が白いような、それでいて薄いピンク色のような光りに包まれる)
(全力で親方に生の力を掛ける)
親方「……!!」
(親方の姿は刃によって深く傷つけられた。だが、もう、既に治癒を始めている)
(無理矢理に、大きな痛みに歯を食いしばって耐えながら)
(刃の塊を力づくで抜け出す。ただただ必死だった)
小楠「お姉さんとおやかたが争わなきゃダメなんてことは本当はないはずです……!
もうやめてよぉ……」
(怜奈に向かって)
29690 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 00:27:09 ID: 3nKnWKR15O
>>29689
怜奈「 あはは 本当の意味で 選択が あはは やっと そろったね」
(小楠の言葉に視線を向けるが、直ぐに親方に向き直る)
(握る黒剣は禍々しい光を放ち)
(今度は身の丈程度にまで収束した刃を放つ)
怜奈「斬る 死ぬ あはは それを直結する力 それが あはは 『剣』」
(さらに剣を消し)
怜奈「 あはは 『剣』『鏡』私は あはは 二つの あは 力を 使った あはは さあ 三つ目だ 越えて あは ごらん」
(右手に小さな勾玉を握った)
―――
シン「…こぐす、彼女に言葉は、届いているよ」
(7階に来てずっと黙っていたが、小楠の肩に手を置いて、話す)
29691 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 00:49:09 ID: OJxXmgndE+
>>29690
小楠「……えいっ!」
(岡島たちや親方に結界をはる)
岡島「小楠様……!」
(刃を避け続けながら)
親方「今度は何をするつもりだ……!!」
(もう既に力尽きている筈なのに)
(彼女は立ち上がる)
小楠「……届いているといいのです……」
(シンにそう呟く)
29692 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 01:10:19 ID: +tFvNkOQcc
>>29688
ヘイム「こなくそ!」
(飛んでくる光を深淵をくぐりながら回避する)
ヘイム「『深淵黒面砲』!」
(ヘイムのマントから深淵が飛び出し、黒く巨大で四角いお面がいくつも作られる)
(お面の口が開き、多数の黒い光線が放たれる)
29693 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 11:21:41 ID: 3nKnWKR15O
>>29691
怜奈「三つ目の 力 悪意の『勾玉』」
(右手に握った勾玉を頭上に放り投げる)
怜奈「あはは これが 私の あはは 本当の あは 力 だよ」
(放り投げた勾玉は砕け散り)
(そこからあふれ出た黒い風が)
(7階を包み込む)
(飛び交っていた刃も、全て風に溶ける)
怜奈「名を 『悪業』」
シン「…大丈夫」
(小楠を励ますように)
世界「これは…具現化した『悪意』、なのか」
(吹き荒れる風を見つめて)
―――
>>29692
覇気「ふん」
(文字通りの光速に容易く反応し)
(光線に手をかざすと、光線の進路が曲がる)
(その隙間から強烈な邪気の砲撃を放つ)
星「だっしゃぁ!」
(覇気の後ろに回り込んで、十字架を振りかぶる)
29694 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 13:50:04 ID: +tFvNkOQcc
>>29693
ヘイム「ほー・・・」
(目の前に深淵の穴を作り出し、砲撃を飲み込み)
ヘイム「れェいッ!!!」
(星の攻撃にあわせ、深淵の塊をぶっ放す)
(お面も再び砲撃する)
29695 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 17:14:01 ID: OJxXmgndE+
>>29693
小楠「……うぅ」
(具現化した『悪意』の濃度に)
(恐れ震える)
小楠「……」
(それでも、まっすぐに怜奈を見据える)
小楠「大丈夫……、です」
親方「……これが、悪意ってやつかよ」
岡島「そのようですね……」
親方「……俺としてはな、『悪意』ってやつになんだか懐かしくも思うんだ。俺の本来の姿はあっち側じゃねえかとも思う」
岡島「限りなく近いのかもしれませんね。親方の普段の行いを見るかぎり」
親方「だが、俺はもうあちら側にはいけない。こちら側でいつまでも踏みとどまってなくちゃならん。
そして、ヤツを倒さなければならん」
(風に立ち向かいながら)
森田「…………迂闊に攻撃出来なさそうなのが辛いな……」
29696 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 20:39:24 ID: 3nKnWKR15O
>>29694
覇気「手緩いな」
(星の攻撃を危なげなく腕で受ける)
星「それが狙いよ!『6星拘式・対邪結界』!」
(十字架から光の糸が放たれ、覇気の動きを封じる)
(そこに、ヘイムの攻撃が吸い込まれるように直撃する)
星「これでも、世界意思の最高傑作よ、邪気眼無しでもやれる事はあるの」
(ヘイムの横に着地して)
星「これで、倒れてくれないかしらねー…」
(煙に包まれた覇気の方を見て)
―――
>>29695
怜奈「 あは は 」
(怜奈の口から、こぼれるように笑い声が聞こえ)
怜奈「 『悪業・傷害・昏倒階層』 」
(続いたその掛け声で、7階層に渦巻いていた『悪意』の風が、精神を押しつぶす『暴行』に変わる)
(特に、渦の中心となった怜奈の周りは、漆黒に包まれ、何も見えない程に)
怜奈「あはは 親方 この悪意の暴威を あはは 越えられるかな?」
(漆黒の向こうから声が聞こえる)
エミリア「くっ…!」
(結界に守られているにもかかわらず、膝をつきそうになる)
(異能でも何でもない、充ち溢れる『悪意』に、精神と肉体が拒絶反応をおこしているのだ)
シン「…こぐす…今なら、本当の彼女に会えるよ。黄泉が、そういってる」
(ぼそりと呟く)
29697 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 21:00:56 ID: OJxXmgndE+
>>29696
岡島「ぐ、グっ……!」
(岡島たちもそのまま膝を付きそうになる)
(『悪意』に押しつぶされそうになっていた)
小楠「本当の……?」
(きょとんとするが)
小楠「会いに行くのです」
親方「越えるしかねえんだろう!?」
(親方の力が先程より大きくなっている)
親方「『憎悪』だって『悪意』の一部だ」
(怜奈の『悪意』を取り込んでいるのだ)
親方「小楠、『本当の彼女』とやらに会いに行けよ。
この状況を何とかできるのはお前だけだ」
小楠「はい!」
親方「震えるぜ……! この悪意!
だが震えてるわけにも行かねえ……!」
(小楠を『悪意』から守りながら)
29698 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 21:13:25 ID: 3nKnWKR15O
>>29697
(轟々と唸る悪意の渦は、進めば進むほどその威を増し)
(親方と小楠を捻じ伏せんと襲い掛かる)
(彼らの周りは、悪意の風で埋め尽くされ、一寸先すらも見通せない)
怜奈「さあおいで、待ってるから」
(その奥から、小楠の耳に、穏和な声が響いてくる)
29699 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 21:41:51 ID: +tFvNkOQcc
>>29696
ヘイム「・・・『深淵獣爪牙』」
(煙の中に向かって深淵の獣を大量にぶち込む)
ヘイム「まだよ・・・まだ!」
(白骨板刀を握りなおす)
29700 ななしのよっしん
2012/01/05(木) 22:07:21 ID: OJxXmgndE+
>>29698
親方「行くぜ……!」
小楠「はい!」
(親方は小楠を抱き上げると)
(小楠が指を指した方へ突進していく)
親方「我が咎の証、今こそ見せる!」
小楠「生の力でボクが皆を守れるというのなら……。
ボクがみんなをまもるの!!」
(小楠の結界の力が強くなった)
(小楠の臆病さはいつしか消えていた)
(ただただ、親方と小楠という姉妹のつながりが姉妹を動かしている)
(悪意の風の中を親方は駆け奔る)
(悪意に立ち向かいながら)
(その凄まじい風圧、概念の負荷に耐えながら)
(一体何故これほどまでに傷つくのか)
(これほど傷つかなければならない宿命だったのか)
(しかし、その傷も小楠の愛情の生の聖痕によって治癒していく)
(彼女に会いに行くために)
(親方は怜奈に近づいていった)
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。