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「ビスマルクの名を預かる鉄血戦艦がこの私よ。 鉄血式の防御と装甲設計で、どんな戦場でも最高の実力を発揮してみせる。 期待してもいいわよ？」
ビスマルク(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』の登場キャラクターである。
ドイツ海軍の戦艦「ビスマルク」をモチーフとしているKAN-SENである。
イラストはハオ、CVは福原綾香。なお福原氏は『戦艦少女R』でもビスマルクを演じているため、「複数の艦船擬人化ゲームで同一モチーフの艦を演じた初の声優」となっている。
Guten Tag、私はビスマルク。敵との戦闘経験なら結構あるわ。問題あれば私に聞いてくれ
| KAN-SEN名 | |
|---|---|
| ビスマルク KMS Bismarck |
|
| 基本情報 | |
| 所属 | 鉄血 |
| 艦種 | 戦艦 |
| レアリティ | SSR |
| CV | 福原綾香 |
| イラスト | ハオ |
| 艦歴 | |
| 国籍 | ドイツ |
| 出身地 | ハンブルク州ハンブルク |
| 造船所 | ブローム・ウント・フォス社 |
| 艦級 | ビスマルク級戦艦ネームシップ |
| 進水日 | 1939年2月14日 |
| 就役 | 1940年～1941年（ナチスドイツ軍） |
| 最期 | 1941年5月27日（沈没） |
| 備考 | |
常に指導者たる者らしくクールに振る舞うリアリストである一方、 仲間を守りたい信念は何があろうと揺るがない。
【鉄血】艦隊の指導者であるが、【ロイヤル】のフッドとロドニーとの公式戦のあとは表舞台から姿を消していた。
世界にセイレーンが出現した直後からその動向を注視しており、ある人物とのコンタクトによりセイレーンの技術を陣営に取り入れることに成功する。
物静かでクールな反応が多いため周囲から冷血だと誤解されることもあるが、その内には熱い情熱を秘めている。
合同大演習の開催に関しては【鉄血】の参加そのものについて消極的な態度をとっていたものの、【重桜】の加賀の巧みな説得と妹からの駄目押しもあり、 重い腰を上げて久々に表舞台へと姿を現した。合同大演習を通じて、彼女は何を語るのか……
ーーーーアズールレーン クロスウェーブ公式サイトより
鉄血の代表にして指導者であるKAN-SEN。ゲームのサービス開始当初からその存在は明かされており、史実のデンマーク海峡海戦をなぞる如きストーリーとなっていたオープニングストーリーでも出現していた。そのインパクトから、実装は確実視されつつ、その日を期待されながらもサービス開始から1年以上が経っても、まったく姿を表すことはなかった。
しかし、ついに2019年5月17日に公式ツイッターで近日の実装がアナウンスされた。
2019年5月23日に開始されたイベント「黒鉄の楽章、誓いの海」の目玉艦として、期間限定建造で実装された。例によってSSRピックアップ枠扱いで確率は2%。建造時間はこれまでの最長となる6時間00分。
ポストを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/1129340963850248192
上記の公式艦船紹介の通り、ストーリーの根幹となる鍵を握っている人物であるため、その実装は指揮官たちの驚きと期待により、たちまち話題となっていた。そして、実装されてイベントで展開されたストーリーは…。
以下ネタバレ情報が書かれております。秘密の深淵を覗くことを恐れない方のみ、この先をお読みください。）
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セイレーンから得た「あの力」によって、ライン演習作戦の初頭でロイヤルの巡洋戦艦フッドを撃沈したビスマルク。これによって、キングジョージ5世を始めとしたロイヤルKAN-SENたちの徹底した追撃を受けることになる。
その途上、セイレーンの軍師たるオブザーバーとの対話の中で、「鉄血」の運命は決して変えられないと告げられる。そう、ビスマルクが「アズールレーン」を脱退し、「レッドアクシズ」を立ち上げたのは「鉄血」の同胞たちがロイヤルに蹂躙される未来を変えるためだった。
「あの力」を得たのもそれを交渉材料にレッドアクシズの存在をロイヤルに認めさせるためだった。しかし、「あの力」は彼女の予想を超える威力を発揮し、その思惑を台無しにしてしまったのだ。オブザーバーは未来を変えたいと食い下がるビスマルクに対し、「あの力」の使い方によっては本当に未来を変えることができるかも知れないと含みを持たせた物言いをして去る。
そして、ビスマルクがロイヤル艦隊に追いつめられた時、彼女をサンプルとしてのデータ収集を狙うテスターたちセイレーンが現れた。「あの力」に意識を取り込まれたビスマルクはキングジョージ5世と砲撃戦を演じるが、やがて「あの力」を暴走させて周囲のセイレーンたちを消し去り、我を取り戻す。
満身創痍ながら、最後には「あの力」を捨てて鉄血のビスマルクとしての最後の勝負を挑み、妹のティルピッツとの再会を夢見ながらビスマルクは沈んでいった…。
そして、沈みゆくビスマルクに近づく者があった。彼女に恩義を感じ、「アネキ」と慕う潜水艦のU-556であった。
テスターとオブザーバーはこの戦いで得た「素体」のデータをもとに鉄血KAN-SENの「駒」たちを閉じ込めた鏡面海域をつくった。それを「鏡写されし異色」という…。（イベント「鏡写されし異色」へ続く…？）
（ネタバレ終了）
指揮官まだ気怠い顔して…さあ、頭をあげて、胸はしゃんと、目ははっきり！よし！（容姿・性格）
黒一色にドイツ国旗のカラーをアクセントに入れた軍服を纏う。鉄血KAN-SEN共通の意匠である帽子も黒一色であり、さらに羽織るマントも黒（裏地は赤）と、とにかく黒を強烈にイメージ付けるファッションである。
人種的にも鉄血の典型と言える姿であり、金髪碧眼。大きく開けられた軍服の胸元には見事な装甲が見えており、何がとは言わぬが「巨」と「美」のバランスが実に趣深い。艤装をつけた姿では分かりづらいが、くびれた腰まわりから尻、生肌を出した太ももにかけてのラインも堂々たる造形美である。鉄血の精神が形になったようだ…。
この容姿と人前での威厳を見せる姿から冷徹でただただ剛毅な人物のように思える。しかし、母港に迎えてみれば、実はとても柔らかな面を持った女性だとわかってくる。
気だるそうにしている指揮官に、シャンとするように注意してくる彼女はとても母性を感じさせるし、胸部装甲にタッチしたら、顔を赤らめて「私、感情表現が苦手なだけ。あまりからかわないで…」と反応してくる。これに直撃弾を喰らった指揮官は多いことだろう。
親密度を進めると、その冷徹な仮面が取れていく姿を見ることができる。そしてケッコンセリフは………笑えばいいと思うよ。
2019年5月30日のアップデートで、早くもLive2D付き着せ替え「鉄血の威光」が実装されている。
胸の部分が大胆としか言いようのないカットがされたドレスである。動くと何とは言わぬが「ポロリ」しそうに思えてしまうのは余計な心配か。ともあれ、この着せ替えは6月12日までの期間限定販売にゃ。ほしい指揮官はショップへいらっしゃいにゃ。
2021年12月29日のアップデートで、メイド服着せ替え「アイアンブラック・エリュシオン」が実装されている。
なんと鉄血のリーダーが、自ら注文を受け付けるカフェメイド役をやっているのである。こんな彼女のいる店なら通い詰めるぞ！という指揮官は、ダイヤをもって着せ替えショップに並ぶことにゃ。
我の射程内にのみ真理あり！（能力）
能力面はSSR戦艦だけあり、高い水準である。具体的ステータスは妹のティルピッツとほぼ一緒、若干耐久が低めで代わりに装填が高い。
スキル1:Wahrheit 自身の主砲攻撃時の一撃目は必ずクリティカルになる 自身の副砲枠に軽巡主砲適用の兵装を装備している場合、自身の副砲の索敵範囲と射程は65(MAX90)になり、与えるダメージが35%ダウンする
スキル2:不屈の力 旗艦として出撃する場合、自身の主砲攻撃時40.0%(MAX70.0%)で発動。特殊弾幕を展開する。また、味方の鉄血所属空母の与えるダメージが10%(MAX20%)アップ
スキル3:鉄血艦隊の指導者 出撃時、味方鉄血艦船の砲撃・雷撃・航空攻撃のクリティカル率が4.0%(MAX20.0%)アップし、装填が4.5%(MAX12.0%)アップ ティルピッツの与えるダメージが20%(MAX40%)アップ
スキル1：Wahrheitは、主砲攻撃の1射目を確定クリティカルにするため、手動でのダメージ特典と重なると効果が高い。ぜひとも指揮官自らの手で必中弾を放たせてあげよう。もう一つの、副砲の射程アップは自爆ボート迎撃に効果的なように見えるが、もともと鉄血戦艦の特性として副砲砲座の数が少ない上に威力補正が低いので、ダメージダウン分が結構こたえてくる。高難度海域では却って撃ち漏らすケースも出てくる可能性があるため、敢えて駆逐艦砲を装備するのも手かも。
スキル2：不屈の力は、他の戦艦でも見られる主砲同時確率発動の弾幕である。発動確率は最大で70%とかなり高め。しかし、フッドやビッグセブンのそれほど威力も弾幕密度もないので、あまり当てにしないように。一方、空母へのダメージバフはこの記事が作られた当初は、事実上グラーフ・ツェッペリンとツェッペリンちゃん限定のスキルと言える状態だった。しかし2021年7月現在は、ペーター・シュトラッサーやヴェーザー、さらには計画艦のアウグスト・フォン・パーセヴァルといった鉄血空母陣の充実により、その対象は増えている。いずれもビスマルク自身を旗艦に置かないと発動しない点に注意。
スキル3：鉄血艦隊の指導者は長門、三笠、クイーン・エリザベスでお馴染みの勢力バフスキルだ。クリティカル率と装填のアップというのが変わっているが、すべての攻撃に有効に作用するため、鉄血染め艦隊を目指すなら真っ先にレベルを上げておきたい。もう一つの効果は、ティルピッツと組んだ場合、彼女の「孤高なる北の女王」の効果がキャンセルされるのを補って余りある。こうして、なんの気兼ねもなく姉妹揃い踏みの艦隊が組めるというわけだ。
なお、U-556のミニイベント「小さな約束」で得られる装備「約束の証明」はビスマルクが装備すると弾薬切れの後に主力艦隊のダメージ減少効果を軽減する効果がある。ビスマルクを護衛艦隊を潰して回る周回艦隊に組み入れる際は装備してみてもいいだろう。
「ライン演習」か？あまりいい思い出ではないようね…（艦歴）
戦艦「ビスマルク」は、ナチスドイツ期のドイツ海軍を代表する戦艦として知られる。その名は、かつてのプロイセンの「鉄血宰相」オットー・フォン・ビスマルクから取られている。
事実上の初陣であったライン演習作戦において、イギリス海軍の巡洋戦艦フッドを撃沈。その後、本気を出してきたイギリス海軍と三昼夜に渡る追撃戦の末に、戦艦キングジョージ5世とロドニーらの集中砲火を数百発浴びて沈没。その短くも壮烈な生涯は海戦史に残る強烈な1ページとして現在も語り継がれている。
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関連項目もこなせない人間に戦場に出る資格はないわ。
- アズールレーン
- アズールレーンのKAN-SEN一覧
- ビスマルク級戦艦
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- ティルピッツ（アズールレーン）
- ライン演習作戦（デンマーク海峡海戦、ビスマルク追撃戦）に参戦した艦船
- セイレーン（アズールレーン）
- ビスマルク（戦艦）
- ティルピッツ（戦艦）
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