サラマンダーとは、『ZOIDS』シリーズに登場する大型翼竜型ゾイドである。
尻尾を振ってバランスを取りながら歩行する事で、尻尾を地面に付けずに歩行ができる画期的なギミックを持つ。
サラマンダー SALAMANDER |
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基本情報 | |
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型式 | RPZ-001 RZ-045 |
所属 | ヘリック共和国 |
モチーフ | 翼竜型(テラノドン型) |
スペック | |
全長 | 24.1 m |
全高 | 17.1 m |
全幅 | 26.6 m |
重量 | 100.0 t |
最高速度 | MACH 2.0 |
武装(旧) | |
武装(新) | |
ゾイドテンプレート |
ヘリック共和国が開発した大型クラスの翼竜型飛行戦闘ゾイドで、その巨大な翼から「アイアンウイング」の異名を持つ。
この時代の飛行ゾイドとしては破格の巨体を誇り、それでいて以前まで共和国が使っていたRMZ-2グライドラーやRMZ-8ペガサロスを遥かに超える最高15000kmの航続距離と30000mもの上昇可能能力を有しつつ、武装の種類も数も非常に豊富なためいわゆる戦闘爆撃機としての側面も持っている。
翼が骨組みのようにスカスカだが、これは惑星Ziを覆う磁場を利用して浮力と揚力を得るマグネッサーシステムを使用しているためである。
ベース種の個体数が極端に少なく、短期間で数を揃えられない事がネックであったが、ヘリック共和国とゼネバス帝国を隔てる中央山脈を軽く超えられるほどの航空性能を持ち、武装も極めて豊富である事から大量配備さえ可能ならばこのサラマンダーの戦略爆撃だけで敵国に致命的ダメージを与えて戦争を終結に導く事が可能と言われていた。
上述の個体数の問題から直接的な敵地本土への攻撃よりも散発的な空戦や基地攻撃などに使われていたが、EPZ-6デスザウラーの登場により陸路を寸断された戦争後期では輸送用や空挺用に改造された機体が運用され、陸戦ゾイドの運搬や支援を務めており、このサラマンダーの存在によって共和国空軍は中央大陸戦争全期における実質的な制空権を握り続ける事ができた。
ガイロス帝国軍との戦いが始まった大陸間戦争においてはこのサラマンダーをさらに改良したサラマンダーF²が配備されたのだが、間もなく帝国軍があのDBOZ-17ギル・ベイダーを投入したため、遂に制空権を奪われてしまう。
その後発生した惑星Zi大異変により原種が絶滅寸前に追い込まれたため、僅かに残った機体はモスボール状態にされていたが、第二次大陸間戦争の中盤においてRZ-29ストームソーダーやRZ-39レイノス以上の飛行性能を持つゾイドの必要を迫られた共和国軍がサラマンダーの戦線復帰を決定。敵飛行戦艦への攻撃や大陸間のゾイド輸送などに使われた。
ネオゼネバス帝国との戦いでも共和国軍が中央大陸から追放されるまで使用され続けた。
ZAC2031年ロールアウト。当時はまだろくな飛行ゾイドを持っていなかった帝国空軍を圧倒し、制空権を握る。
デスザウラーの出現によって両軍の陸上戦力のバランスが崩された後も“デスバード基地攻撃作戦”で使用された空挺用輸送機や“かまどとツバメ作戦”に使われた非戦闘用実験機などの局地戦改造機が登場し、その戦線を影で支え続けた。
ガイロス帝国軍との戦いでは、本機もサラマンダーF²への改良が成され航空戦力の強化が図られたが、間もなくガイロス軍はギル・ベイダーを開発、ギル・ベイダーの圧倒的な戦闘能力の前にサラマンダーF²は手も足も出ずに敗れ去り、この結果制空権はガイロス軍に握られてしまった。
第二次中央大陸戦争では上記の問題によって戦力から外されていたが、帝国軍のニクシー基地への高高度からの爆撃に対し、ストームソーダーやレイノスでは対抗できないとして急遽戦線復帰が決定。テストもしていない緊急出動であったがサラマンダーは見事にこの期待に応えて遥か上空に浮かぶ敵の戦艦を沈め、その後も暗黒大陸で苦戦する友軍に支援戦力を送り届けるなど大きく活躍した。
戦いがネオゼネバス帝国との戦争に移行してからも生き残った共和国部隊の空を守っていたが、共和国軍が中央大陸追放の憂き目にあって以降はストームソーダーと共にほとんど失われてしまい、その結果共和国軍の空軍力は大幅な低下を余儀なくされている。
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最終更新:2024/04/19(金) 12:00
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