ヴァルハルトとは (ヴァルハルトとは) [単語記事]

ヴァルハルトとは、ニンテンドー3DS専用ソフト「ファイアーエムブレム覚醒」の登場人物である。

・・・ぬ。これは・・・概要か・・・？

ヴァルム帝国の皇帝で、覇王と恐れられている。CVは楠見尚己。誕生日は9月14日。軍の中で一番、菜食主義。初期兵種は専用兵種であるオーバーロード。厳格な性格で言葉遣いが難しい。話し相手を「うぬ」と呼ぶため、ユーザーの間では「うぬ様」というあだ名が定着している。
己が覇道を突き進み、大陸の一小国に過ぎなかったヴァルム帝国を圧倒的な力で一気に利権拡大させ、恐怖政治を敷く。その勢いでイーリス大陸をも支配しようとしていた。
神を否定し、己の力こそ全てとしている。そのため自らの手を汚さずに勝とうとするオカマ軍師エクセライの策をばっさりと斬り捨てる。さらに彼がペレジアのインバースの差し金であることも見抜いていたが、知った上で黙っていたのは「体に忍び入る毒であろうと全てを受け入れ、その上で全ての上に君臨する」とのこと。
恐怖政治には反発する者も多いが、その一方でセルバンテスやフェルスをはじめとした共感者も少なくない。戦況が不利になっても兵たちが一歩も退かないあたり、クロムとは違った意味で絶大な支持を受けていたようである。復活しようとしている邪竜ギムレーさえもその手で滅ぼすつもりでいた。

キャラクターとしての初登場は17章クリア後のイベントシーン。その力で足止めするはずのバジーリオを圧倒する。
そして19章にて敵将として登場。ここで撃破しても「我が覇道はまだ尽きておらぬ」と撤退し、20章で最終決戦に臨む。最期はクロムたちの力を認め「我が覇道・・・ここに尽きたり！」と潔く散った・・・と思われたが・・・。

いつの間にか通信の配信マップである外伝19「覇道王道」にて再登場。本人曰く「心の臓は止まったが、我が炎はいまだ胸中にくすぶっている」とのこと。
自身を倒したクロムに勝つために、覇王の修練場にて無数の屍兵を相手にしながら、己の力をさらに磨き続けてきた。
クロムとの戦闘会話を発生させた上で撃破すると、マップクリア後に「うぬの王道を見届ける」と言って仲間になる。仲間入り後は以前に比べ丸くなったらしい。

見よ！我が覇道！

敵としては19章では太陽を、20章と外伝19では専用武器ヴォルフベルグを持ち出してくる(ルナティックではさらに錬成スレンドスピアも所持)。19章と20章ではどちらの場合でも攻撃範囲に入ると動き出すので、特に20章では宝箱の回収完了前にうっかり倒さないように注意。
専用兵種オーバーロードはグレートナイトと同様獣・アーマー属性があるが、専用スキル「覇王」を持っているため特効は効かない。加えてハードでは先の先・聖盾、ルナティックではさらに大盾・王の器を習得しており、とどめに外伝19では先の先が月光に変わり、なんと能力がフルカンしている。まさに覇王。
戦う際は速さと魔防が低めなので速さが高いユニットの魔法攻撃をぶつけたいところだが、ハード以降だと聖盾を持っているため思うようにダメージが与えられないことも。さらにルナティック以降の外伝19では月光も持っているため、守備が高いキャラでもぶつける際は要注意。
苦労して仲間にしても、ハードブーストがかかっているとはいえ敵の時よりダウンし、スキルも覇王以外は全て消滅する。せめて自力で習得できない聖盾と王の器だけでも欲しかった…。

味方として登場する際は既にレベルが最大まで達しているので、育成したければすぐにチェンジプルフを使おう。なお、オーバーロードのままだとレベル1から育て直しても他のスキルが一切習得できない。なれる兵種はオーバーロードの他に、アーマーナイト系とドラゴンナイト系。王の器と聖盾どうやって習得したんですか？
習得できるスキルも大盾・月光・剣殺し・槍殺し・運び手・デュアルガード＋となかなか優秀。魔戦士になって魔防＋10で欠点を補うもよし、居合一閃でより攻撃力を上げるもよし。
支援相手はマイユニットのみで、女マイユニとは結婚できる。生まれる息子のマークは覇王のスキルを強制継承する…が、ナイト系かアーマー系にならないと、スキル枠を無駄に一つ埋めるだけになるので考えどころ。

ちなみに菜食主義者であるためか、DLC マップの「マミーの楽園」では畑を荒らすマミーに対してマジギレする。一見の価値あり。