386
61 ななしのよっしん
2011/11/17(木) 19:56:03 ID: Wj2BskqvMR
>>60
どこの話か定かじゃないけど、
それが見てくれだけで実用性も生存性も考えていない戦車の配備の象徴なら、社会批評じゃね?
銀英伝なら、同盟で頻発した燃料施設の爆発事故が、そんな感じの社会批評的描写
62 ななしのよっしん
2011/11/17(木) 20:00:12 ID: zfuwer4QUz
63 ななしのよっしん
2011/11/19(土) 02:31:08 ID: xJeHhXIswm
>>61
90式戦車は実用性も生存性も考えていない戦車?
創竜伝で散々こけにしてたけど。
64 ななしのよっしん
2011/11/20(日) 01:37:21 ID: sqqhYt+xux
>>58
なんでラノベとかネトウヨとかの話になるんだよ…
そんなこと一言も言ってないだろ
大衆小説を楽しめないならそっちいけっていいたいんなら
司馬遼太郎も好きだし田中芳樹も普通に好きだよ
ただ書き方に世代間格差を感じるって話だ
65 ななしのよっしん
2011/12/02(金) 16:52:15 ID: LesVjvJO5I
最近の中東政変とかカダフィ大佐の最期とかみてると、田中芳樹の小説みたいだなあと思えてくる。英雄だった人達が権力にまみれて腐敗してゆく様とか、その最後に国民が立ち上がる様子とか、その後の混迷とか色々が。
あと薬師寺涼子のあのキャラは今のラノベで充分通用すると思いました。
66 ななしのよっしん
2011/12/08(木) 23:36:30 ID: A+jcdB/Svi
>>64
日本批判とか世代間格差とか「楽しめない」といった単語を自分で持ち出して、
好きなんだしラノベとかネトウヨとか言うなってのはさすがに一方的な気がする
まあどうしてそういう話になるのか分からないと最初に言っているようだし、
明治以降小説とは何かから全て語らないと理解してもらえないかもしれないが
世代の違いということで勘弁して欲しいところだ
67 ななしのよっしん
2011/12/14(水) 08:15:08 ID: Wj2BskqvMR
>>63
創竜伝は読んでないけど、90式戦車かw
エンジンや口径は世界水準でも川底に石が当たったら穴が開くというのは、防衛庁調達ならありそうだから困る
そりゃ社会批評以外の何ものでもないな
68 削除しました
削除しました ID: xJeHhXIswm
削除しました
69 ななしのよっしん
2011/12/14(水) 20:25:48 ID: A+jcdB/Svi
>>68
何を突然ほんわかすら無視して煽っているんだ?要点を簡潔に述べよ
70 ななしのよっしん
2011/12/15(木) 00:07:41 ID: N4yqfUdPEk
71 ななしのよっしん
2011/12/20(火) 13:17:12 ID: ABb9DLXi6I
昔、中国の古代から清滅亡までの皇帝のプロフィと評価を他の作家達と合作してたの読んだ。
日本的にはマイナーな皇帝や豪傑を出して、「この戦いは赤壁よりもすごい」「この人は総合で中国史上最高の皇帝」「こいつが認められないのは日本では三国志や項羽と劉邦ばかり流行っているから」って主張が節々にあって途中で嫌味に感じた。
また、光武帝の架空の描写(ささいな部分だけど)追加したり、劉邦が「劉氏にあらずんば人にあらず」と言ったとか平家物語の記述を勘違いして批判していたり、一応歴史の本なのに、素人でもわかる史料の不備と勘違い、捏造まがいのことを無意識にしているので、歴史作家としては信頼性低い。
敬愛しているらしい陳舜臣とはタイプが全く違う作家。
でも銀河英雄伝説とかすごく面白いから、やっぱすごい作家だよ。
歴史本も「作者の主観が強く入っている」と言う前提で読めば、中身の薄い淡々としすぎた作家より面白い。
72 ななしのよっしん
2012/02/12(日) 01:40:30 ID: wKAubK9N7g
脊髄反射でネトウヨだのブサヨだの書き込む人ってどうにかならんのかね…
73 ななしのよっしん
2012/02/16(木) 11:20:33 ID: X1evwKEvCo
マヴァール年代記は好きなんだけど
最後にリドワーンに帝位が転がり込むのだけは好きになれない。あの野郎。
74 ななしのよっしん
2012/03/06(火) 13:36:55 ID: cThZ36prRI
個人というか、キャラ萌えに力点があり過ぎて、
それを超える政治や権力の力学というものは書けてないな、とも感じる。
昔の方孝孺が「紂の死体を損壊したから武王は聖人じゃない」と批判したみたいな単純さというかね。
武王は諸侯連合の長でしかない立場上、
下の者の憤懣を満足させるために、それをやらざるを得なかったという推測もあり得るわけで、
武王個人の人格を超えた権力や政治の働きという風には考えられなかったのかな、と思うんだよな。
それと同じ様に、
なんか、個人に超人的才能があれば政治的権力的作用を縦横に操れる、と
あまりに無邪気に書き過ぎてるんじゃないかな、という気もするんだよな。
75 ななしのよっしん
2012/04/15(日) 17:10:38 ID: xDtcBzWgzk
76 ななしのよっしん
2012/04/17(火) 18:14:13 ID: g2J4Io5yAK
>>74
ラインハルトのことかな
あれは「最良の専制と最悪の民主主義のどちらが良いか」というテーマ上、意図的にそうなっているんだよ
ラインハルトが、たまに善政もするが後は暴虐ばかりの普通の専制君主だったら、
同盟ガンバレいつの日か自由の大地を取り戻せでテーマが終わりかねない
それに意図的にややラインハルトを超人化して描いた本編ですら、
ロイエンタールの反乱をはじめとして、個人の才能ではどうにもならない悲劇もあった
77 ななしのよっしん
2012/06/14(木) 04:33:11 ID: MpOQOsG41Q
>>72
それは仕方ないんじゃねえの?
実際にそういう意味では田中は痛すぎる奴だからネタにされやすい
田中が自論というか妄想を作品内で書かなかったらいい人なんだが…
78 ななしのよっしん
2012/06/25(月) 00:34:40 ID: +Upbdc1sQP
>>77
それで失敗したのが創竜伝だもんな
政治劇や主義主張をぶつけあう戦記物ならともかく、痛快アクションもので小難しい屁理屈こねられても読者はポカーンなんだぜ
79 ななしのよっしん
2012/07/31(火) 18:47:17 ID: YmVU7yuP7m
創竜伝の初期は政治的皮肉もなかなか面白かったんだが
甲冑BBAが出てきたあたりから面白くなくなった
80 ななしのよっしん
2012/12/04(火) 20:46:44 ID: EBW3uHP7Rz
81 ななしのよっしん
2012/12/07(金) 19:03:52 ID: hB7sq7Rixg
>劉邦が「劉氏にあらずんば人にあらず」と言ったとか平家物語の記述を勘違いして批判していたり、
いや、これは田中以外の著書とかでも見たことあるよ。
権力もった人間が言いそうな言葉だし、たまたま劉邦と平氏が似たようなことを言ったか、前者の言葉が日本に伝わって平家の人間がそれを流用したか平家物語での創作に流用されたかしたんじゃね?
マリー・アントワネットの言葉として良く挙げられる(実際には彼女は言ってない)パンがなければ~も中国史に似たようなこと言った人がいたりするし、同じ言葉が似たような立場の人間の言葉としてでてくるってことは歴史ではままある。実際にその人が言った言葉か創作かはともかくね。
82 ななしのよっしん
2012/12/07(金) 19:06:30 ID: hB7sq7Rixg
>>79
創竜伝は最近読んだから、皮肉の意味が分からないことが多々あったな。
まあ世代の違いのせいだろうけど。
83 ななしのよっしん
2012/12/12(水) 14:41:52 ID: rhsH3WDdeJ
>>75
一度は絶望視されたが、遅筆とはいえ続きでてるんだからまだマシだろう。
タイタニアに比べればな。
84 ななしのよっしん
2013/01/01(火) 17:33:05 ID: 83DCWQkBgo
>>74
いわゆる、セカイ系の萌芽がみられるというやつではないだろうか
あ、キャラ萌えというか歴史小説の執筆スタンスについては作者自身がはっきり言ってる気がする。
「学校の授業は年表と税制を暗記させるつまらないもので、歴史嫌いを増やすだけだ」と
>>79
パクリとまではいわないが、田中芳樹はもともと歴史上のエピソードを下敷きにして話をつくることが多いからか、読んだものの影響を受けやすい気がする。あのBBAって、ラノベ黎明期の頃の造詣だろう。
元になってるエピソードが中国史とかその辺なら「紹介者」に徹してられるんだが、ある程度元ネタがわかる時代まで元ネタが下ってしまうと微妙なものになってしまうというか。しかも流行りものを取り込むならともかく、時期を微妙に逸してるものばかりというか。
まあ、最新のものを取り入れても、執筆から出版までに時代遅れになっちゃってるだけかもしれんが。
85 ななしのよっしん
2013/01/22(火) 03:45:07 ID: OWTVkqirjI
>>74
組織論と英雄好き、と言うかキャラ重要視のラノベみたいな作風とは寧ろ全く合わないんだよな。
優れた組織や政治機構ってのは凡人(か精々フィクションではかませ犬にしかなれない「試験の点数が良いだけの秀才」)が運営してもちゃんと機能する組織
そして優れた人がなんとかするようなものは組織としてはダメすぎるが、そう言う優れた人の活躍を描くモノとしてはそういう状況に陥らないといけないというジレンマ。
結果的に登場人物が喋る組織論・政治論は「お前が言うな」な批判を免れなくなる。
>>76
その問い自体愚問だからね
>>84
それをセカイ系と言っちゃうなら、マンガやラノベのヒーローはみんなセカイ系じゃね?
86 ななしのよっしん
2013/01/22(火) 03:51:51 ID: OWTVkqirjI
「最悪の民主主義」の体現者をヤンウェンリー本人とロムスキー医師あたりならまだわかるけども、明らかにそうは描いてないよね
87 ななしのよっしん
2013/02/08(金) 03:18:30 ID: 6qdmsIZzqO
この人の批判って安いんだよね。
鋭い指摘をするんじゃなくて単に日本を貶めたいだけ。
実際批判と言われている内容なんてチンケでチンプだし。
日本以上に問題のある国を平気でスルーするのもそのため。
批判する要素があるから批判するんじゃなく、貶めたい対象だから貶めているだけ。
そんな事して嗤われる事はあっても筋が通っていると思われるわけないっしょ。
88 ななしのよっしん
2013/02/20(水) 10:30:15 ID: r9URE6nXFa
本人は嫌がりそうだけど、世界でもっとも優れた作家の一人だと思う。
89 ななしのよっしん
2013/02/21(木) 23:12:56 ID: sACm4jKPFi
というか、日本が悪で某国が善なんてネトウヨ流の素朴単純な図式自体、ガイエと根本から無縁の話に思える
そもそもガイエはいかなる国家政府の善性にも懐疑的だろう
善性なんてものがあるとしたら、それを求める人々の営みの中にしかない、という見方の方がまだ近いかと
90 ななしのよっしん
2013/02/22(金) 19:42:09 ID: ziz9mBup1C
>ガイエと根本から無縁の話に思える
建前上はそういう価値相対主義みたいなこと言っといて、堂々とダブスタかますから叩かれるんだろ。
田中の思想なら、国家と権力のために数千万の人間を殺した毛沢東なんて真っ先に否定されるべき存在なのに擁護したりするし。
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