いさじとは (イサジとは) [単語記事]

概要

ニコニコ動画においては、本人が初投稿する以前から氏がカラオケ板にアップロードした過去の楽曲が、
多数（無断で）転載されており、本人不在のまま人気歌い手となったという非常に特異な経歴を持つ。

低音に定評があるが、幅広い音域を持つ。
標準音声はささきいさお似だが、麒麟・川島明似の低音、影山ヒロノブ似の高音も発声可能。
ヤマジュン（山川純一）作「くそみそテクニック」をモチーフにしたガチホモネタが大半を占めるが、
アニソンから一昔前の歌、童謡、演歌まで歌いこなす本格派。
※ただ惜しむらくは演歌を歌っても、どうしても歌謡曲っぽくなってしまう点

NHKの歌のお兄さん風の爽やかな歌い方をするものでは「くそみちお兄さん」と呼ばれる。
※ かにぱん。，朧月とのWebラジオより、地声はこの「くそみちお兄さん」に近い模様

「歌ってみた」動画のコラボ作品においてのイメージ映像で阿部高和が使用されることが多い。
それ以外だと空条承太郎だったりもする。

たまに変なタグをロックすることがある。 (本人投稿動画には必ずNO☆N☆KE タグをロックしていた)

「漢らしく」歌う時は「辛(つら)い」を「からい」と読む。

本人はとてもフリーダムな人で、歌詞を自分流に変えて歌ったり、放送禁止用語を歌ってしまったりしている。（わざと）

郷土愛溢れる宮崎県民。ごくごく普通の３０代会社員らしい。（先日無事三十路を迎えたことが動画上で発表された）

市場の「Real Action Heroes そのまんま宮崎 」の購入者の一人はいさじである。

長門有希と初音ミクを「俺の嫁」宣言し、NO☆N☆KE タグを使ってまでノンケを主張しているが。
残念ながら誰しもがガチホモであると信じて決して疑っていないのが現実である。

かにぱん。，朧月と交流があり、コラボ作を公開している。

いさじの声を効果音に使用した作品がかにぱん。によって投稿されている。

かにぱん。，朧月らと作成したラジオドラマが公開されている（いおりんラジオ）

力強い声のイメージに似合わず、意外と可愛い絵を描く。
その影響か「萌え絵は漢のたしなみ」という文化が広まりを見せている。
過去に公開された作品（2008年 6月時点）はコチラ―――

かにぱん。とのコラボでTシャツを発売した時のデザイン（ボーカロイドかにぱん。）
動画「初音ミクの曲を歌ってみた[いさじ]」のサムネイル（初音ミク）
動画「いさじ兄貴より愛を込めて」（権利者イメージ像）
雌豚の誕生日祝いにイラストを贈呈（雌豚）※雌豚のブログ参照

絵同様、実は文字も可愛かったりする辺り「可愛さを併せ持ってこそ真の漢」と言える。

なお、これまで何度か「いさじブーム」が起こっているが、
その度に「耳が孕んだ」「耳から破水した」などのコメントが殺到するため「第＊次ベビーブーム」とも呼ばれる。
その詳細を以下に記述すると―――

【第1次ベビーブーム】第３者による2ch カラオケ板からの転載
【第2次ベビーブーム】「組曲『ニコニコ動画』を漢らしく歌ってみた[いさじ]」の投稿
【第3次ベビーブーム】「バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズ」の100万 PV祭
【第4次ベビーブーム】「ニコニコ動画流星群を漢らしく歌いました[いさじ]」の投稿

と、なる。

2008/07/20に操作ミスで「ニコニコ動画流星群を漢らしく歌いました[いさじ]」を非表示設定にしてしまい、

一時的に信者を騒然とさせてしまう。これにより「ドジッ漢」属性の存在が確認される。投稿者名は「いさじ」ではなく「ISAZI」で投稿されている。

6月末大量削除事件で削除された「いさじ流星群」

6月30日午後17時30分頃、非常に残念なことに「ニコニコ動画流星群を漢らしく歌いました[いさじ]」マイリス数8万達成直後、はスタシオジブリの申し立てにより削除されてしまった。最終的な再生数等はミリオン英雄墓地を参照。

いさじ本人は何らかの理由で削除を知っていたようで（蟹風呂やsm5638987参照）、あまり取り乱したりはしていないようだ。それともいい漢は予知もできるのだろうか。ちなみに削除に対しマイリストには「多くの方に楽しんでもらえて大往生でした。心からありがとうございます。」と記載している。大往生の意味が分からない人はこちらをどうぞ。

合計ランキングで再生数12位、コメント数19位、マイリスト数9位という、非常に人気の高い動画であった。それだけに削除の衝撃も大きく、跡地には「ジブリ死ね」「ジブリ空気嫁」などのコメントが殺到。これに対しいさじ本人は「シータは俺の嫁」タグをロックするなど、組曲削除の際と同じく騒ぎの沈静化を図っていた。いい漢は何があってもいい漢である。

※「シータは俺の嫁」タグをロックしている事からも分かるように、いさじ本人は削除を真摯に受け止めています。「ジブリ死ね」などと書き込んだりせず、大人しくいさじ兄貴の新作をｗｋｔｋして待つことがオススメです。

3日で消えた「いさじ組曲」

「組曲『ニコニコ動画』を漢らしく歌ってみた[いさじ]」は、いさじ本人のニコニコ動画初投稿作。上記の通り、本人不在のまま人気が過熱して行った中での投稿だけに、まさに「降臨」と呼ぶに相応しい動画であった。
二日連続でランキングトップを独走するなど大ブレイクとなったが投稿した3日後に権利者削除となった。

※投稿から56時間でPV，コメント共に約187,000，マイリスト約22,000（当時のユーザー数からすれば驚異的）

削除された現在でも信者の間では「漢の巡礼地」と呼ばれ、依然としてコメントは続いている。
ごく稀に、いさじ本人によるタグロックや投稿者メッセージなどが更新されることがある。

また、同動画の削除後「何故消した」「権利者表出ろ」「運営氏ね」などのコメントで荒れている中、
自身のイラスト（萌え権利者像）およびコメントを公開し（動画投稿は別の人）騒ぎの沈静化を図る辺りに、
「大人らしさ」「真面目さ」が垣間見える。　※動画「いさじ兄貴より愛をこめて」参照

七夕前後夜祭

2008年7月6日から2008年7月8日にかけて、いさじ関連動画が立て続けに記録を達成。
後に、この３日間は「漢の七夕前後夜祭（別名：前から後ろからどうぞ祭）」もしくは「夏の漢謝祭」と呼ばれることとなる。
具体的な達成内容は―――

　[2008/07/06]
　　「ニコニコ動画流星群を漢らしく歌いました[いさじ]」＠777,777 コメント
　[2008/07/07]
　　「ニコニコ動画流星群を漢らしく歌いました[いさじ]」＠777,777 再生
　[2008/07/08]
　　「バラライカ PV いさじ with 阿部ダンサーズ」＠2,000,000再生

と、なる。
しかし、この祭は決して「歌い手：いさじ」だけを祭るものではなく、
動画に関わる全ての職人，視聴者，元ネタへの敬意。
そして何より阿部さんへの感謝の意を表すものであることを忘れてはならない。

奇跡の8月1日（魔王記念日）

2008年 6月6日 6時の投稿から2カ月を待たずして

[2008/07/28]
「ニコニコ動画流星群を漢らしく歌いました[いさじ]」は、ミリオン予備軍となった。

その頃から、史上初の再生数&コメント数同日ミリオン達成を期待されていた。
しかし、再生数とコメント数が抜きつ抜かれつする中
いさじへの愛のありかたに悩む者も現れ、一時はどうなるかと心配された。

[2008/08/01　21：13]
100万コメント達成（34作品目）。

[2008/08/01　23：55]
時報に掘られるかと心配される中、100万再生を達成。
歴代10位の56日と17時間32分という驚異的なペースであり
猶且つ、100万再生を達成した60作品目という、キリの良い動画となった。

総合マイリストランキングも15位になるという、なんとも縁起の良い奇跡の1日であった。

ちなみに8月1日は「801の日」である。

商業作品にての演出

テレビアニメ「キディ・ガーランド」の第二話でネタにされたことがある。
主人公らの前に阿部さんを思わせる警備システムが配置されており、
その時主人公アスクールがそのカラクリに対し「いさじじゃん」と言い放った。
完全に間違いであるが、それだけ「阿部高和＝いさじ」のイメージが浸透してしまっているといえよう。
他にも裏にはバラライカに似たBGMも流されており、2人に「俺と・・・（腕相撲）やらないか」と持ちかけるなど
色々と突っ込みたくなる内容だった。

またこの動画がニコニコに投稿されるといさじ本人もこれに対し吹き替え版を投稿。
説明文から本人はネタにされて悦んでいるようにも見えなくはない。

下記のコラボ作品に載せられているので、未見の方は見てみるといいだろう。

いさじ単語