170
91 ななしのよっしん
2015/11/30(月) 17:35:35 ID: fho38aIebc
>>89-90の続き
Y・M(男子)「正直であるが弱いということだ。こういう面は、僕と何か共通するような気がする。
だから僕にとっては、恐ろしいような気もする。しかし、こわいというより何かしたしみがもてるのだ。
正直に書くと、この女生徒の考える考え方などは、僕ににていると思う。
だから僕は、この女生徒は好きです。僕たちのもっとも弱い面をズバリ書いた様でこわくもあり、好きでもあるのです」
ヤバい、1960年代中学生の感想文面白いな
太宰治が「永遠の青春小説」と呼ばれるのが分かる気がする
92 ななしのよっしん
2015/12/15(火) 22:09:12 ID: ZsFTqdSL7n
太宰治の作品が教科書に載っているのには呆れた
文科省によっぽどの太宰マニアでもいたんだろうか
今で言えば、「悪の華」の押見修造氏をクール・ジャパンの教科書に載せましょう、みたいな
太宰が知ったら驚いてしまうだろう
「芸術は、号令することができない」
「芸術は、権力を得ると同時に死滅する」
ただ、壇一雄が「彼は意外とアカデミズムだからね、『ノーベル賞受賞するかも』なんて言ったら絶対に『ください!』って言う」と語っていたことからすると、意外と喜ぶかも…
こればっかりは太宰本人にきいてみないとわからない
93 ななしのよっしん
2015/12/27(日) 04:05:20 ID: ZsFTqdSL7n
佐藤春夫は津軽が最高傑作と言ってたっけ
自分はお伽噺草子
ルイス・キャロルの鏡の国に並ぶシュール・ファンタジーの傑作だと思う
特に浦島さんの面白さ、呼んだ後の哀愁感は格別
94 ななしのよっしん
2016/01/26(火) 23:34:58 ID: hSkGbsmx33
斜陽読んで太宰が嫌いになった。
浮気しながら、浮気相手の視点から、自分の奥さんを美化するとことが。
甘えるなとい言いたい。
95 ななしのよっしん
2016/02/06(土) 19:14:12 ID: Y/oRilYVqA
>>92
「世の中にはこういう奴も居る」という類型を教えるために載ってるんじゃないかと思ってる
同じ理由で芥川とかも
96 ななしのよっしん
2016/07/19(火) 23:09:43 ID: 7LMmfAddbG
入水餃子は酷い
やっぱりなまじ教科書なんかに載せるんじゃなかった
「文豪なんだろ?偉い人なんだろ?どう描こうと勝手だろ」ってことなんだろうが、漫画やアニメの人たちに格好のネタとして弄られてる
97 ななしのよっしん
2016/07/19(火) 23:42:04 ID: 7LMmfAddbG
奥野健夫のような太宰評論家も津島美知子のような優秀な秘書官も故人になっている
90年代のキンキのドラマ人間失格は「内容が原作の内容を甚だしく誤解させるものになっている」と津島美知子が抗議
TBSが慌てて・を付けたして「人間・失格」と改題
人間失格とは全く違う作品と言うことにしてなんとか放送できた
入水餃子も津島美知子が生きていたら間違いなくアウトだったろう
しかし関係者がみな故人になっているから何をしても構わないと言うこと卑怯じゃないか?
やはり太宰の名をなまじ教科書なんかに載せるべきではなかった
98 ななしのよっしん
2016/07/20(水) 00:06:12 ID: fho38aIebc
ストレイドッグスは元ネタとの関連性が弱いからなあ
ああいう「擬人化」の面白さってのは「この逸話を、この作品をこう擬人化表現したか!」という知的遊戯なところなんだけど、それがどうも弱い
「元ネタとの関連性が弱いなら、別に太宰を名乗らせなくてもいいんじゃね?」と思ってしまう
99 ななしのよっしん
2016/08/12(金) 21:58:01 ID: bH/wqXCrhp
あの糞漫画に文豪への敬意とかまともな品性なんか期待したらアカンよ
入水餃子とか正常な感性持ってたら絶対に思いつかない発想だし
100 ななしのよっしん
2016/08/27(土) 09:50:17 ID: 8s3SKqWEJu
とはいっても、>>99の感性を保証するものは何もないんだよね
まぁ、言いがかりにすぎないけれど
101 ななしのよっしん
2016/09/28(水) 09:43:57 ID: +n3K2nSsaT
思いつくかどうかではなくて、実際にやるかどうかだな
102 ななしのよっしん
2016/11/30(水) 18:29:11 ID: 7LMmfAddbG
ロックを教科書に載せるような真似したらロッカーが揶揄の対象になる
実際ボブ・ディランがノーベル文学賞授与されたし
将来サブカルでディランが揶揄される未来しか想像できない
103 ななしのよっしん
2016/12/02(金) 19:55:53 ID: AdP1wwh+Xq
104 ななしのよっしん
2017/05/20(土) 12:03:54 ID: T8ha1JAOKH
105 ななしのよっしん
2017/06/11(日) 15:21:37 ID: 5LoOUtbtMS
荒れた生活のせいか、二度目の結婚の時点で歯がボロボロ。
奥さんに言われて歯医者に行って30そこらで総入れ歯になる。
歯を見せて笑ってる写真あるけど、あれ入れ歯だったんだな。
106 ななしのよっしん
2017/10/01(日) 11:45:43 ID: XbZ/IaCWiO
107 ななしのよっしん
2018/04/28(土) 22:38:29 ID: 0GK0Vxdfwp
太宰治モチーフのキャラクターが溢れている事について
子孫(津島佑子さん等)はどう思っているのか、というよりも許可とかもらっているのでしょうか?
108 ななしのよっしん
2018/06/13(水) 17:45:35 ID: 7LMmfAddbG
作家の津島佑子氏は亡くなっているので長女の津島園子さんが権利関係に関わっていると思われます
太田治子氏は…たぶん関わってないと思います
109 ななしのよっしん
2018/07/13(金) 04:58:47 ID: EmSOIFFLWG
>>107 >>108
いやいやいや…
子孫でもそんな権利持ってるわけないでしょ
自分をモチーフにしたキャラがフィクション作品に登場できるかどうかの権利を本人ですらない子供や孫が握れるって、そんな社会気持ち悪すぎる
110 ななしのよっしん
2018/07/14(土) 23:27:37 ID: 7LMmfAddbG
親族に無許可でモチーフにできる社会のほうが気持ち悪いと思うが
111 ななしのよっしん
2018/07/26(木) 01:19:32 ID: EmSOIFFLWG
>>110
たとえばもう亡くなったがジャン・マリー・ロレット氏が存命中に
「私の父であるアドルフ・ヒトラーをフィクション作品に登場させることは許さん!」って言って、その「親族の権利」が認められるならヒトラーを批判する作品はこの世に出せなくなる。
逆にどれだけ偉業を成した人間でも子供や孫に嫌われてたらそれだけで「親父をたたえる作品なんかごめんだ!クソミソにけなす作品なら許可してやる!」ってパターンもあり得る。
そんな気持ち悪い権利なんて親族だろうとあるべきじゃないし、実際に現実にも認められていない。
112 ななしのよっしん
2018/08/02(木) 00:27:38 ID: 7LMmfAddbG
そんな極端な親族そうはいないと思うけど…
あなたはTBSのドラマ「人間・失格」って知ってる?
もともと「人間失格」ってタイトルだったけど、内容が著しく太宰治の人間失格を誤解させるものだと津島美知子氏が声明を出し、TBSが慌てて急遽「・」を付けたし、「太宰治の人間失格とはなんの関係もございません」と釈明してなんとか放送できた
この騒動は遺族に無許可で傷つけるような事をしたからクレームが来た
遺族のクレームによって企画が変更されるって普通にあり得ることだよ
113 ななしのよっしん
2018/08/04(土) 06:01:22 ID: EmSOIFFLWG
>>112
その話初めて聞いたが「浦島美知子最低だな…」としか思わない
もはや著作権も肖像権も関係ないし難癖だしTBSは毅然と対応するべきだったな
太宰治もシャイだったし自分の子孫がそんな恥ずかしい真似をして草葉の陰で泣いてるだろうな
114 ななしのよっしん
2018/08/05(日) 22:11:31 ID: 7LMmfAddbG
津島美知子氏は子孫じゃなくて奥さんだよ…
太宰のことどんだけ知らないんだよ
115 ななしのよっしん
2018/09/28(金) 23:14:34 ID: KOapZkd7Vm
太宰のホンワカした話が好きだな
『畜犬談』は温かいながらも太宰らしさがあって特に好き
116 ななしのよっしん
2018/09/30(日) 17:42:24 ID: X2fX6TD7mg
>>112
>>111への返答としてTBSの「人間・失格」を例に挙げるのは少し論点がずれている気がする
でも実在の人物を軽々しくモチーフにしてはいけないとは同じく思う
117 ななしのよっしん
2018/10/10(水) 23:37:01 ID: 7LMmfAddbG
TBSの人間・失格は全くの犯罪ドラマ。それで混同されるのを遺族は嫌がったんだと思う。
太宰治も犯人や日の出前といった、犯罪小説と言える作品も書いているが、少なくとも人間失格は犯罪小説とは言えないだろう。
大庭葉蔵が自分の自堕落な人生を回顧するなかで、罪と罰のありかたを神に問う、といった内容だが、最後第三者によって「神様みたいに良い子でした」と語られ、自堕落だったという彼の告白自体が嘘だった、とわかる仕掛けが施されている。まず他人ではなく自分を告発する事で逆に真実を炙り出している。
実に地味に構築された作品で、読者を選ぶ作品なのもこれが読者の為ではなく自分自身の為に書かれたところから来ている。
センセーショナルな犯罪と刑罰で注目を浴びようとした作品ではないので、そういうドラマと混同されたくなかった遺族の気持ちはよく理解できる。
118 ななしのよっしん
2019/06/10(月) 19:35:30 ID: CPgfw2LovA
自堕落な人と神様みたいに良い子ってのは両立すると思うんだけどね
神様みたいに良い子がまともに生きていけると思えないし傷をなめながら日々生きていくので精一杯やろな
119 ななしのよっしん
2019/06/27(木) 19:46:57 ID: KO0c8o2zH+
「お伽草紙」「親友交歓」「家庭の幸福」「女の決闘」は明るい文調でメッチャクチャ面白いから皆に読んでもらいたいね
このときの太宰の書き方は落語風とも言われているようで、とにかくユーモアがあって面白い
著作権が切れているからAmazonでも青空文庫でも無料で読めるんだよね
120 ななしのよっしん
2019/07/13(土) 20:00:59 ID: o1AjLpPdm1
>>114
優れた小説家の妻ってなんで決まって横暴なんだろうな。
文豪の名前を汚すような愚行はやめてほしい。
ほめた!
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