ノワール(ファイアーエムブレム)とは (ノワールとは) [単語記事]

ノワール(ファイアーエムブレム)とはニンテンドー３DS専用ソフト｢ファイアーエムブレム　覚醒｣の登場人物である。

概要？それとも母さんの呪い？ひいぃ…！

※ネタバレ要素を含むので観覧注意！※

外伝１５章で２ターン目にイベントで自軍入りする。ルキナ達と同じく絶望の未来からやってきた子世代組で、彼女はサーリャの娘。CVは吉田聖子で、大和撫子のサイリと一緒。誕生日は１０月７日。これは２００４年に発売されたＧＢＡソフト｢ファイアーエムブレム　聖魔の光石｣の発売日と同じ。初期職はアーチャー。

母親であるサーリャの呪術の実験台にされ続けてきたせいで、臆病でネガティブな性格になってしまった。しかし、サーリャからもらった心を強くするお守りのおかげ(せい？)で、鬼のように恐ろしい性格に豹変する。このギャップが彼女の最大の特徴。ちなみにお守りは速攻でサーリャに没収されたので、もう豹変することはなくなるかと思ったらそんなことはなかった。それ以降は、主にキレると裏モードが発動するようになる。

普段の彼女は非常に臆病で、なにかあるとすぐ｢ひっ！｣と言って脅える。思わず目の前で机をバンッ！したくなるが、多分返り討ちにあうのでやめといたほうがいいだろう。一般的な女性と比べて華奢な体つきをしており、儚げな印象を与える。見た目通り体が弱く、貧血で天幕に運ばれたりすることも。さらに気苦労が多いので、年相応より上に見られてしまうらしい。

幼いころに母親に甘えることができなかったため、女ルフレに理想の母親像を重ねて甘えたり、セレナに無意識のうちに頼ってしまったりする一面も。また、少しでも母の役に立とうとしていたため、サーリャとぴったり同じ動きをする癖がついてしまっている。

お菓子作りが得意なようで、彼女の作るケーキはウードに大絶賛されていた。彼曰く、ノワールは｢天使の如き繊細さで、悪魔の如き魅惑的な存在を創造する｣人物らしい。また、ウードのアレな言動に感動し、彼を｢詩人ウード｣と呼ぶなど、ルキナと同様ずれた感性の持ち主でもある。

キレて裏モードに入ると鬼のような形相になり、口調も普段とは完全に別人のものとなる。一人称も｢我｣。このモードに入った彼女は大変恐ろしく、サーリャと二人で高笑いする姿はものすごい妖気を発していた。キレたときの迫力は、ジェロームすらキャラが崩壊して慌てふためくほどすさまじい。そして眼鏡は目覚めちゃいけないものに目覚めた。

また普段溜めこんできたストレスを発散させるために、突然キレて大声を出してすっきりしていることがある。しかし本人は突然キレることに不満を抱えており、そんな自分が嫌でまたストレスが溜まり、またキレては自分が嫌になる…という負のスパイラルが成立してしまっている。

｢軍の中で一番、○○｣は、｢軍の中で一番、逃げ足が速い｣。ちなみに虫が苦手。サーリャの娘なのにもかかわらず、ノワールが呪術を使う事が出来ないのは、サーリャが母親として娘の身を案じ、リスクの高い呪術を使わせたくなかったため。潜在的な魔力は十分に持っているらしく、お守り一つで別人になりきれたのもその才能ゆえらしい。ちなみにサーリャからは天才的ストーキング能力も引き継いでいる。