山田太郎（ドカベン）とは (ヤマダタロウとは) [単語記事]

山田太郎とは、漫画およびアニメ『ドカベン』に登場する架空のプロ野球選手（捕手）である。

経歴

東京スーパースターズ #2
山田太郎
基本情報
出身地	生：新潟県新潟市育：神奈川県横浜市
生年月日	1976年 5月5日
身長体重	不明不明
選手情報
投球･打撃	R投L打
守備位置	捕手
プロ入り	1994年ドラフト 1位
経歴
西南中学校鷹丘中学校明訓高校西武ライオンズ（1995年-2003年）東京スーパースターズ（2004年-）
プロ野球選手テンプレート

1976年 5月5日、新潟県新潟市で生まれ、神奈川県横浜市で育つ。王貞治ファンであった父親によって野球をやることになる。小学生1年から4年になるまでは相撲をやっていたが、4年になると父親は太郎に野球をやらせようとしたが、太郎は相撲を続けたがっていた。そんな中家族4人でピクニックに行くが、4人の乗っていたバスが崖から転落するという交通事故に巻き込まれる。幸い、太郎と妹のサチ子は軽傷で済んだが、両親は重傷を負う。太郎は両親を励ますため野球を始め、キャッチャーとして出場した試合で大活躍したが、両親はその時他界した。

中学でも野球を続けていたが、試合中、ホームのクロスプレーで対戦相手の小林真司の目をスパイクさせてしまい、失明の危機に陥らせてしまう。そのショックから転校した先の中学校では柔道部に入部、岩鬼正美とはその時出会った。その後小林の目の手術が成功し、再び野球を始め、殿馬一人、里中智と出会う。

明訓高校時代は5回甲子園に出場し4度優勝に導いた。甲子園通算成績は打率.750　20本塁打 51打点　盗塁阻止率9割。

1994年のドラフトで10球団から1位指名を受け、抽選の結果西武ライオンズに入団する。

1995年シーズンは開幕戦から出場し、プロ入り初打席は工藤公康から三振を喫す。渡辺秀一からプロ入り初安打（内野安打）を打った日に、下柳剛からプロ入り初本塁打も放った。伊東勤からレギュラーを奪い、清原和博の前を打つ3番打者に定着。本塁打王と打点王のタイトルを獲得し、新人王に選ばれた。清原が巨人に移籍した1997年にはシーズン途中で4番に定着した。

2003年オフ、FA宣言し、東京スーパースターズに入団した。2007年に2000本安打を達成した。その年の日本シリーズの第7戦では里中の代わりに先発登板し、３者凡退に抑えたことも。

2008年はプロ野球新記録の6打席連続本塁打を放つ。その年の日本シリーズでバックネットに激突しながらファールフライを捕球。高橋由伸を大遠投で刺殺し日本一を決めたが、その時肩に重傷を負った。

2009年は肩の治療もあり右打席に入ったこともあった。シーズン中盤痛みは引き復調したが、チームは4位に低迷した。

アニメでは田中秀幸、実写版では橋本三智弘が演じた。
実家は畳屋である。落語に出てくるような長屋の一角に店を構え、祖父が黙々と作業している姿がよく描かれる。太郎もサチ子も、太郎がスタープレーヤーになった今でも豪邸を建てたりなどせずに祖父と同居している。
大型自動車免許をもっている。
驚異的な筋力とバランス感覚を持っている。
唯一の欠点は鈍足で、ライトゴロを記録したことがある。
緩急、特にストレートと山なりボールのコンビネーションによる攻めにはさすがに弱く、高校時代からの不知火、プロ入りしてからは星野伸之を苦手としていた。今なら多田野数人あたりがいい勝負をしそうである。
埼玉西武ライオンズに所属している炭谷銀仁朗とは共通点が多い。